まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

助成金と指定暴力団 ライブドアのニュースより

2005年08月22日 | 社会的全般
政党の助成金。
5人以上の国会議員(衆議院解散時は前議員で可)が過去の選挙で2%以上の
得票を得て、「政党」として認められ、この助成金を手にする。
助成総額は、毎年1月1日の人口に250円を乗じた金額。
つまり、国民は老若男女問わずひとりあたり250円を政党のために
支出していることになるわけだ。
自民党には党予算の6割を超える154億円。
民主党は予算の8割をこの政党交付金で賄っており、
121億円ものお金がつぎ込まれているらしい。
なお、共産党は、交付を拒否している。
その結果、本来は請求すれば、入る予定の30億円もの助成金は、
他の5政党で山分けとなり、自民党は共産党が請求しないおかげで、
15億円程度が毎年棚ぼたで入ってきていることになる。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1340586/detail

新党「日本」がんばれ、あと一人。そして、目指せ?2%。
ということになる。

その関連で、暴力団対策法。暴対法といわれている、法律なんだが、
これ、結構、笑える。
警視庁のホームページを開くと、掲載されているが、
日本の暴力団は、「指定暴力団」と呼ばれているように、登録制だ。
しかも、更新期間さえある。
登録をされていないと、暴力団とすら、認めてもらえないのだ。
すごいぞ、日本。
今は、24団体。なんと、組のマーク。代紋まで登録されているから、すごいな。
その指定の内容は、こちら

1.暴力団がその暴力団の威力を利用して生計の維持、財産の形成または
  事業の遂行のための資金かせぎを行いやすくしている団体であること。
2.その暴力団の幹部または所属全暴力団員のうちに、麻薬犯罪や傷害罪など、
  暴力団特有の犯罪の前科を有するものが一定の割合以上居ること。
3.その暴力団を代表する者またはその運営を支配する地位にある者の統制の下に
  階層的に構成されている団体であること。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1328284/detail

やくざって、非合法じゃないのね。いやいや、組織は合法的な、登録制なんだが、
非道なる行いを理解した上で、管理しようとする、日本は、本当に、至れり尽くせり。
暴力によって、財産の形成を、、、なんてくだり、言葉では、暴力を直接しては
捕縛されてしますが、その威力を背景に、なんて文言、泣かせます。
過去になしたヒストリーの、怖さを背景にして、今のやくざは成立しているんです。
どうなんでしょうか。
今、歌舞伎町は、本当に、やくざが力を失っているので、海外からの団体が、
結構無法なことをやっており、昔を懐かしむ人達が多いです。
アウトローの世界を管理すると、他の連中が空いたスペースを埋め、
なおかつ、もっと治外法権的に殺伐とする、これが現実です。
結局、石原都知事、風俗店を一斉取締りをかけることになるわけです。
なんか、政治も闇の政治も、匂いが近い、というお題を、
ライブドアのニュースから、ひっぱってきました。

面白いな、選挙

2005年08月22日 | 政治
今、たまたま、テレビを見ていたら、
社民党の福島さん。
「今まで、鼻にも引っ掛けなかった、女性。刺客として、女を使うな!」
って言ってました。
いつから、社民党は、女性党になったんでしょうか?
ああ、議員がいないわ。
ていうか、その、女性に拘泥していたのが、福島さん、貴方です。
田嶋女史なんか、ひきいれちゃって、結果、北朝鮮拉致問題も含めて、
もう、存在するだけで、恥ずかしい、党になっています。

あの、ホームページ事件。拉致は無かった、とした、土井さんの記事。
あの時、解党しておけば、恥をさらすことなかったのに。

共産党。もう、言っていることが、完全に老人党です。
福祉党です。それしか、立場がありません。
まったく、政権とるつもりも、何も、ないんだろうな。
日教組も、弱くなっているし。
もうけすぎている、財界、企業に金を吐き出させよう、
というスローガンが、あまりにも、直接過ぎて、痛い。
公共サービスをずたずたにする、郵政民営化って、言いますが、
25000件のうち、特定郵便局が20000件。
この人達が、サービスを維持しているのですか?
配達しているのですか?多分、保険、郵貯の窓口じゃない?

ジャスコ岡田に言わせれば、預け入れ限度額を、700万円から500万円に。
100兆円規模のお金が市中に流れるって話。
赤字の郵便業務。郵貯の儲けを吐き出して、システム維持できるのかしら?
えっつ?税金で、賄うんですか?
自民党と同じこと言ってません?
税金の投入が確実に増えるのが判明したら、切り捨てるって、言っちゃって
いいのかしら?すごいなぁ。この人。それが、有権者の判断ならば、
切り捨てる?って、郵政民営化、支持率50%近くいっているんですが、
これは、都合よく、無視ですか?
岡田さん、民衆のこと、本当は、ばかだと、思っているんじゃないのかしら。

どこかで踏み違えた、韓国

2005年08月21日 | 本・映画
多分、様々に語られているこのテーマに、参入することは、
はなはだ、浅い知識を自認する当人としては、かなりやばめである。
が、つい、購入してしまったので、まだ、半分程度の読みにもかかわらず、
簡単に、書いてみたい。

購入した本は、「愛国心」田原総一郎と西部邁と姜尚中 講談社プラスアルファ
文庫。
非常に丁寧に物を語る両名に、触媒役の田原さん。いつものメンバーです。
内容は、とどのつまり、今ある、「公」と「私」に絡めた論議。
これもまた、非常に、多く、このメンバーで語られている。
もっとも、嫌韓流にみられるように、小林よしのりが、発火点になっている。

さて、姜尚中さん。かん、で文字がでません。
手書きパッドで、変換しておりますが、この方、いくつか、読ませていただいて
おります。とにかく、頭は、非常に優れている、そして、かなり、ご存知。
意見を述べる筋合いのものでは、ありませんが、
違和感をいつも感じておりました。
合っているかどうかは、本当に、自信は無いのですが。

戦後、確かに、日本は、アメリカの駐留を期に、あの戦争を総括することを
しませんでした。ごもっともです。
その隙が、今日、アジアといいながら、韓国、中国、朝鮮につけいるすきを、
あたえています。
さて、その違和感とは、彼も含めて、どうも、あの当時、
彼らこそが、あの時代を、総括していないんじゃないかと、ということです。

