まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

老人達よ、もう少し、力を持って、発言しよう。

2005年10月11日 | 社会的全般
祝日の深夜と言うことで、日常ネタでございます。

駅前の、ミスタードーナッツ、というダスキン系列のお店ですが、
昼も過ぎると、ある集団に占拠されます。
喫煙室だろうが、禁煙室だろうが、6人から、8人の規模が入れるところで
あれば、構わない。

はい、高齢者の、おばーさん、だな、の集団です。
このグループ、一つのテーマを語り合うことをしない。
もう、隣同士、向かい同士、それぞれが、マンツーマンで、
猛烈にしゃべりまくっております。
恐らく、耳も遠いのでしょうか、声が、大きい。
周りを、まったく、気にしません。すごかった。

朝、8時半過ぎ、ある通りを、バスで通ります。
店先に、ベンチが置いてあるのですが、2台のベンチ。
朝から、仲良く並んで座っています。ほぼ、決まった、メンツです。満員です。
多分、9時から、店が始まるのらしいのですが、毎朝、皆さん、おります。
雨の日は、自主的に、隣の店先に、ベンチを移動して、
勝手に座っています。元気そうな、お年寄りです。
はい、お待ちかねは、整形外科の医院でございます。

ある調べによると、日本が、もっとも、老後の不安が少ないようです。
老後に関して、不安がある、何か、対策を講じている、かな、
そんな方のパーセントは、25%くらいだったようです。
諸外国は、そんなもんではありません。
のきなみ、50%を70%を超えていました。

有権者の50%が、すでに50歳以上で締められる日本。
老人にとって、日本は、間違いなく、天国です。
どういう、統計であったか、詳細は、ごめんなさい。
良いか悪いかなのではなく、日本は、確かに、こういう国作りを、
してきたんだということです。
定年退職後、その戦士達の老後を、夫婦、そろって、最後まで、国が
面倒をみていく。

地域社会に力も無く、共同体にも、在りし日の力も無く、
老人達は、今、何の根拠も無く、老人として、生きております。
昔は、日常的に、青年から壮年へ、そして老人へと、その方の歴史を
共に過ごす機会が、ふんだんに、ありました。
今は、それに触れる機会もございません。
そうすると、年金を、自動的に、受給する、知らない、ただ年をとった
人間達が、増加していく。
そういう、イメージが、実は、すでに、色んなメディアで作られています。

紛れも無く、何かの、世代間の、対立を、引き起こし、
そして、何かの、プログラムを可能にしていきたい、そんな動きをも感じます。
そういう意味で、逆に、老人たちは、引退を決め込まないで、
本当は、何か、すべきことが、あるのではないか。

そういう風に、最近、「老婆心」ながら、思ってしまうわけです。

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