まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

今、どうなってんのかしら、教員資格って。

2007年08月14日 | 教育、文化、少子化
小太郎ブログに掲載されていた、アイテム探しにはまってしまって、

画面内に隠されたアイテムの中から指定されたものを見つけ出すゲームだよ!

面白いので、ぜひ、どうぞ。

そういえば、教員資格をとるために、ボランティアが義務付けられたとか。
本当?
介護施設だとか、聞こえはいいが、ボランティアという「義務」が、
どのような現場の混乱を招く元になるのか。

このボランティアというのも、
なんだか、ボランティアをしたことを「証明」する書類というのも
あるらしく、
夏休みのラジオ体操のスタンプではないけれど、
いちいち、証明書を発行しなければならない、
そういうボランティアって、どうなのよ。

教育実習という制度も、現場の教員にとって、
指導の邪魔になるのは当たり前で、
自分のときも、「本当に迷惑だ」と面前で言われたこともあるが、
言われたものの、
一人だけ、2週間、20コマ以上を担当し、
他の実習生が、ほんの2コマとかよくて10コマの中で、
なかなか、得られない体験をさせていただいた。

そもそも、教えるというのも「スキル」であって、
実習の時、初めて、教壇なるものに立ち、大勢の前で、話すということ自体
これまた初めて、という方々、
指導教員も頭が痛くなるのは当然かもしれない。

今では、団塊の世代の大量退職を目前として、
教員の不足が問題になっているが、
本の少し前まで、えらい、採用試験は難しかった。

このまま、また、何の社会経験も無い連中が、
人前で、ろくに話しもしたこともなく、
毎日、同じ連中と、色々な問題を抱えながら、
まさに「他人事」の嵐の中で、
どのように、この世の不条理を嘆くのかと思うと、
担当させられた子供たちが、不憫で不憫で。

教員のための実習センターみたいなものが、各自治体でもたれているようだが、
そもそも、教員資格。
何度も書いてごめんなさいだが、
教育実習以外、何か、ちゃんとしたカリキュラムがあるのかどうか
疑問。

小学校とかの教員に関しては、国公立の大学で、
専門に行っているところがあるが、
中高の教員資格に関して、専用のカリキュラムを聞いたことが無い。
もう20年以上も前なんで、
今は、そうでもないのかもしれないが、
自分に関して言えば、
一般教養の延長で、気がついたら、「単位」を取得していた。

これで、採用試験なるものを頑張って合格するとすれば、
いやー、本当に、えらい、楽な資格だと、
当時は、そういう認識をしていた。
ええ、皆、そういう風に、思っていたからこそ、
「時間に余裕があれば」
とりあえず、とっておけ、という資格だったように思う。

よって、小手先の、ボランティアだとか、
悪いけど、個人的には、全然、有効なシステムだとは思わない。
受験の延長線上で、
科目の試験さえ、また、がっちり勉強すれば、
上級公務員試験よりは、易しい、という、
全く、専門性の認識も、自覚も、欠片も無い連中が、
とりあえず、就職しておけ、という感じになる。

本当に、取組むのであれば、
「更新制」とかいうのは、まあ、問題教員に、辞めて頂くシステムとして
まぁいいかだが、
根本的には、何の解決にもなっていないと考える。

ええ、さらに2年くらい、
専門課程を、がっちり組んだほうが、
さらに言うと、専門学校を作ったほうが、
今、問題にしようというテーマを解決するんだったら、
入り口をしっかりとしたほうが、いいと、思う。

昔だったら、そうは、考えなかったけどね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