江原ひであき

新社会党

8月12日(曇り) 英航空テロ計画?に思う。

2006-08-12 | Weblog
英航空テロ計画?に思う!
 きのうからテレビも新聞も英国における航空機テロ未遂事件を大々的に取り上げ、報道している。私は、昨日も若干触れたが、納得できないだけでなく厳重に抗議したい。
 そもそも今回の旅客機爆破計画?なるものがどのようなものであったのか真意のほどがさっぱり解らない。パキスタンの政府筋から英国に対し「数日中に爆破テロ計画が実行される」との情報提供があった、とされているが、他国からの通報でテロ計画犯?の逮捕だけでなく殆どの航空機の飛行を停止したりできるのだろうか?
 しかも、英国だけにとどまらず日本も含め世界の多くの国が乗客の人権を無視して飲み水から化粧品、果ては歯磨き粉まで持ち込み禁止にしている。日本政府は各航空会社に「何を根拠」にそのようなバカげた指示ができるのか?

 報道ではパキスタンから英国への情報提供は昨年からされていたというし、今回のような摘発と命令が発せられるにはそれ相当の根拠が示されなければならない。そうしたことを証明できることが、こんにちの民主主義国としての最低条件で無ければならない。今回の英国がとった措置は、世界人民の人権を無視したとともに多大なる迷惑をかけた。英国は自国の責任においてその根拠を明らかにしなければならない。

 ブッシュもブレア-も小泉もアメリカの一極支配の下でどのような蛮行も許されると思うべきでない!
 こんにち的な世界情勢をもって、アメリカを頂点とする新自由主義社会の民主主義というなら、およそその本質において「民主主義とはほど遠く、“悪の帝国独裁”」といわなければならない。