先週から、大騒ぎしていた安倍政権における二人の女性閣僚が、今週初めに辞職しました。
まぁ、はっきりいって「さもありなん」って小生は思います。
小生は欧米なんか例に出したくないですが、しかし議会制民主主義の先輩である英国なんかはは一内閣一閣僚でじっくり、目標の政策を実行させるでしょ。 普通に考えたら、むしろ逆にそうでなければ長期的ビジョンの成果なんか出ないでしょう。
ならそもそも、なんで「内閣改造」なんかしたのか?・・・って言えば、様々な報道によると、自民党内におけるいわゆる“大臣待機組”と言われる、代議士先生方が40人近くいて(一説には60人)、ガス抜きしてしてやらないと、自民党内から“安倍下ろし”が起こりかねなかったからと言われています。
「オラも一回くらいは、大臣さしてけろ~っ!!」 ・・・・てなわけですな。
まさに自らの我欲というか名誉欲です。
従って、今回の内閣改造は、国民の生活向上に必要不可欠な改造ではなく、自民党内における自らのポストほしさという、いかにも俗物根性丸出しの先生方の要求に、政権執行部が屈したとも言えましょう。
さて、で首相始め執行部が考えたのが、屈したように見せかけて、つまりそれを逆手にとって、改造に踏み切り、かつ「女性閣僚」を大量に増やし、「女性の活躍する場」の向上を演出するという、言わば〝政権浮揚〟を狙ったわけですな。
考えてもみてください。
小渕径産大臣の前の、茂木経産大臣の仕事っぷりに、何か不都合でもあったのでしょうか?
もしくは、法務大臣だってそうです。
彼女ら二人が前大臣より、資質として特別優れてるって説明なんか、全く無かったでしょ。
彼女ら二人に変えて、所轄官庁の仕事が2割くらいますって言うのなら、話もわかりますが、メディアで言うところの、たった一つの理由はコレです。
〝女性だから〟
これって、凄ーく、変に感じたのは小生だけでしょうか?
マスコミで何度も連呼してたでしょ。
「女性活躍の場を広げる象徴」だと・・・・仕事の能力じゃなく象徴なんですよ。
でも、これってただの「ひな壇の飾り」と同じで、こんなことで、政権浮揚狙う政権側もいやらしいし、ましてやこんなことで支持率上昇させる〝国民〟の方も、どうなんでしょう。ってか馬鹿でしょ。こんな子供だましにのせられて。
まさに、ポピュリズム、衆愚政治そのものです。
国民のために成果出すなら、地味でも、悪代官のような顔してても良いんです。
大臣就任させる時は、「この人はこれこれのエキスパートで、この人に大臣させたら、これが18%向上するのは間違いありません」くらいのデータ出して、総理大臣が説明すべきなんです。
女性大臣に囲まれて、にんまりしてる総理の顔を見た時から、小生はなんだかなぁ~と、思っていたのですが。
実はこの問題は「奥」が深いので、また取り上げてみたいと思います。
すなわち・・・以下の三つは、密接にリンクしてると思います。
1.女性の職場拡大と、人口減少の矛盾
2.外国人労働者の受け入れ問題
3.第3の矢と言われているものの本質
小生は、これらの深い問題がこの政権の危険な分かれ目だと思うんです。
いや、政権じゃなくて日本の分かれ目ですね。