今日は一日中晴れていましたが、風の強い寒さ厳しい一日でした。樽前山もすっかり雪に覆われ、本格的な冬到来です。山は何が起きても微動だにしない姿が、美しいのだと思います。四季折々の自然豊かな姿もあります。師が北海道に贈った歌で、「北海道 雪の彼方に 桜かな」との歌があります。どんなに厳しい冬の時でも、必ず春は訪れる。厳しい冬を乗り越えるからこそ、美しい桜の花が咲く。北海道、頑張れとのメッセージだと思います。まだまだ厳しい経済不況が吹き荒れる中ではありますが、「雪の彼方に桜」を心に抱き、共々に乗り越え、勝ち越えていきたいと思います。
今日、数件の会社に、新年の挨拶に行ったところ、ある会社で、中小・零細企業は、不況の影響をまともに受け、下請けの仕事が回ってこない状況とのこと。こうした会社はまだまだたくさんあると思います。政府与党は、確かなる経済成長戦略を打ち出せずにいるが、こうした状況に対して国は即座に手を打つべきだと思う。また、若者の就職難も危機的状況で、６年前の「就職氷河期の再来」とも言われてている。鳩山政権が何も手を打ってこなかったことが、雇用危機をさらに深刻化させているとの新聞報道もあった。経団連の御手洗富士夫会長は、「デフレからの早期脱却と景気回復の実現には、成長戦略を実行することが大事だ」と指摘している。政府与党は、いち早く対応策を決め、経済成長戦略を実行に移すべきである。