角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

抱腹絶倒のコメディ大作「テルマエ・ロマエ」

2012-06-16 09:19:23 | 映画
いわゆる、ローマものと言えば、 「ベン・ハ-」などの傑作を始め、最近では「グラディエーター」とか良い映画ありましたよねぇ。
小生的には「スパルタカス」が一番好きです。スタンリー・キューブリック監督の。

で、邦画が挑んだこの異色のローマもの。

いやー、笑いました。抱腹絶倒のコメディ大作「テルマエ・ロマエ」。面白かったです。

↓↓↓公式ホームページ
http://www.thermae-romae.jp/index.html


物語は、古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウス(阿部寛)がひょんなことから現在日本の銭湯へタイムスリップ。その後も、一般家庭の風呂や温泉にもタイムスリップ。設計のスランプに陥っていた彼が日本のアイディアをぱくり、たちまち大出世するのですが・・・・・

と、まぁ、ありえないお話なんですが、原作は同名の人気コミックだそうで、こちらもベストセラーとか(残念ながら小生読んでいません)。

さて、映画はただ今、かなり大ヒットしているらしいですが、良くわかります。
正直、こんなに面白いとは予想しておりませんでした。

ルシウス(阿部寛)

生真面目な、ルシウスが現代日本人であればどうということのない銭湯でおなじみのモノにいちいち関心し、しかもそれをビミョーに間違えてパクるあたりは大爆笑です。

まずね、この古代ローマの町並みの造形美術のすごさには度肝を抜かされます。
CGとセット撮影を上手く組合せ、素晴らしいのひとことです。日本映画もここまで来たかと思わずにはいられません。
この荘厳な古代ローマとの対比で、日本の素朴な銭湯や温泉が生きるんですねぇ。
古代ローマセット

そして、古代ローマ人たちの会話が全て「日本語」というのも意外な成功のポイントではないでしょうか。
我々は、いや少なくとも小生は幼いころから、テレビで吹き替えの洋画を観てきたせいか、外国人が日本語でセリフを言う(吹き替え)ことにあまり違和感を感じません。

濃い顔の日本俳優陣

三つ目に、古代ローマ人に扮した阿部寛さんはじめ、日本を代表する「濃い顔」の役者さんたちも見事なら、「平たい顔族(日本人)」の役者さん達もこれがまたいいっ! とくに最初の銭湯に浸かっている、小さい味のあるお父さんはどっから見っけてきたんでしょうか?
平たい顔族代表、イカ八郎

うーん、しかし、竹内力さんは「平たい顔族(日本人)」の中に入っていましたが、どう見ても屈指の濃い顔ですよね。



ともかく、皆様お見逃しなく。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつもお世話になっております。 (masaru)
2012-06-21 21:11:45
やっと御ブログまで辿り着きました。

ブログ名が「ズバリ」で助かりました。

さて、件の「テルマエロマエ」ですが、主演の阿部さんが、テレビ取材で、制作過程でのエピソードについて聞かれたときのコメント。

曰く「ローマ人の役だから、特殊メイクとか、かぶりものとかあると思っていたのですが、監督からそのままでいいと言われ、複雑な思いでした。」(たしかこんな感じ)と。

笑っちゃいました。

時間があったら、見に行きたいなあ。

今後とも楽しみに記事を拝見させていただきマース。

お疲れ様でしたー(^.^)
返信する

コメントを投稿