春日井市の「築水の森」を歩いていたら、散策路の傍でカキドオシが一面に群生していた。花はムラサキサギゴケやトキワハゼとよく似ている。葉の形が違うので区別できるらしいが、カキドオシはシソ科で、ムラサキサギゴケやトキワハゼはゴマノハグサ科だそうだから、全く別の草で親戚でも何でもないという。植物だけでなく、鳥や虫でもそういうのがけっこうあるように思う。
雑草の花でも、自然界には色や形、大きさが様々な綺麗な花が種々あるが、いずれも虫を引きつけるための工夫なのだ。雑草は踏まれても抜かれても粘り強く増え続けるので、生命力が強く生活力がしぶといことの喩えにもされるが、今では昔と違って、もしかしたら生物界の頂点にいると思っている人間の方が雑草よりも弱いのかもしれない。
雑草の花でも、自然界には色や形、大きさが様々な綺麗な花が種々あるが、いずれも虫を引きつけるための工夫なのだ。雑草は踏まれても抜かれても粘り強く増え続けるので、生命力が強く生活力がしぶといことの喩えにもされるが、今では昔と違って、もしかしたら生物界の頂点にいると思っている人間の方が雑草よりも弱いのかもしれない。