全米女子オープンゴルフで笹尾優花選手が優勝した。日本人女子選手のゴルフメジャー大会優勝は３人目で、フィリピン国籍も持っている彼女はフィリピン人としての初優勝も成し遂げたことになる。さらに今年の全米女子オープンでは、最後に日本人選手同士のプレーオフが行われるという日本人女子ゴルファーの活躍が一段と目立つ大会になったことも嬉しい事だと感じる。
笹尾選手は子供の頃から父親の指導の下に体力強化を続け、20歳を前にして、そしてプロゴルファーになって２年で世界のメジャーゴルフ大会の頂点を極めたのだという。ゴルフだけではなく、小さな子供時代から一つの競技に打ち込む環境の大切さを感じるし、日本でもそれがあちこちで様々な競技で可能になって来ているということを感じる。その重要性と可能性への認識がさらに広がり、さらに多くの子供たちへの公共の機会（役所の管理という意味じゃ無く、誰にも参加可能な機会）が増えるようにつながって行って欲しいと願う。