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「地上の星」中島みゆき

2024-03-29 | 日記
かつて話題を集めた「プロジェクトX」が「新 プロジェクトX」というタイトルで4月から始まるらしい。初回は東京スカイツリー建設の話。確かに「失われた30年」と言われた時代にも、日本発の新技術や、世界に誇れる一大プロジェクトは少なくは無かった。それを思い返すと、その時代が決して「失われた時代」では無かったのだと気付く。
 それなのに、何故、日本は世界の中で地盤沈下して行ったように感じられるのだろうか。GDPで中国に抜かれたからか?今は4位?でも、GCPで世界1位や2位でなければ「地盤沈下」と言われるというわけではないだろう。この30年間を見ると、日本のスポーツ事情は随分よくなったと思う。別に、サッカーが強くなったというだけではない。W杯サッカーで予選通過が当然に要求されるような国になるなんて、30年前に誰が本気で思っていただろう。野球でも然り、陸上競技でもまた然りだ。「親プロジェクトX」はそんな日本を振り返って、何とか元気づけようとしているようにも思える。
 ところで、主題歌「地上の星」も番組で取り上げられたが、その歌詞中で「地上の星はどこにあるのか」を問う相手が何故に「ツバメ」なのか?という疑問には答えを見つけられなかった。「高い空から・・」と言うのだから、鳥に訊ねるのは分かるが、普段に見るツバメはそんなに高い所を飛んでいない。
 むしろ、地上すれすれに飛び去る姿の方が印象的。渡りの時などは高い山を越えて飛び去るアマツバメは確かに印象的だが、「高い空から」というならばむしろトビやタカの方が合ってる気がする。でも歌詞にするにはトビは少々かっこ悪いし、タカはそれほど身近じゃない。やはり「人間に近い所で飛び回っているツバメの方が親しみを覚えるし、人に何かを人間に教えてくれるような気がする」と言えばその通り。はるばる遠い国へと渡りを繰り返すというのも、どこか「広い世界を見ている」というイメージを与えるのかも。
 何故「ツバメ」を選んだのかは作詞した本人に聞くしかないが、久々に「地上の星」を聞きながら、ふとそんなことを考えた。
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