毎年この時期になると、小鰺と太刀魚を釣りに近場に出かける。
小鰺は南蛮漬けにすると日持ちもするし、晩酌の肴になるし、何と言っても美味い!
大体は朝方より夕方~夜に釣ることが多く、この日も15:00の船で沖の一文字に渡った。
渡らずとも、車横付けの岸壁からでも釣れるだろうが、数と大きさはやっぱり沖に出た方が勝る。
船頭にポイントを聞き、船が一文字に着けば、そこを目指して歩いて行ったのだが、先着組が数人竿を出している。
よく釣れる時は、この先着組が魚を掛けている光景が目に入ってくるのだが、釣れてはなさそう・・・
時折釣れているのは鰯・・・何やら嫌~な予感。
その予感が的中で、時折掛かるのは鰯ばかり。そんな時、外(沖)向きで竿を出していた人がアジを釣った!
それー!とばかりに、外向きで釣り出した。直ぐに1匹をゲット!すぐそのあと3匹を一度にゲット!!
だが、それでお終い・・・ 群れが通り過ぎた様子・・・
そのあと、太刀魚を仕掛けを作りながら、置き竿にしていたのであるが、大きな当りが出た!
リールを巻くと重いし、良く引く♪ 大アジか!?と期待したが、上がって来たのは「バリコ」。
バリコとはアイゴの若魚であるが、鋭い鰭に毒があり、これに刺されると釣りどころではなくなる。
それを知らない人が素手で触ると大変な事に!
その後もこのバリコが5匹も掛かり、結構な引きを楽しませてもらったが、食べるところが少ないので、海にお帰り頂いた。
そうこうしているうちに、陽も良い具合に傾いて来たので、太刀魚釣りにチェンジ!
この時間から、太陽が完全に沈んで暫くは、ドジョウを餌にした引き釣りが良く釣れるのであるが、
それはせずにウキ釣りで勝負!
ウキはモゾモゾとするのであるが、食い込まない・・・合わせてみても、素針をひく始末・・・
恐らく魚が小さいのだろう。
やっとウキが海中に消えたので、暫く待って合わせたら、太刀魚の手応え
しかし、引きが弱く、上がって来たのはベルトサイズのもの・・・食べる箇所がない
こいつも海に帰って頂いた。
このあと3匹釣れたが、どれも似たりよったりのサイズ・・・全部海へお帰り願った。
この日は風もなく、海もベタ凪で釣りやすかったけど、それが返って釣果を悪くした原因だったのか?
渡船代2000円 、餌代等1000円。 3000円+α 遣って、持って帰ったのは小鯵4匹
この釣果は寂しい限りである。また来年リベンジするぞ!