角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

久々の更新です。トランプ大統領と小池知事。

2017-02-09 11:09:28 | 時事問題

久々の更新です。

昨年暮れに父を亡くしまして、結構多忙な日々を送っていました。

ちょっと前に四十九日法要が終わり、一応喪は明けたのですが、年金、通帳などの引継ぎやら、まだまだ終わっていない作業が多々ありまして、結構苦慮しています。(まだ、三十五日法事の集計と支払いも終わっていない!!)

そうこうしているうちに申告の季節が来てしまいましたしね。

 さて、小生が私事に没頭している間、外界のワールドは本当に目まぐるしく動いています。
もちろん、その台風の目は米国の新大統領のトランプさん。

 あれほど安定していたEUも今やガタガタしてきているし、隣の韓国さんは言うにおよばず・・・、その中にあって我が国はまだ安定政権でいられることは(好き嫌いはともかく)、幸いと言えるでしょう。

  まぁ、韓国さんの場合はひとり相撲の自滅っぽい感じなので、しばらく放置プレイでよさそうですが(北朝鮮の不気味な沈黙は気になりますが)、EUと米国の問題は深刻です。

ズバリ、中東の難民の扱いの賛否ですよね。英国のEU脱退の本質も中東からの難民流入阻止。というのもヨーロッパ内における中東難民犯罪は(仏などでのテロ以外でも)我が国ではあまり報道されていませんが、かなりの深刻なレベルとのこと。ドイツのメルケル首相をして「時計の針を戻したい」と言わしめるほどですから。

 なので、自分は一概にトランプさんの入国拒否問題をセンセーショナルに報道するのも、いかがかと思うんです。これ重要なのですが、中東からの入国制限はオバマさん時からやっているわけですし、何もトランプさんの目新しい大改革でもないわけ。ところが報道はそれには触れず、トランプの暴挙(彼が初めてやった)みたいな報道になっているでしょ。

「米国をヨーロッパのようにするわけにはいかない」ってそんなに変な政策なんでしょうか?

 しかも、メディアの露骨な印象操作演出はどうでしょう!!

 テレビ見ていると、トランプ大統領の吹替えの声優はだみ声の品の無い話し方をしているのに対して、オバマ前大統領の吹替え声優は低音ボイスの理知的な話し方をしていて、繰り返しますが、明らかなイメージ操作です(特に某TBSが酷い)。



 さて、そんな中、我が国政府もシリア難民300名(家族含む)ほど受入れ発表しましたが、皆さんどう思われますか?

 受け入れ数が少ない?・・・もっと無制限に難民受け入れた方が良いですか?

 北朝鮮の現政権が倒れれば、それこそ何十万人の単位で半島から難民が押し寄せてくると言われていますが、我々はどう対処したらいいのでしょうか?

 国と国柄を守るというのは、綺麗ごとじゃあないわけです。

 報道番組での日本のコメンテーターの中にはトランプさんを頭の悪い品の無い人間と決めつけ、彼を批判することが、高尚かつ理性的な行為と信じて疑わない方々が見受けられますが、自分には彼らに強く偽善性を感じるわけです。

 で、不思議なのが、そんなトランプ大統領には批判的でも、何故か小池東京都知事には好意的なコメント寄せたりして、「おかしくね?」って思うわけ。

政治手法は同じですよね、「都民ファースト」「米国ファースト」も。

 地道な実務はそっちのけで、ど派手な改革という名の大風呂しきを広げ、敵を作り、彼らを攻撃し、大衆はそれに拍手喝采し、溜飲を下げる。

 結局、この新都知事がやっていることと言えば、つまるところ次の三つしかない。

 1.「都民ファースト」という名の、都民さえよければいいとしか聞こえない、他県の迷惑を顧みないオリンピック会場選定の醜態の数々。
 2.自らの安易なパフォーマンスから端を発した、落としどころを見つけられなくなっちまって、迷走する築地市場の豊洲移転問題。

3.「都民ファーストの会」なる地域政党を起こし、次期都議選での自分の権力基盤の強化。

 どれも、作為的にアンシャンレジーム(守旧派)っぽい敵を作り上げ(1.は森会長、2.は前々都知事と官僚、3.都議会のドンこと内田都議)、彼らを口撃し、舞台役者のように拍手喝采を浴びる、パフォーマンス見え見えの醜悪さです(少なくとも小生にはそう見える)。

 はなから、ボート会場を宮城県なんぞに持っていく気もないくせに、視察なんかしたふりして、宮城県民をその気にさせて、梯子を外して結局「都民ファースト」でしょ。近隣県に対しても同じ。

 最終的には、豊洲に移転するに決まってるんだから、さっさとやればいいのに、白々しい犯人探しなんかする、まさにパフォーマンスのためのパフォーマンス。

 自治体の首長なんだから、もっと地道に都民のための実務をコツコツとやればいいのに、結局は、自分の権力強化が第一としか思えない「都民ファースの会」活動。

 数年後、都民の皆さんは高い授業料を払ったことに気づくことになるのでは無いでしょうか。それこそ「大山鳴動して鼠一匹」ってことに・・・・

 何せ、この手法は、敵が居なくなっちゃって、権力基盤がピークに達したころ、失望と共にガタガタと転げ落ちていくと歴史は教えていますから(あの小泉自民党の末路、民主党政権の末路を見よ!!)。

 まぁ、当たり前ですが何事にも光と影があります。メディアは、トランプ大統領をこき下ろし、小池都知事を持ち上げますが、自分は両者の今後はメディア予想と逆に行くと予想しますね。