まなびの途中

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学んだことを書いてまいります。

渡辺裕之が騙された、資産運用をプライベートバンクで?

2005年08月06日 | ニュースに絡んで
土曜日なので、時事ネタを。すいません。

プライベートバンク。
俳優渡辺裕之が騙されたといわれる、「ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン社」
が資産運用として活用していたとするものだ。
プライベートバンキングは、運用サービスのこと。まぁ、これを利用することで、
何ですって?60%の利回り?金融のプロが、誰もいなかったのが幸いですね。

現金を、どこかにしまっておかなければならない人達。たくさんおります。
渡辺さんなどは、結構まじめな普通人の方です。
ただ、税務署を通さない、謝礼金やお車代など、領収書がない現金が貯まって
くると、考えなければなりません。
昔、「マルサの女」という映画で、紹介されていた手口ですが、
庭に穴を掘る。銀行の貸し金庫に隠し、愛人宅に印鑑なり、カード類を隠す。
とにかく、現金を隠しおおせれば、通常、逃げおおせるものらしいです。

時代は変わりました。もっと、安全な場所はないであろうか?
それが、スイス銀行やケイマンと称される、税金がかからない。
そして、守秘義務が強固で、刑事罰相当の資金でなければ、口を割らない。
そして、無限責任。
ここです。ここに、なんとか預けることができれば、逃げおおせることが
できるわけです。
はっきりいって、現金商売で、お金の勘定を、操作できるところ。
おわかりですね。パチンコ屋さんです。
ここでは、その手口、触れませんが、毎日、少しずつでも、現金はたまります。

ところがです、先の、9.11。あの、アメリカ、テロ事件。
アルカイダによる、もっと言えば、サウジ系の資金をバックにしたあの集団。
アメリカは、その国力をバックに、というより、軍事力をバックに、
洗いました。スイスだろうが、ケイマンであろうが、あらゆるハイテクを
使って、アルカイダの資金源を特定し、保全することに集中しました。

何がおこったか。
隠し口座。ほとんど、裏とっちゃたんです。
ゴルゴ13も、裏、とられました。
アメリカと同盟をとっている国々。情報、もらえます。というより、すでに
もらっているはずです。検察は、しっかり、情報分析しています。

その為、ご存知の方は、今、そこらを使っておりません。
通信が、傍受されている以上、なんと、取引に使われるものは、紙です。
アナログです。郵便です。まさに、昔ながらのスパイ大作戦です。
で、どちらに?これは、言っていいのかなぁ。血の好きな......。

ただし、毎年、1億円を会費みたいな形で、差し入れる。
残高は、それにあわせて、例えば20年満期とすすれば、総額OO億円。
など、決まっています。こういうことが、できる人。お勧めです。
今のところ、もっとも確実な、プライベートバンクです。

だもので、スイスなどは、税金がかからないことを前面に、運用を開始。
というかやっていたんですが、アピール。
これが、プライベートバンキングです。
もはや、隠し口座になっていません。だもので、先にでてきました詐欺会社。
なんか、ドルにしてユーロにして、などと面倒な説明をしていましたが、
絶対に、日本を基地にしてできない運用です。

昔、日本円を、まず台湾に、そして、台湾お金を、中国に、そして円に。
という両替の隙をついて、なぜか、一回りしたら、お金が増えているという
チャンスに気づいた人がいました。
やりました。しかし、2回くらいで挫折しました。
かかる、交通費なども賄うために、現金、たくさん、もっていきます。
持っていくの、結局、手作業です。やっていくうちに、紙幣と言えども、
どんどん膨れていきます。ボストンバックに入りきれなくなります。
それは、同時に、身の危険が膨らむことになります。
笑えるくらい、アナログな方法でしたが、話だけは、画期的なものでした。
回る体力と、運べる体力、そして、襲われない運さえあれば、
60%の運用なんて、簡単なことだったはずなのに。