南、北に別れていますが、朝鮮は、どうあれ、あの戦争時、日本でした。
無理やり、やら、なんやら、言っておりますが、ろくな産業もなく、
2階建ての建物すらなく、下水道、電力、ものの見事に、ありませんでした。
もちろん、ハングルもあるわけがなく、完全に、清の属国でした。
こういうこというと、必ず、怒るんだよね、彼ら。

そして、遅れて参入した、「帝国主義」日本。
はい、確かに、まねです。西欧の文明を取り入れた、にわかものです。
ただし、本来言われている、植民地。
姜尚中さんも、簡単に、植民地、って、何度も言います。
あれほど、細かい、単語の使い方をされるかたが、こと、朝鮮問題になると、
突然、乱暴な言葉使いになります。

創始改名にしても、実際、警官を含めた、公務員が、多い職種で、
70%も朝鮮の方々が占め、警察の署長までおりましたが、多くの方が、
朝鮮名でした。識字率が、本当に低く、国語の教科書と、建てまくった、
小学校、中学校で、ハングルを教えたのも、日本の資本でした。

そこで、なぜ、日本語を使い、日本語名を名乗ったか。
もう、多くの論がでていますが、当時、日本、日本人でいることが
都合がよかったのです。だって、パスポートで、海外旅行すらできたんですから。
こういう中で、敗戦です。
勝ちにつくのは、人間、至極当然です。
はっきり、くっきり、その瞬間、かれらは、戦勝国の人達として、
身の振り方を覚えました。

さあ、こういう、流れの中で、どうも、姜尚中さん。自分は、違和感を
なくせません。
だって、戦勝国の民として、彼らは、振舞ったわけですから、なんで、
いまさら、この時節に、今もって尚、被害者として、完全に叩きのめされた、
そして、負けた国に、なぜ、すがってくるのでしょうか?
なぜ、文句を言ってくるのでしょうか?
賠償金も、差し上げたはずです。
よく考えてください、朝鮮の方と、戦ったことはないのですから。
あっつ、豊臣秀吉のときは、戦いましたね。
しかも、朝鮮の本土は、一度も、空襲なり、戦闘域に入っていません。

焼け野原だったはずです。日本は。
資産も資本も残っている、国は、朝鮮にあったはずです。
そっちが良いに決まってます。
なぜ、帰らなかったんでしょうか?
なぜ、日本に残ったんでしょうか?
なぜ、そこのところを、しっかりと、わかりやすく、我々に、教えてくれない
のでしょうか?
特に、姜尚中さん、いくら、話を聞いても、その当時の彼らの心情を、
論理的に話されているのを聞いたことがありません。
確かに、ご自分の、どっちにもいけない、足場の無い、地位を、語り、
為に、ニュートラルで、弱者の目を持つ、という語り口で語られていますが、
韓国では、どうして、生きていけないんでしょうか?

方々にいた、日本人は、戦後、帰国しておりますが、2世であっても、
3世であっても、皆、日本で暮らしていけます。
なにか、問題があるのでしょうか?
こういう、リアリティーのある話が、聞けない以上、ナショナリズムの
話をいくら聞いても、どうも、違和感ばかり感じます。
日本と、韓国に対して、学者として、どうも、冷静で無い、論理的でない、
と感じるのは、自分だけでしょうか?
どうしても、日本を語る前に、完全弱者としてしか、語られない韓国。
一方的に、善の立場で語る前に、こういった、疑問点。
どうか、向き合って、一度、話をしてもらえないでしょうか?

自分の勘違いであったら、本当に、申し訳ないが。

政策党、政権党とほりえもん

2005年08月19日 | 政治
政治家さんは、お気づきのことと思うが、たいがい、会社の役員なり、
経営している会社があります。
というか、それが、当たり前の世界です。
その能力が無い人、それを良しとしない人。こういう政治家がいるのも事実です。
ただ、その会社といっても、ほとんどは、土建国家にふさわしい、
そういう感じの建築屋さんです。不動産屋さんです。コンサルティング会社です。

卵が先か、鶏が先かなんですが、
戦後、角栄が築きあげた構造は、政治家に、法人への道を広げました。
存じ上げている、高名な政治家の方々は、古ければ古い人ほど、
会社を持っております。

さて、ほりえもん です。
その戦闘的で、つまんない奴、つまんない話を拒絶する、
そのコミュニケーション能力は、皆さんが言われる通り、受け入れられません。
ただ、会社を経営しているから、政治家として作業ができないのでは、
という意見には、賛同できません。
それが、普通のことだからです。

市民の声が届かないから。傲岸不遜だから。
これも、賛同できません。
なぜなら、今までに、そういう声に応えた政治家が、
いると思っているのでしょうか?
必ず、利権に根ざすのが、政治家です。そもそも、そこを論点にするのは、
いかがなものでしょうか?

もう少し、クールに見ていかなければ、彼の危険性について語れません。
彼は、すでに、日本国について、その歴史を含む過程を、
ひどくつまらないもの、と、位置づけております。
よって、投資する分野であれば、ボーダーレスに、韓国でも、中国でも、
どこでも構わない。これは、いいんですが、例えば、国家の利害が
ぶつかり合う問題が上がったとき、彼は、どんな哲学を持って、外交を語るので
しょうか?

大衆が望むものが全てだ、それが、ランキングに登ってこないものは、
淘汰されるべきものだ、というドラスティックな思考方法は、
この国の、文化、福祉、教育を考えたとき。そして、少子化問題を考えたとき。
大衆が望むランキングに入らない場合、彼は、どんな考えを、
政治家として述べるのでしょうか?

