まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

DVD焼きこみで死す

2005年08月11日 | 雑感(日記)
しかし、なんだなぁ、大仁田さん。泣くという装置が入っているんだな。
特に、引退とか、解散とか(違うか)そういう類の単語に触れると、
多分、自動的に、涙がでるように、設計されているんだろうな。
あと、別れましょう、という単語には、号泣、というスイッチが入るらしい。

ところで、噂の巨人の監督。もし、星野さんが受けるのであれば、とても興味が
あります。彼が、すごいと、感じるところは、フロントへの交渉力と、
システムとして、責任の取り方と、取らせ方がうまいこと。
「鼻持ちならない」と称される、巨人軍のフロント。
ぜひ、社会経験が豊富な星野さん、彼らを指導してやってください。
正直、投手スタッフの崩壊は、優勝を本能に刻み込んでいる、ベテラン野手の
思考能力を、確実に奪っています。
先日の観戦で、金本に右中間へ運ばれた本塁打。一挙9点あげられた、あの時、
誰もマウンドにいかず、薄ら笑いを浮かべる選手が目に付きました。
何度、同じ、シーンを見せられるのか。
何度、同じ、シーズンを繰り返すのか。
そして、カブレラかよ!

さて、DVD。始めて、デジタルビデオカメラから、PCのHDに取り込んで、
DVD-Rに焼付けをトライしました。
キャプチャーだの、なんだの、ヘルプ画面をひきひき、20分程度の映像を
ダビング。鼻歌まじりでした。
そして、作成ボタンを、ポチット押したら!
「作成まで    残り時間 2時間45分。」
なんじゃそりゃー!!!
に、にじゅっぷん程度の書き込みが、さ、さ、さんじかん?
恐るべき、事実でした。無知でございました。
きっと、なにか方法があるんでしょうが、その時点で、深夜の1時を過ぎていて、
おまけにメモリーが256しかないもので、焼付けをしている最中に、
ネットもできない按配でした。
ただ、ぼけっと、そして、空が明るみを増す頃まで、本などを読み......。

「嫌韓流」読ませていただきました。
色々なブログで、隣国のあり方を、多少なりとも存じ上げている中で、
著作権の概念が無い、という具体的な指摘には、驚かれました。
あの、ガンダムが、さんざんコピーされ、出回っている状況に業を煮やし、
海賊版の氾濫に歯止めをかけるべく、「ガンダム」を商標登録しようと申請。
なんと、それが、拒否!
法廷にて持ち込まれ、争うことになったんだが、出た判決が、
「ガンダムは韓国では巨大ロボットの一般名詞である」
一般名詞?     そして、敗訴した......。レアリー?
もちろん、それは、自分のツボに入った、ほんの一例。
確かに、しっかりとした、骨子で書かれております。
ただ、これを単に「嫌」という読み方で、読んではいけない。
こういった、事実なり、説明を、なぜ、この時期に、しかもこういう方々が
なしたか、今まで、なぜ、マスコミは、しなかったのか。
なぜ、放置していたのか。それこそが、問題ではないのか。

少なくとも、西欧、米国に関しては、様々に明も暗も語っているのにだ。
全てが善でも悪でもない。おのおの、環境、時代、立場によって、取る言葉は
様々であって良いはずだし、理解もできる。
一方的な事態は、どんな状況であっても、起こしてはならない。
それは、理解を遠ざける、随分、野蛮な方法なはずだ。
そういう意味で、お勧めの一品です。

TVの功罪。小泉首相の功罪。

2005年08月11日 | 政治
様々なブログにて、先日の政局が語られている。
郵政民営化に関して、数年前に、小泉首相が語ったという内容は、
今もって、軸がぶれることのない、あり方を教えてくれた。
歳出80兆円に対して、歳入40兆円。公務員の給与総額が40兆円だという
現実に、取り組むべきターゲットは、民間でできることは、民間でやる。
それによる、公務員の縮小に尽きる。

考えてみれば、郵便局。民営化となれば、過疎地はどうなる。東京都同じサービス
が地方で提供できるのか?などと、そういえば、民主党の何某が紙芝居をもって、
説いていたが、ねぇ、東京駅周辺2km四方で、郵便局、いくつあったと思う?
約30個。
この数、多すぎない?
全国で25000軒ですって。あなた、約5000人に1軒。
とんでもなく、密着したサービスです。
出張所より多いんじゃないか?
しかも、銀行や運輸関係、そして、保険関係の会社が統廃合も含め、
スリムアッップしている中で、ここ数年、減ることもなく、むしろ、増えている。

さてさて、そんな中で、唐突に、文芸春秋より発刊された、文庫本。
「政治と情念 権力・カネ・女」 立花隆氏。
もとは、3年前、田中真紀子研究、として出版された本。でもこの人、すぐ、
加筆するもんだから、違う本になる人なんだよね。
時たま、興が生じると、とんでもないこと、平気で言ったりするんで、
昔、とんでも立花、みたいな事を言われたこともあるけど、そういう、
オカルティックなお茶目さんを飲み込んで、接すると、やっぱり、偉大な
ジャーナリストなんですよ。

この本では、真紀子を語るには、佐藤昭(秘書)と角栄。
この人間関係を軸に語られるが、政治歴史ものとしても、よい、入門書です。
もう、角栄といったら、立花でしょう。めったに、国際政治に踏み込まないのも、
賢明なありかたと思いますが。
そうはいっても、ご指摘のように、いわゆる民衆。
いかに、テレビというメディアを通して、情報を取得しているか。
活字による、情報収集が、いかに低調か、その瞬間を、田中真紀子の罷免で
語っている。
つまり、週刊誌などで情報を取得している側は、真紀子の異常な言動に唖然とし、
罷免を当然と受け止めたが、一方、TVを主たる情報源としている層には、
突然の出来事として受け止め、結果は、ご存知のように、小泉支持の急落、
そして半減につながった。

今では、ワイドショー化した政治と、そういう語りをされているが、
ここ数年、どれほど、それは「改善」されたのであろうか。
インタラクティブなネットコミュニケーションが当たり前になりつつある今日、
それは、全体のどれほどの割合なのであろうか?
もっとも、小泉がワンバイト化(TVのワンカット化)が、受けのいい、
政治家の戦略に、道筋をあたえた張本人である以上、メディアはTV。
そして、写る映像にのみ、真実としての切り口を求める、テレビ局。

そのデジタライズされた情報を、恣意的に積み重ねていく、その先に、
本当にあったのか、韓流ブームなど、簡単に状況を創出できる力を、
彼ら、TVは自覚しているのである。
民衆が望むものを提供しているのか、己の望む世界を提供しているのか、
そのどちらともいえない、綱引きの中で、確かにこの国民は、情報への
ナイーブさを喪失しているように思う。
そして、新聞は、さらに、もう朦朧な状況で、発信しているのか、
させられているのか、見ていて痛い感じになっている。
だって、ベイスターズの佐々木投手。
お疲れ様。僕は、断じて、大好きでした。
でも、各スポーツ紙。このペナント真っ最中の、しかも1-0の試合。
引退登板について、何も、意見を載せていない。
普通、言いも悪いも、どっちもあって、いいだろう。
もう、絵が中心なんだ。新聞も。テレビ化してしまっている。

そんな中で、この政局。
最近、あまりTVを見ていないので、語れないが、興味があります。
確かに、小泉さん、TVでは、かっこいいではないですか。
支持率、あがっているし。本当に、もう。