江原ひであき

新社会党

8月1日(晴れ)。小2プ-ル事故死。同盟深化の行方。本部新事務所。

2006-08-01 | Weblog
小2プ-ル事故死。
 昨日、小学校2年の女児が流水プ-ルの吸水口にのまれて死亡した。埼玉県“ふじみ野市営プ-ル”での事故死だ!。テレビや新聞で大きく報道している。「市委託の管理業者、ポンプとめず」『「安全軽視」また犠牲、“遊泳中止もせず”』、などと大きな見出し!。また、事故当時、監視員は5人いたが市の職員はいなかった、とも。
 さらに、“市の事故マニュアル”では、「吸水口のふたが外れたら、ただちにポンプを停止する」ことになっている、とある。

 これまでにも似たような事故は、あちこちで起きているが何故くり返し起きるのか!。 識者の指摘もある、「対策、公営が最もずさん」、と。

 しかし、識者?にしても、マスコミの論調にしても“真因”を抉り出していない。
 「市」は4年前から管理を市内の「業者」に委託していたという。全国の自治体はここ数年来、あらゆる公営施設の管理・運営を次々と民間に委託している。管理・運営等を請け負った企業は第一線で働く者はアルバイトを使う。アルバイト労働は単純化されている、言われたことだけやり、余計なことなど考える必要の無い自給ナンボの世界だ。

 今、私たちが考えなければならないことは、「自治体が行う公営事業の目的は何なのか!」『「住民による住民のための自治体」としての存在を忘れているのではないか!』ということです。
 
 「何でも安ければいいというものではない」、人々のくらしや命との関わりや地域や近隣社会にどのような影響を及ぼすか、を考えなければならない。
 現在(特にこの10年)の社会状況(貧富の差)を誰が喜んでいるのか、財界やその手先、小泉などの政治家だけではないか!。住民や国民、公務員や労働者たちは職場や自治体までもすべてを支配層(政財官)に奪われてしまっている。
 住民や労働者は、まさに権力者たちの奴隷だ!。このことにみんなが早く気がつかなければならない。  あなたもそう思いませんか?