角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

久々にこのネタ。平成30年8月の「日本酒を楽しむ会」。

2018-08-20 15:18:18 | お酒関係(日本酒など)

久々にこのネタ。 「日本酒を楽しむ会」

 さて、更新をさぼっていただけで、実はちゃんと毎月開催している「日本酒を楽しむ会」。場所はもちろん、鷹匠小路「鬼門」さん。8月18日でした。

  今月も、お盆の飲み疲れにめげない日本酒好きの方々が多数参加。夏酒を中心に一升づつやっつけて行きます。

 まずは最初の一発目は、福島県郡山のコレ。

「にいだしぜんしゅ 純米原酒 生もと造り」

  このシンプルなラベルの面構えは、むしろ中身への絶対的な自信がうかがえます。そして名前の通り、無農薬無肥料米を原料にした自然酒で、やや甘目ながらどっしりとした純米酒のうま味が味わえます。原酒ゆえにアルコール度数もやや高めで(16度)、後味もきりりとしまっています。かつて「甘い酒は苦手」と公言していた小生がまさに自らの不明を恥じるのはこういうお酒と出会えてからだと思います。

  次は、うちのノブさんが普段自らの食中酒として愛飲しているという抜群のコストパフォーマンスを誇る宮城県のこの一本を紹介してくれました。

「大和蔵 純米吟醸」


 (一眼レフで撮影したにも関わらず、ピンボケで申し訳ない。)

 さて、このお酒、普通酒でなく、れっきとした純米吟醸にも関わらずなんと1,700円前後で入手できるというから驚きです。そして一口、口に含むとちゃんとした果実香を含む吟醸香が口の中に広がり、米の味とスッキリとした後味を楽しめるではありませんか。なるほど、この価格でこれほどハイレベルなお酒が楽しめるとは驚き以外の何物でもありません。

  さて、本日も日本酒に合う肴がならびます。特にお造りの烏賊は、お店に魚屋さんが入荷した時、まだ生きていたから実に新鮮。ほやもおいしい。

 次は東京は東村山の本日最も夏酒らしい夏酒。
「屋守(おくのかみ) 純米中取り 直汲み生」

  純米らしい米の旨味も軽快で、直汲みゆえにピリピリしたこの発泡感がたまりません。

 きりりと冷えていて、爽快なフルーティーな味わいとともに実に爽やかな夏らしい1本でした。

 

さて、続いては夏酒の王道ともいえる、宮城県大崎市のこの1本。
「愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸」

 

 なんかね、ラベルはちょっとチャラいのですが、どうしてどうして。名門愛宕の松に限ってチャラい仕事をするはずはありません。まさに夏酒の王道と言っても過言ではありません。

 この酒でよく言われるのが、メロンかバナナのような果実香。旨味はもちろんのこと、何と言っても爽快な酸味が後味をきりっと引き締めています。まさに夏の食中酒としては最高の1本と言えるでしょう。そういえば、「早川光の最高に旨い寿司」という番組で、江戸前の鮨職人が鮨に合う1本にこの酒を選んでいたことを思い出します。浅草だったかな・・。

 

そして最後は日本酒の王様、純米大吟醸。秋田県大仙市のこの1本。

「出羽鶴 MARLIN 純米大吟醸 カジキラベル」

 

 まず注目したいのが、この夏酒は純米大吟醸にも関わらず3,500円を切る価格で入手できるコストパフォーマンスです。しかし、さすがにそこは純米大吟醸。骨太なしっかりした味わいで、香りと酸味のバランスも絶妙です。冷やすことによって更に香味が際立つとされる本酒は17度というアルコール度数もあることから氷を入れて飲む人もあるらしいのですが、我々はきりっと冷やして、そのままガンガン飲みました。ここいらへんから小生も壊れかけてきたように思うのですが・・・

 

さて、小生は17時半から飲み続けていたのですが、終わったの何時だろう?

最初はカウンターで飲んでいたのですが、だんだんテーブル席にもちょっかいだして前後不覚に。





ノブさんも小野寺ちゃんもいい具合に酔ってるなぁ。

オマケ

本日はその外にも四合瓶を二つ頂きました。

「福小町 角右衛門 五百万石 純米吟醸生原酒」(秋田県湯沢市)

「雁木 another 純米無濾過生原酒」(山口県岩国市)

 

 もうね、この二種類間違いなく旨くて間違いないんだけど(実際感動したのは記憶してる)、ここに行きつくまでに5合は飲んでるでしょ。不正確なレビューは書けないわけ。


次回予告!!

いよいよ、秋に突入し「ひやおろし」を中心としたラインナップになる予定!
また、10月1日「利き酒予選会」の練習もします。
最後に、中田顧問の復活を強く望むものです!!

平成30年9月「日本酒を楽しむ会」

 次回:9月15日(土)18時~
会場:「鬼門」八戸市鷹匠小路17
電話0178-44-7356

 

 


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