傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

痛みをとって

2007年08月29日 | 緩和ケア
■案内 2007年11月4日(日)スタート 患者さんを支える人のピアカウンセリング講座

「とにかく痛いのをなんとかして!」

訪問するたびそう訴える人。私に対して望みをかけて訴えました。


以前がんの痛みが強くて治療を続けることができなかったとき、

調剤薬局の薬剤師に相談したら、

「今はいろんな種類のいい鎮痛薬がたくさんでています。

痛みをとってもらうように是非先生に言ってみて」

と。実行したら痛み治療がはじまりました。

そうすると直ぐに痛みが消えた、とのこと。

その恩(?)もあって薬剤師びいきな人でした。

でもそれから随分と時間が経ったとき、どうにも痛みがとれそうにないのです。

私は医療チームの一員の薬剤師として訪問してる訳ではないので、

少し遠慮がちに医師に伝えますが、どうも聞き流されてしまいます。

本人に聞くといつも痛いと医師には訴えている、とのことで、

それ以上私のすることは・・・、と考えると

難しい。

■お知らせ 2007年11月24日(土) 市民向け 神戸緩和ケア講演会 のご案内