彼の所属する企業の、ピーアールになる、といった論点は、別にどうでも
良いのです。興味ありません。
IT関連に特化した、政策を推進するのであれば、それだけをぜひ、
やっていただきたい。
弱者、強者、そう、名乗る人間が、多い国です。
不用意な、発言だけは、気に障るので、話されないほうが無難です。

ですから、小渕さんの娘さん。やら、橋本さんの奥様やら、
しょせん、日本の政治は、政策党ではなく、政権党なんですから。
少なくても、小泉さんは、異論はあろうが、己の政策を掲げています。
よって、自分は、この度の分裂については、
やったじゃん!これで、政策党になったじゃん!
と、軽はずみに思っているわけなんです。
そういうわけで、利権に染まっていない。
官僚との護送船団な立法システムになじまない人。
今は、それだけで、買い、だとしております。
ただ、ほりえもん は、きっと、国を国として、あまりにも能天気に
考えるきらいがあるので、いいじゃん、参政権あげちゃえば、とか、
いいじゃん、パスポートあげちゃえば、とか、いいじゃん、アメリカの国債
売っちゃえば、とか、すごくいいじゃん人権法!とか、
言いそうなんで、とても暗い気持ちになります。

意思を紡ぐもの。脳について、本の紹介2

2005年08月19日 | 本・映画
本の紹介は、結構むずかしい。
特にこの本は、すでに、明瞭な脳科学の最前線の解説書であり、要約なので
自分がするのもおこがましい。

ただ、非常に、面白かった。
稚拙なんだが、簡単に、その驚きを伝えていきたいと思う。

人間の知能。これは、他の動物と区別できる、不可分の能力としていわれている。
ただ、その知能なり、意識が、当たり前のように、先天的に備わっているか
というと、どうやらそうでは、ないらしい。
人間の脳は、確かに、新皮質といって、他の動物には、見られない、高度な
情報処理システムをもっている。(猫や猿ももちろんあるが、小さい)
だからと言って、言葉を操る、道具を使う。
これも、特筆すべき能力だが、これにしても、脳の処理能力が向上してこそ。

脳は、生まれてから、今に至るまで、身体の五感をフル活動させて、
あらゆる情報を入力し、処理している。
その過程で、一つ一つの欠片の情報を、あらゆる、時間的な連続性の中で、
関連付けて、目の前に広がる全ての、構造を作り上げる。
それは、簡単に言うと、現実の世界の、脳内モデルである。
例えば、音楽であっても、言語であっても、道具であっても、全て、意味を
関連付けて、構造を作り上げる。

簡単な例をだすと。
自転車に乗る。人は、すでに、その場所を知っている。
そして、ハンドルに手をかけ、そして、あるはずのサドルを、見もせず、
またぎ、そして、あるはずのペダルに左足をかけ、右足は体重を支え、
かけた左足の反動で、右足のすねに右のペダルがあたり.....。

これは、あらゆる情報を処理しつくした上で、脳が組み立てる構造の一例だ。
もし、手にした右ハンドルがぬれていた場合、普遍化した構造にアラームが鳴る。
そして、脳は、あらゆる、可能性のある構造に反応し、そういえば、昨晩
雨が降っていた。いや、お隣は、園芸をやっている、その水掛の水だ。
そういう、一連の、「予測」が、構造を安定させる。

つまり、五感から入力された、様々な情報は、身体の動きに直結するのではなく、
脳内で、フィードバックをあらゆるタイミングでかけている。
そして、過去の膨大な情報の組み立ての中で、適宜、予測をたてて、
構造の中で、行動、思考をしていく。
「未来を予測する能力こそが知能の本質」
この、内容には、すいません、本当に、目からうろこでございました。

だから、各地域、文化、慣習の異なる所では、間違いなく、
世界は、ありのままに広がっているが、各自がもっている、脳内構造モデルは
確実に違っており、人によっては全く違うこともある。
「若い頃に学んだ宗教上の信念の違いによって、道徳観、男女の権利と役割、
さらには人生そのものの価値についてさえ、まったく異なるモデルが
つくられることになる」。

夢に描いた事柄は、ほとんど、現実のものとして、近い将来作られる。
と、誰かに聞いたことがあった。
が、世界の構造は、非常に、論理的で、安定している。
投げたボールは、必ず着地し、人間が、突然浮かび上がることはない。
それが、情報として処理をされ、構造化されている以上、無視した想像は
考えられない。

言葉も、使用はしているが、構造を理解し、普遍化できることによって、
獲得された、後天的な作業である。
そういう切り口をもって、語られた、脳科学の最前線。
決して、目新しい研究ではない。
彼の、構造化されている、思考は、実は、すでに考えられていた研究だ。
ただし、その言葉の使用の仕方、具体例の提出の見事さ。
これは、よっぽど、様々な、入力を行ったからに違いない。
うーーん、知識が足りなすぎるっつす。反省。

意思を紡ぐもの。脳について、本の紹介1

2005年08月18日 | 本・映画
すでに、体内の微弱な体内電流をつかって、ペースメーカーのような
内蔵型装置を動かすことが、可能になったという、報告がなされている。
身体の、損傷した、あるいは、喪失した機能を、何かに代替わりさせることで
結果、延命につながる、装置なり、技術は、ティッシューエンジニアリングとして
目覚しい進歩を遂げている。
さらに、DNAの解析から、はじまって、細胞の新陳代謝、そして、
細胞分裂のサイクルの限界。一方で、ガン化した細胞のとめどもない増殖。
老化の秘密すらも、近々中に明らかにしてしまうほどの勢いだ。

すでに、心臓は、本来の鼓動回数を超え、人間だけに許された世界に突入
している。病理と、老化。侵食すべきでない領域が、ますます、
溶け合い、生き物にとって、当たり前の死すらも、どうやら、コントロール
可能になってきたようだ。

ところで、その身体を統括する脳。
神経外科からはじまり、脳外科など現場を含め、研究は細部にわたり、
一方で、コンピューターの現場からは、人工知能、ニューラルネットワークなど
脳のシステムを外部に移植する方法を模索している。
入れ物の、身体が、どうやら、可能な限り持ちこたえるとするならば、
人間を人間ならしめる、その大元は、つまり脳である。
脳を保存するなり、果ては、DNAを保存し、コピーを作るなどといっても、
できるのは、所詮入れ物であって、本人ではない。
個性なり、その本人を本人たらしめるものは、結局、脳である。

「考える脳 考えるコンピューター」ジェフ・ホーキンス ランダムハウス講談社
作者は、脳の研究者で有名な方ではない。
パームコンピューターの開発者である。
その彼が、著した本。先にも取り上げたが、いや、本当に面白い。
彼が言うには、取り上げた研究なり、解説した方法論は、すでに、誰かしらが、
行っているもので、特別な発見はないが、
自分が「発見した切り口」こそが、これからの脳のシステムなり、機能を
説明できる、優れた発見だ、としている。
結構、いけいけの論調が続くが、読むにつれ、納得がいくのに、笑える。

