江原ひであき

新社会党

1月21日(水)。 オバマ、大統領に。 九条の会・中野賀詞交歓。

2009-01-21 | Weblog
09/01/21、 曇り。

◆オバマ、第44代アメリカ大統領に。
 オバマが大統領になった。ワシントンのホワイトハウスの前が数百メ-トルにわたって200万人の人またひとで埋め尽くされた。
 私は自らの政治的関心が高まるにつれアメリカの傍若無人の傲慢な態度が我慢ならずアメリカがキライになっていた。
 しかし、そういうアメリカでも唯一認めざるを得ないことがある。それは大統領選挙に見られるように政治に対して国民の参加意識が高いことだ。
 今回のオバマ就任式への200万人もの参加者は日本では到底考えられないことだ。比較する術もないが、今の麻生政権の居座りに打つ手を見出せない日本の現状は恥ずかしい限りである。とはいえ、私はオバマを無原則に評価する気はさらさらない。
 オバマが本当に戦争より平和なのか、市場万能の強欲主義者より中流重視なのか、政策実行と結果をみたい。 “敵に負けない”とはどういうことなのか! アメリカ国内に自由と平等を追求するというなら地球規模でも暴力より対話を実行すべきだ。オバマの実践を重視しようではないか。
 無条件に浮かれきっている無責任大バカ集団が日本にもいるがマスコミ関係者も報道には人間社会の在りようを念頭においてやって欲しいネ。
 
 今の麻生政権は長く居座るほど国民の政治への関心が薄らぐばかりだ。にもかかわらず麻生は国会を解散しない。このままでは、日本の国力はどのような視点から見つめても衰退の一途をたどることは目に見えている。
 内閣打倒の国民運動を起こすしかない! 民主党など野党はこうした闘いをなぜ提起しないのか! 歯がゆい!
 

◆九条の会・中野、賀詞交歓会。

1月20日(火)。 オバマ、大統領就任。 参院予算委質疑。

2009-01-21 | Weblog
09/01/20、 曇り。 大寒にてすこぶる寒し。

◆オバマ、アメリカ大統領に就任。
 オバマがいよいよ明日未明、アメリカの大統領になる。オバマはチェンジとイエス、ウイ キャンといったワンフレ-ズの“キャッチコピ-”を繰り返し巧みな話術で大統領選を勝ち抜いた。彼の言葉は生きていたのだろう。アメリカ人の心を捉えた。オバマはアメリカ社会に残存する差別意識やいろいろな困難を乗り越えて大きな支持を得てきたのだから簡単ではない魅力を有しているのだろう。
 しかし、アメリカの現状は最悪だ! 経済は恐慌といえる大ピンチだ。金融は崩壊状況の上自動車も電機も超大手が倒産寸前である。政権の対応は実質的な国有化に等しくまさに社会主義国経済の如しだ。
 外交もイラク、アフガン、パキスタン、パレスチナ等々いかにして戦争状態を終らせ、こうした地域に平和を創り出すことができるかといった難問が山積している。

 日本に対しても経済の再建やアフガンへの対応などで同盟国としての責任を迫ってくるだろう。
 日本はこうしたオバマ政権の政策遂行を冷静に見定めながら、追随ではなく提言を行うことで影響力を行使しなければならない。

◆参院、予算委で野党質疑。