11月５日（月）。 小沢戦略崩壊！ 自民悪乗り。 総支部代表者会議。

11/5、晴れ、のち曇り。　昨日の日誌を補強しています。

小沢戦略崩壊！
　昨日夕方から　「小沢代表辞意」　のニュ－スで政界に大激震が走った。政治に関心をもつ者すべてが疑心暗鬼になっているようだ。“裏に何かある！”　誰もが思うことだ。
　守屋喚問から防衛省疑惑へ！　民主党にとって願ってもない政治情勢の展開でいよいよ厳しい攻勢を仕掛けようとした矢先の唐突な「党首会談」だ。当の民主党をはじめ国民には　「なぜなんだ」　まったくわからない？　“敵の先頭に守屋と防衛省が見える”　“それ－っ！やっつけろ－”　と突っ込もうとしたら、違う場所で大将どうしが“談合”を始めてしまった。　張りつめた空気が抜けてしまい戦闘どころではなくなってしまった。
　“談合”の仕掛け人はほんとうは小沢だ！　いや、福田だ！。そして、福田がこう約束した、いや、そんなこと言ってない、小沢がこう言ったんだ！　などが飛び交っている。

　こうしたこと事態が臨時国会の焦点をぼやかしてしまった。　小沢の罪は大きい。小沢の犯罪は党の方針や国民の期待に関係なく、ひとりよがりの判断で事を進めることだ。党も国民の意志も私物化する。　そんな政治は許されないのに。

　私は“小沢一郎”という政治家の基本戦略は　「小沢の政治理念」　に基づき、自民、民主の多数を結集し、イヤな者は去れ！　そんな政党政権を樹立する！　ことだと認識している。　
　そうした政治理念を基本にすれば、“福田自民党が四苦八苦している「いま」そのチャンス「国の形を創る」が到来した。環境は整いつつある！　と、判断したのだろう。
　ところが、ついてくるだろうと思った身内の（主力も含め）総スカンを食ったため、前後の見境もなく一か八か捨て身の　「大ばくち」　に打って出たのかもしれない。

　しかし、その「大ばくち」は民主党を極端に衰退させるだけの大失敗に終わり、民主党や政界における小沢一郎の影響力を著しく低下させてしまった。「政治家・小沢」の最後になりつつあるのではないか。


自民悪乗り。
　福田、自民党は、野党多数の参議院という状況下でこの臨時国会は何一つ法案も可決できないで完全に壁に突き当たっていた。ところが福田・小沢の「党首会談」の結果、予想外？の政治展開となる中で、民主党はガタガタになり上や下への大混乱。一転して自民党有利の情勢迎え、この際とばかり民主党に揺さぶりをかけている。
　伊吹幹事長などは『「小沢さんは憂国の情を理解してもらえず、がっかりされたんじゃないかな」なんて言って、小沢の態度を「憂国の志」と持ち上げ、あわよくば民主党が分裂することに期待を寄せている』、と言われているほどだ。

総支部代表者会議。
　６時半、総支部代開会。12.1都本部定期大会に向けた議案説明をおこなう。冒頭の委員長挨拶で“政治が激動する中、全党員が政治闘争に積極的に参加して欲しい、最近の党勢は集中力に欠ける！、と檄をとばした。