PCのハードディスクに格納されている情報は、テキストベースだと、
もう、天文学的な量を溜め込めるが、映像となった場合、限界が生じる。
記憶との比較が、直感として、ハードと脳で結びつかないのは、
毎度のことであるが、そもそも脳の新皮質に詰め込まれている、ニューロンは
数百億。そして、そこから伸ばされている軸索と呼ばれている、腕のように
のびた枝は、それぞれのニューロンからのばされた腕とシナプスという
結節点を結ぶ。
なんと、その腕は一つの細胞から数千。結果、組み合わせは、論理的に、
数十兆にもなる。
人生で起こる、たいがいのことは、記憶できるとされているのは、
これが根拠なんである。
こういう説明になって、始めて、すげぇ、ハードディスクが、頭につまってるんだ
と、合点がいく。なんて、文系の頭なんだろう.....。
その、記憶が、どのように、我々人間を、というか、意識を司るのか、
簡単に翌日、紹介をいたしますが、ぜひ、読んでみてください。
なんか、異論は、あるんだろうけど、よくわかりました。

お盆期間に、ひっそりと、ご挨拶です

2005年08月17日 | 雑感(日記)
多分、まだ、世の中は、お盆という期間なんであろう。
人の流れが、違ったものになっている。

銀行が休日以外は、全て、出勤日となっている当社としても、
取引先が休んでいる以上、そうは、忙しくは無い。
ようやく、新規の会社が立ち上がりかけ、来週から、なんだか本稼動となる。
ぐっと、忙しくなるのであろう。

とはいえ、当ブログ、昨年、ブログの師匠なる、今や麺の大御所より説明を
受けて、開始いたしたが、発信する情報も、趣味も、とても思い当たらず、
ならば、人よりは、「多めに」こなした、仕事について、書いてみよう、
と始めたものでした。
が、書くうちに、なんで、やった割には、貧乏なんだ、と、自分の才覚の無さに
呆然としはじめ、違った流れに、ひどく落ち込んだものでした。
そこで、少しの期間、休止し、様々な方の記事を拝見しながら、
発信作業を、密かに、してみるのも、いかがなものかと、再開しいたしました。

もちろん、コメント、TBなど、実は、その機能がわからず、
そもそも、訪れる方々も、そうは人数がなかったこともあり、
たまさか、頂いた、TBも、お返事することもございませんでした。
だって、どうしたらいいか、わからなかったんだもん。
だって、どうして、自分のブログに?って思っちゃったんだもん。
最近、また、師匠から、解説をうけ、そして、この方は、いつも、何事においても
評価を惜しまない方で、その気にさせることが、事の外上手い。
「全然、変じゃないですよ。読めますよ」
こんな、ことで、早速、木に登ってしまうわけで、いやいや、この言葉の
おかげで、なんとまぁ、記事も、随分、書くことができた訳でございます。

丁寧でない書き方は、実は、外出と、外出の合間をぬって、短時間で書き上げる
作業が多く、他の方のように、ソースを提示して、関連付けての作業が
できていないのは、事実です。
本当は、そういうことが、そうやることが、好きなたちなんですが、
できないことで、ストレスがたまっているのも、また事実です。
ただ、すごい内容の記事に出会えるのも、親しみのある記事にであえるのも、
本当に醍醐味で、自分もやっているからこそと、最近、感じ始めるように
なりました。
随分、日々、見に行けるブログも多くなり、TBをいただいた方の記事は
いつも拝見いたしております。
ありがとうございます。
なんか、週刊誌、いらないよね、というほどにもなってきました。
すごいことです。

こういう、お盆の期間ということもあって、昼下がり、しょうもない記事を
かかせていただきました。
失礼致します。

マッカーサーがマッカートニー!?

2005年08月16日 | ニュースに絡んで
朝の、めざましテレビにて、街行く若者をつかまえて、
つまり、あの戦争について、簡単な、本当に簡単な質問をしていました。
どういう風に、対象者を選択したのか、かなり疑問ではありましたが、
ちょっと、眠かった事もあって、完全に覚えておりませんが、
まぁ、写真のクリップを見せて、マッカサーですよ、だーれ?

「マッカトニー?えっつ、ポール、マッカートニー?」
うおおおおおおおおおーーーーーーい!!
確かに、部分はあっている。あっているよぉ。でも、激しく違ってるよ。
全然、別物。ナンか、思い出したんだろうけど、あんた、マッカートニーすら
知らないんじゃないの!
結局、正解率、50%くらい。

他には、8月15日は、何の日?
知らない?知らないんですかぁ?
ちなみに、これも、なんだか、50%くらいの正答率でした。
すいません、マッカートニーの衝撃で、ことごとく、忘れてしまいました。

あと、日本の同盟国は、なんて、論をまちません。
世田谷の、扶桑社の教科書反対運動の連中!
いまこそ、立ち上がろう!
親も子供も、ぐちゃぐちゃになってしまいます、なんて、言ってる場合じゃ
ないぞ、すでに、とんでもなく、ぐちゃぐちゃだぞ!
ジェンダーフリーなんて、教育やっている、川崎の教育者!
よくわからんが、性を超越した生き物が、育っているぞ!
近隣諸国の、特に、韓国。
そうか、そうか、逆に喜べないよね。
梯子はずされちゃってるもんね。

随分前に、誰かが、雑誌で書いていたが、
「ねえねえ、昔、日本って、戦争したんだって」
という、電車の中で、若者が2人。
「まっじー。で、どこと戦ったの?」
「アメリカだって」
「すっげー。で、どっちが勝ったの?」
という話で、こんなんなっちゃいました。としていた。
まぁ、話も、膨らませてやんなぁ、と思っていましたが、うーーーーん。
ありがちだよね。もう、疑いません。

多分、サンプルの採り方とか、色々、絵的に、面白い素材を狙ったんでしょうが
いやー、面白すぎます。
元、歴史の先生やっていた、自分としては、まぁ、すげえなと。
しかし、なんだな。最近の若者、新聞すら読まないし。
もう、政治、郵政民営化っていっても、参政権って、体にいいの?
って、酸性じゃねえよ。ぐらい、そういう人間が多くなってるんだろうな。
だから、火をつけて叫びまくる韓国やら、石を投げつける中国なんぞの
映像を見ても、やっばーん!ってな感じなんだろう。
それは、それで間違って無いが、うーん、なんて、日本は、平和なんだ。


