愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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マイナポイント

2021-06-08 | 日記

「マイナンバーカード」は何となく気に入らないが、いずれ役所から何度もせっつかれて作るくらいならと思って作ることに決め、4月中に受取った。その際にマイナポイントをくれるというので、日常の買い物に使いやすいようにスーパーマーケットのポイントで受け取れるようにした。2万円チャージして5,000円分のポイントが付くというので、取り敢えず5,000円をチャージしてみた。ポイントが付くのはその場じゃ無く、しばらく経ってからだというので特にこれという感想もない。

 日常的に買い物でポイントカードを使用する主婦たちとは異なり、自分の場合は、次の機会にポイントが増えていてもおそらく分からないのだろう・・と思いながら、取り敢えずチャージしたカードを受取りポケットにしまう。思って見れば、自分にとっても、最近の現金はレジで渡すよりポイントカードのチャージ機に入れるものへと変わりつつある。これも「キャッシュレス社会」への移行の中間段階なのだろうか? 店側とすればレジでの現金のやり取りによる煩雑さが減少し、人件費節約にもなる。

 昔は「現金歓迎」の状況で「現金価格」という割引もあったが、今は「現金は扱いにくい」という時代になった。キャッシュレスにポイントが付くということは、逆に言えば「現金払いにゃ少しばかりの手数料を払ってもらうよ」ということ。言わば逆転の時代が来たというわけだ。デジタル社会が進展し、カード会社やポイント付与・キャッシュレスの手数料支払いよりもレジ打ちの人件費の方が高くつく。「店員さんがレジ機に打ち込み、現金で払って釣りを受取る」、さらには野菜一つ買うのに店の女将に「どれが美味いの?」と話しかけたような「思えば贅沢だった時代」はもう戻って来ないのか。