傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

尊厳

2006年08月09日 | 緩和ケア
社会福祉士の資格を取得するため通信教育を受けていますが、

昨日よりスクーリングのため家を離れており、ずっとパソコンがネットにつながりません。今もですが。


昨日は尊厳というものについて考えさせられました。

すべての人が尊厳を持って生きるためは、

身体的自立と精神的自立の両方が必要であること、

一方で、精神的自立が達成できれば身体的自立が不十分であっても尊厳は持てること。

なるほどな、と思いました。

乙武 洋さん、春山 満さんなどが思い浮かびます。


ただ、緩和ケアについていえば、身体的自立、精神的自立云々の前に、

がんの痛みをとること、がんによる諸症状を軽減すること、が大前提です。

その上でやっと自立の話ができるのだと思います。

そう考えると、やっぱり「諸症状からの解放」は、何にもまして、対処しなければならない問題なんですね。


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