JALのエンジン事故に関して

2005年08月15日 | ニュースに絡んで
日本は、どうやら、本当に過渡期を迎えている。
1980年代までは、いわば、官民ともに、国際的には、鎖国状態であった、
といえよう。
たとえば、オイルショックに見舞われた、1970年代。
国民は、大パニックに陥った。まさに、天災として、国際上における事象が
捉えられていた、証左である。

日本的な、会社のシステムは、終身雇用を始めとした、言ってみれば、共産システム
に近い。昨今、成果主義や、能力主義などに見られる雇用システム、
果てはリストラに見られるように、
まさに、国際的に、通用する、国際的といっても、西欧型だが、
諸々を、激しく取り入れてきたのは、見ての通りである。
そしてターゲットは、終身雇用といっても、年功序列に現れる、賃金のシステム。
よく言われていたのが、役職があがってくるにつれ、決済、責任事項は増加するが、
非生産的な業務に就くことが多い。
しかしながら、在職年数が多ければ、多いほど、右肩上がりに給与が増大する、
そのシステムは、中堅層が、その売上の過半を生み出す、その成果を担保にしていた。
まるで、年金みたいなもんなのである。
まさに、経費削減は、賃金が最も早急に手を打たれるのだ。

今までは、定年が、厳格に採用され、本当に一部の人間が、役員として、
定年からまぬがれていくわけである。
構造上、日本が、鎖国状態であったうちは、大丈夫であった。
しかしながら、資本が、国際間で交差し、いわゆる、グローバルスタンダードとの
呼びかけに応じて、もはや、開国だ。
商品1つとっても、世界各国のアイデアに翻弄される。
それが、企業を、ダウンサイズさせ、なおかつ、資本を、集中特化した場合、
もはや、非生産的な職務に就き、報酬が右肩上がりの恩恵に与っていた層が、
大打撃を被ったのは、見てのとおりである。
定年までに、なんて、悠長な時代ではなくなったのである。
それが、リストラといわれるもので、主に、進歩著しい、技術畑、技官にしわ寄せが
いったのは、これまた、見てのとおりである。

さて、JALの事故である。
自分の親戚にも、JALの整備士がいた。
当時の航空関係といったら、まさに、花形。
つい、20年前まで、旅行会社にカウンターがあって、ほいほい、一般客が
訪れるような体裁のところなんか、無い時代が、最近まであった。
旅行といったら、国内旅行。海外、しかも、飛行機でなんていったら、それは、
商談か、なにか、特別なことで、いまほど、がんがん、飛んでもなかった。
よって、たたきあげの彼は、退職までに、家を、3軒所有するにまでなり、
その高給もあわせて、親戚の羨望の的であった。

しかしながら、航空産業は、左前である。世界に目を向けても、続々と倒産している。
合理化としながらも、政治上の問題もあって、国産の旅客機は、なかなか日本では、
作れない。パイロットのマニュアルも日々進化していくが、整備マニュアルも
似たようなものである。
考えられることは、技術によっては、中高年の知識を、過去のものにしてしまう
ものがあるに違いない。
合理化は、その旅客機のモデルにあわせて、人材すらも、合理化に晒される。
しかも、経済的な、体力が無い。
役員は、相談役も含め、数が多いが、その一方で、JALの組合の数も半端でない。
どうも、言ってみれば、高度な経験に裏打ちされた人間達と、高度な技術を
理解する人間達の齟齬が、今回のエンジントラブルの大きな原因に
つながったように思えてならない。

もちろん、リストラに直面した人間達は、高度な経験に裏打ちされた人間、に
他ならないが。
その方向は、妙に勘違いした方向で、あらゆる企業に、向かっている。
中小企業など、社会からまさに、リストラされかかっている。
それが、どういう意味を持つのか、今回、JALの続く事故に、その理由が
見えるというのは、考えすぎであろうか。

もちろん、猫好きである。

2005年08月15日 | 猫、生き物全般
実は、猫が大好きである。
自宅にも、1匹、ロシアンブルーという種のメス猫がいる。
本当は、雑種のミケをもらいうけるはずであったが、
手違いと、たまたまで、家族の一員となった。

百人いれば、百通りの愛し方があって、百通りの話が聞ける。
当然ながら、猫自慢は、一人で、百の話を語れる。そういう猫ばかだ。
それは、他家所有の猫であろうが、最近では、可愛いものは、可愛い。
道行く猫にすら、愛を、感じている。

直感で、触れる猫か、触れない猫か、アイコンタクトで判別できるようになった。
もちろん、触れないことのほうが、多い。
判別できるというより、触りたいというオーラーが、激しいので、
面倒に思っている猫が、自分を避けているだけなのだ。
こういう風に、猫好きは、一方的に、自己を正当化して、猫を語ることが多い。

社内の人間に、三毛猫の所有者がいる。
茶色いので、名前は、チャムーラだ。
にゃにゅにょ系の言語体系がシステム化されている、猫好きは、やっかいである。
話が出る途端、腰砕けになるのは、まだいい。
特に、男が、にゃー、に近い、末尾を、連発し始めると、
これは、末期に近い。
猫に、自立できているかどうかは、そいつが、依存体質なのかどうか、
話し言葉や、猫自慢の際の語り口で、判明する。
猫は、かじる、ことがことのほか大好きである。
チャムーラは、配線やら、コードを、よく、かじり、かじりちぎる。
結果、PCのマウスを、何個も買い換えさせられた。
しかし、彼にとっては、恐るべきことに、それも、猫自慢になる。

「猫だけに、マウスがすきなんですよー」
彼にとっては、本当に、本年、最大の流行語大賞の栄冠に輝く、トッピクスだ。
こういう彼のため息は、ふー、ではない。
こっそり、しかし、確実に、にゃー、と言っている。
もう、その時点で、腰が砕けている。
そういうことで、自分は、彼を、自立のままならない、依存体質の男として、
理解をしている。
依存体質、と言っているが、簡単に言うと、甘えん坊のことだにゃ。
おっと、まずい。

いやいや、上から、マイ猫がおりてきたようだ。
彼女は、ことのほか、キーボードの上を歩くのが好きだ。
特に、夜半にかけて、叩いていると、必ず、歩きに来る。
そうか、私の、体のことを心配して、寝るようにと降りてきたのに違いない。
そういう、臆面も無いことを、勝手にしゃべり始めたら、
猫好きとして、一人前である。
何しろ、うちの猫は、ちゃんと、喋るんですから。
これは、幻覚でも、相手が引く話でもなんでもない。
極当たり前の、猫好きの話なんである。

