角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

政治評論家、三宅久之さん逝く。本当に残念・・・・

2012-11-16 16:50:40 | 時事問題
いよいよ、衆院が解散し総選挙が始まろうとしている矢先、政界のご意見番である三宅久之さんがお亡くなりになりました。


なんか、昨日から森みつ子さんがお亡くなりになったニュースはデカデカと取り上げられていますが、自分にとっては三宅さん死去のニュースの方が国家にとって大きな損失に思えてなりません。

失礼ながら、森さんは確かに日本を代表する女優でしょうが、91歳は大往生です。
静かにご冥福を祈る気持ちは小生とて同じですが、三宅さんはまだ82歳。

ほとんど同じ歳で新党を立ち上げた石原さんの行動を思えば、まだまだ亡くなるには若すぎます。

三宅さんといえば、朝日放送の「TVタックル」などで、頭から湯気を出して国会議員などへ怒っている姿が印象的でしたが、その現役議員もさすがに三宅さんには頭が上がりません。

権力に物怖じせず正論を吐ける数少ない人材だったと言えるでしょう。
また、あの大東亜戦争を実体験で語れる人でもありました。

そんな、三宅さんが「会報靖国」で次のような一文を寄せています。
これは関西で放送されている「たかじんのそこまで言って委員会」という番組で靖国神社をリポートした時のもの。
「ぶらり靖国散歩」平成22年2月号


 (略)私はいつも遊就館拝観でもっとも時間をとるのは六千柱に及ぶ英霊の遺影の前です。
 坂本竜馬や高杉晋作から、数々の戦役で倒れた兵士たち、従軍看護婦や特攻隊員のまだ幼な顔の残る姿まで、階級に関係なくギッシリと展示されています。
 私が一番胸を打たれるのは、愛する妻を持つこともなく戦場に赴き倒れた、わが子、わが弟に母や姉が送った花嫁人形の数々です。
 神社側の説明では奉納された花嫁人形は二百体にも及ぶそうですが、遊就館内にテレビカメラは入れないため、参拝に伺った際に数体の人形を展示していただきカメラに撮ることができました。
 年齢を重ねて涙腺が弛緩したのか、この時もさめざめと涙を流す姿をカメラに撮られてしまいましたが、私は恥ずかしいと思っておりません。



 私はいつも思うのです。戦争ほど悲惨なものはないし、避けなければならない。英霊たちは平時ならもっとも希望に満ち、光り輝く青年時に、女性を愛することもできず、戦場へ行かなければならなかった。政治の力、外交努力で戦争は未然に防がなければならない。
 しかし、人類の長い歴史の中で自ら国を守る努力をせずして、国の安全を保った国は一カ国もないことも事実だ。平和を声高に叫ぼうとも、自らが守る努力をしなくては、だれも守ってくれないのだと。
 幸い、この日も遊就館内では、何組かの若いカップルが展示物に見入る姿が目につきました。若い人も満更捨てたものではないのです。
 若者たちよ、靖国神社へ行こう。


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三宅先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。

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