巨人軍の前近代性

2005年08月13日 | スポーツ
土曜日、遅い時間ではございますが。

先日、巨人が球団として、機能していないことを書きました。
現在、監督として、堀内が現場を見ておりますが、彼は、フロントから、
与えられた、選手、コーチを使うことを義務付けられております。

今までの、プロ野球は、不思議にも、監督が集めた、コーチングスタッフが
「組閣」という名称で、組織されます。
これによって、チームの優勝を、請け負う、とした、不思議な契約関係が、
球団側と交わされるわけです。
そのため、成績が悪いと、監督のみならず、コーチに至るまで、
進退届けという面妖な文言の中に、放り込まれます。

言ってみれば、球団側は、つまりフロントは、ただ、優秀と思われる人材を
獲得して、それを、有能と思われる、チーム運営請け負い集団に、
委託するわけです。
ですから、コーチのボスは、監督ということになり、選手の側に立って、
長期的に育成していく、ということは、必然的に馴染みません。
それは、どの人間もある程度理解していることなので、1軍が、仮に、
成績が悪い場合、2軍で雇用されている管理スタッフも、同時に再編される
事に慣れております。

特に巨人は、監督も、1選手として、現場で活躍できることが大きな要素であり、
本来、監督としてのプロ性を、最近、問われることはありませんでした。
長島監督は、ネガティブにならない、といった、性質は、気に入っていましたが、
広報の、そして、読売新聞の部数獲得といった、至上命題の中で、存在を
許されているようでした。

先に、もし、星野さんが来てくれたなら、と書きましたが、
この球界において、フロントへのあり方を知り、動かすことができる、
稀有の方だと、思っていたからです。
野村氏も有能な方ですが、野球への興味の割合が高く、残念なことに、
いる現勢力で戦う、再生工場と呼ばれたことから、お分かりのとおり、
結果的に、うまくフロントに使われてしまう人でした。

広岡氏に至っては、ゼネラルマネージャーとして、その地位を確保したのにも
かかわらず、あろうことか、現場に降りて、選手を指導する、コーチに策を
与える、あまつさえ、サインまで出す始末です。
後に、GMは、やっかいなものと、禍根を残す結果となりました。

監督は、その本来の役割として、チームを勝利に導くために、
プロの選手の、モチベーションを上げ、戦う意識を徹底させることです。
多分、コレに尽きます。
最近は、恐ろしいくらい、誰でも彼でも、各種情報を取り入れておりますから、
例えば、昔のように、走りこみが不足している。練習において、投球回数が、
ピッチャーのできを左右する、といった、アナクロ的な指導は、手遅れです。
日本は、その論理を、平気で、監督が、発言し、取り組む現場にて、指導を
することです。
その結果、シーズンが始まる前に、選手は、「指導」の質について、
合う合わないが表面化し、シーズンが始まったころには、
その指導方法に適合した、選手がラインナップするといった、妙な現象が
起こってきます。

最近、プロ野球ニュースで、達川氏が、巨人のリリーバーが、なんと、
1回から、肩を作っていることを取り上げ、コーチと監督の疎通のなさから、
現場のモラルの低下を憂いておりました。
堀内は、一人も、自分の配下を(コーチ)選ばせてもらえなかったから
どっちも大変や、という内容でした。
これこそ、この内容こそ、監督と、コーチと、選手、フロントが、
今もって、近代化されてない、という現れです。
ローズなり、清原なり、僕は、選手の問題ばかり言われるのは、
随分、殺生なことではないかと、考えているのです。
とりとめがないですが、また、今度。

今さらですが、田中角栄の功罪

2005年08月12日 | 政治
文章を書く作業の困難さは、どう、表現するかは、大事なこととして、
何を、どのように、書いていくかという、構成力にかかっている。
マンガでもそうであるが、単行本にして10巻目あたりに、ようやく、主人公が
辿る道筋が見え始める、なんて、作者の根性(だって、先に、こういう夢を、実現
するために旅立ちました、なんてするほうが、楽だし、食いつきも良い)に
惚れ惚れするし、ああ、こんな前に、こういう伏線がありやがんの、という驚きにも
つながり、鳥肌もんだ。こういう構成力は、人のエピソードを含めての、キャラクター
の確立にかかってくる訳で、どんな手合いにも、手を抜かない、こういう書き方は
膨大な、時系列に沿った、作業の集積と、欠かさない配慮に裏打ちされる。

そういう語り部的な、著作家として、今回、立花隆氏の「政治と情念」。驚いた。
立花氏が、普段より、どれだけの本を読み、週刊誌を読み、マンガも読み、人と話を
しているか、それは、知っていたが、たいしたものです。
今回のスタイルは、若手記者とのインタビューに答える、という風になっているが、
とにかく、あらゆる資料を持ち出して、その膨大な資料を、立花流に再構築して
1つの、壮大なストーリーに仕立て上げてしまう。
もう、本当に、一家に一台あれば、毎日、飽きないだろうな、というくらい、
話が面白い。(話している本人が、自分も面白いって思いながら話しているのが、
見ていて分かるので、もう、天性の語り部ですね)

インタビュー形式、対話形式の著作物は、後に、編集人が苦労するだけで、
当事者は、まるでテレビにてコメントする感覚に近いであろう。
よって、タイムリーな出版が可能になり、あの時は、乗せられちゃって、と
言い訳もできるし、編集人が注釈をつけてくれるので、多分、執筆するより楽だ。
そして、盛り上がる。
しかし、そのインタビューする人間が、下手糞だと、もう、たまらない。
そういう意味で、異論はあるだろうが、田原氏と立花氏は、自分的に、触媒者として
お気に入りである。

自分も、今まで、随分、官僚については、行政者として語り、責任を立法、すなわち
政治家に求める発言をしたが、この本で学んだことがあった。
田中角栄が、結果、築き上げた政官のシステムだ。
「角栄は、自民党の幹事長になって以後、さまざまな省のOBを、引っ張り出しました。
.........かって参院は、知性と良識の府などといわれていたのですが、ある時期から
巨大労働組合、巨大宗教、巨大職業団体(医師、薬剤師、歯科医師など)、
巨大利益擁護団体(軍恩連、遺族会など)など、その中でも、国内最大の組織である
日本国の官僚組織代表グループが最大の議席を持ち」
言われてみれば、もう、当たり前のことで、こう、まとめて、ここに書くこと事態
変なんですが、あえて、ここに書きました。

もちろん、そうなってくると、全国総合開発計画(全総)に応じて、
各省庁を巻き込んで、土建国家が具現化し、政官の一体が、促進された。
いわゆる談合なるものは、いや、もともと、そういう流れを汲んで、当たり前の
感覚なんで、システムなので、ということが、実感できる。
そういう利権にからむ、団体に差配する役目として、政治家がいる、というシステム
を、完全に確立し、全体に臆面も無く徹底した、そういう流れが、
もう、本当に、よく分かるのだ。いまさら、皆さん、ご存知でしょうし、
話としては、自分も知っていましたが、語り部がいいと、ちょっと、紹介したく
なるもので。

その齟齬が、今回の郵政民営化問題につながってくるのである。
自分も、都のOO党の議員団、幹事長なる方に、新規のビジネスの相談を申しあげた
こともあったが、ひょいって、電話を片手に、営業マン顔負けの要約と、説明で
「ここと、ここに話をしておいたから、行って下さい」なんだよ。
この先のことは、ちょっと、まだ問題があるので書けないが、まぁ、めったに会えない
行政側の方がお出迎えしてくださいました。
それで、双方の顔がたてば、政治家には献金やパーティー券がお礼代わりになるし、
行政側には、退職後の面倒の心配がなくなるわけだ。
一般論ですよ。ええ。

この肥大化したシステムの末路が、膨大な国家債務になり、一方、そのシステムに
参加できない政治家は、老人に向けた、福祉政策のオンパレードになる。
自民党は自民党で、今回、小泉さんのとった選択、良し悪しあるが、
結果、巨大な利権システムを崩壊につなげ、
どっぷりつかっていた政治家が、本当に、ピンポイントに、
脊髄反射のごとく、反対した、だけだ。
そういう意味で、今回の選挙結果は、とても楽しみである。


DVD焼きこみで死す

2005年08月11日 | 雑感(日記)
しかし、なんだなぁ、大仁田さん。泣くという装置が入っているんだな。
特に、引退とか、解散とか(違うか)そういう類の単語に触れると、
多分、自動的に、涙がでるように、設計されているんだろうな。
あと、別れましょう、という単語には、号泣、というスイッチが入るらしい。

ところで、噂の巨人の監督。もし、星野さんが受けるのであれば、とても興味が
あります。彼が、すごいと、感じるところは、フロントへの交渉力と、
システムとして、責任の取り方と、取らせ方がうまいこと。
「鼻持ちならない」と称される、巨人軍のフロント。
ぜひ、社会経験が豊富な星野さん、彼らを指導してやってください。
正直、投手スタッフの崩壊は、優勝を本能に刻み込んでいる、ベテラン野手の
思考能力を、確実に奪っています。
先日の観戦で、金本に右中間へ運ばれた本塁打。一挙9点あげられた、あの時、
誰もマウンドにいかず、薄ら笑いを浮かべる選手が目に付きました。
何度、同じ、シーンを見せられるのか。
何度、同じ、シーズンを繰り返すのか。
そして、カブレラかよ!

さて、DVD。始めて、デジタルビデオカメラから、PCのHDに取り込んで、
DVD-Rに焼付けをトライしました。
キャプチャーだの、なんだの、ヘルプ画面をひきひき、20分程度の映像を
ダビング。鼻歌まじりでした。
そして、作成ボタンを、ポチット押したら!
「作成まで    残り時間 2時間45分。」
なんじゃそりゃー!!!
に、にじゅっぷん程度の書き込みが、さ、さ、さんじかん?
恐るべき、事実でした。無知でございました。
きっと、なにか方法があるんでしょうが、その時点で、深夜の1時を過ぎていて、
おまけにメモリーが256しかないもので、焼付けをしている最中に、
ネットもできない按配でした。
ただ、ぼけっと、そして、空が明るみを増す頃まで、本などを読み......。

「嫌韓流」読ませていただきました。
色々なブログで、隣国のあり方を、多少なりとも存じ上げている中で、
著作権の概念が無い、という具体的な指摘には、驚かれました。
あの、ガンダムが、さんざんコピーされ、出回っている状況に業を煮やし、
海賊版の氾濫に歯止めをかけるべく、「ガンダム」を商標登録しようと申請。
なんと、それが、拒否!
法廷にて持ち込まれ、争うことになったんだが、出た判決が、
「ガンダムは韓国では巨大ロボットの一般名詞である」
一般名詞?     そして、敗訴した......。レアリー?
もちろん、それは、自分のツボに入った、ほんの一例。
確かに、しっかりとした、骨子で書かれております。
ただ、これを単に「嫌」という読み方で、読んではいけない。
こういった、事実なり、説明を、なぜ、この時期に、しかもこういう方々が
なしたか、今まで、なぜ、マスコミは、しなかったのか。
なぜ、放置していたのか。それこそが、問題ではないのか。

少なくとも、西欧、米国に関しては、様々に明も暗も語っているのにだ。
全てが善でも悪でもない。おのおの、環境、時代、立場によって、取る言葉は
様々であって良いはずだし、理解もできる。
一方的な事態は、どんな状況であっても、起こしてはならない。
それは、理解を遠ざける、随分、野蛮な方法なはずだ。
そういう意味で、お勧めの一品です。

TVの功罪。小泉首相の功罪。

2005年08月11日 | 政治
様々なブログにて、先日の政局が語られている。
郵政民営化に関して、数年前に、小泉首相が語ったという内容は、
今もって、軸がぶれることのない、あり方を教えてくれた。
歳出80兆円に対して、歳入40兆円。公務員の給与総額が40兆円だという
現実に、取り組むべきターゲットは、民間でできることは、民間でやる。
それによる、公務員の縮小に尽きる。

考えてみれば、郵便局。民営化となれば、過疎地はどうなる。東京都同じサービス
が地方で提供できるのか?などと、そういえば、民主党の何某が紙芝居をもって、
説いていたが、ねぇ、東京駅周辺2km四方で、郵便局、いくつあったと思う?
約30個。
この数、多すぎない?
全国で25000軒ですって。あなた、約5000人に1軒。
とんでもなく、密着したサービスです。
出張所より多いんじゃないか?
しかも、銀行や運輸関係、そして、保険関係の会社が統廃合も含め、
スリムアッップしている中で、ここ数年、減ることもなく、むしろ、増えている。

さてさて、そんな中で、唐突に、文芸春秋より発刊された、文庫本。
「政治と情念 権力・カネ・女」 立花隆氏。
もとは、3年前、田中真紀子研究、として出版された本。でもこの人、すぐ、
加筆するもんだから、違う本になる人なんだよね。
時たま、興が生じると、とんでもないこと、平気で言ったりするんで、
昔、とんでも立花、みたいな事を言われたこともあるけど、そういう、
オカルティックなお茶目さんを飲み込んで、接すると、やっぱり、偉大な
ジャーナリストなんですよ。

この本では、真紀子を語るには、佐藤昭(秘書)と角栄。
この人間関係を軸に語られるが、政治歴史ものとしても、よい、入門書です。
もう、角栄といったら、立花でしょう。めったに、国際政治に踏み込まないのも、
賢明なありかたと思いますが。
そうはいっても、ご指摘のように、いわゆる民衆。
いかに、テレビというメディアを通して、情報を取得しているか。
活字による、情報収集が、いかに低調か、その瞬間を、田中真紀子の罷免で
語っている。
つまり、週刊誌などで情報を取得している側は、真紀子の異常な言動に唖然とし、
罷免を当然と受け止めたが、一方、TVを主たる情報源としている層には、
突然の出来事として受け止め、結果は、ご存知のように、小泉支持の急落、
そして半減につながった。

今では、ワイドショー化した政治と、そういう語りをされているが、
ここ数年、どれほど、それは「改善」されたのであろうか。
インタラクティブなネットコミュニケーションが当たり前になりつつある今日、
それは、全体のどれほどの割合なのであろうか?
もっとも、小泉がワンバイト化(TVのワンカット化)が、受けのいい、
政治家の戦略に、道筋をあたえた張本人である以上、メディアはTV。
そして、写る映像にのみ、真実としての切り口を求める、テレビ局。

そのデジタライズされた情報を、恣意的に積み重ねていく、その先に、
本当にあったのか、韓流ブームなど、簡単に状況を創出できる力を、
彼ら、TVは自覚しているのである。
民衆が望むものを提供しているのか、己の望む世界を提供しているのか、
そのどちらともいえない、綱引きの中で、確かにこの国民は、情報への
ナイーブさを喪失しているように思う。
そして、新聞は、さらに、もう朦朧な状況で、発信しているのか、
させられているのか、見ていて痛い感じになっている。
だって、ベイスターズの佐々木投手。
お疲れ様。僕は、断じて、大好きでした。
でも、各スポーツ紙。このペナント真っ最中の、しかも1-0の試合。
引退登板について、何も、意見を載せていない。
普通、言いも悪いも、どっちもあって、いいだろう。
もう、絵が中心なんだ。新聞も。テレビ化してしまっている。

そんな中で、この政局。
最近、あまりTVを見ていないので、語れないが、興味があります。
確かに、小泉さん、TVでは、かっこいいではないですか。
支持率、あがっているし。本当に、もう。

ええ、お盆突入日程で、マンガが読めません。痛い。

2005年08月10日 | 雑感(日記)
様々な問題溢れるこの時期に、マンガの話で恐縮でございます。
実は、週刊としてでている、マンガ雑誌のほとんどを、講読いたしております。
一応、集英社系(BJは除く)小学館系、講談社系。
月刊や季刊については、手が回りません。
ビッグコミックの一連の雑誌は、もちろん、隔週刊として、スケジュールに
入っております。
こうして考えてみると、日本って、途方も無いくらい、マンガが極まっている。

もちろんのこと、いい大人が、電車にて、マンガを読みふけっているのは、
見るに堪えない、という諫言もいただきますが、疲れているときには、活字が
目に入ってこない。なんて、理由は、とってつけてますよね。
もしくは、マンガは文化だ、なんて、言うつもりも無いです。
ええ、なんで、読まないの?と、逆に、聞くようにしています。

こういうマンガに関する話題は、もう、趣向を超えて、ある意味、
簡単に語ることができないくらい、深い話題だと、自覚もしています。
(もう、伏線をはっています)異論も承知です。ていうか、己の文化のレベルが
知れると思えよ!なんて、きっと、思われてしまうかもしれない。

でも、少年サンデー、今、もっとも、執着している雑誌です。
まぁ、なんなんですが、久しぶりに、充実しています。あだち充氏がいなくても
全然OKです。最近、あだち氏、落語的な間のとりかたが、ちょっと、自分的には
関心がなくなってしまって、スルーすることが多いです。

はい、個別論ですね。
実は、「クロザクロ」「結界師」が、サブと思われていた中で、
妙な展開を示し始めて、目が離せません。久しぶりに、ここまでの、プロット
最初から、考えていたの?と思えるくらい、先の見えない、展開。
クロザクロに至っては、その後の展開に、もしかして、自爆してしまうのでは
ないかという、怖さもありますが、スケールの拡大に、今は、拍手もんです。
結界師は、セリフなど、妙に、人間の影、の演出が秀逸。単純なことですが、
どのキャラも感情移入できます。拍手。

金色のガッシュ。お約束ですが、そろそろ、ダメかなぁー、という不安が....。
犬夜叉。高橋留美子氏。長い、長いぞ。もう、クライマックス間近なんだろうが、
ストーリーが、なんか反射神経的な作業に感じられるのは、錯覚であろうか?
その中で、「史上最強の弟子 ケンイチ」は、そもそも、こんな感じには
なるだろうな、という展開を踏まえても、これはこれで、行ってください。
そして「道士郎でござる」。この地味な展開は、真骨頂です。これも、ぜひ、
スタンスをかえずに、このまま行ってください。

もっと、語りたいマンガというか、作者、おりますが、コナンもジャぱんも
スルーしてさえも、いやー、お気に入りでございます。
新潮社発刊のバンチ。毎年、もう、ダメだろうな、と思いつつも、
会社の人間が購入するんで読んでいるが、すごい、しぶとい。でも......。
いや、本当は、1mくらい、何を書いているんだ、っていうくらい、
書いてみたい気持ちもあるんですが、そもそも、こんな政局の時に、
テレビ東京じゃ、ないんだから、という自制もききまして、泣く泣く。