傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

話し合い

2006年01月26日 | 在宅ホスピス
患者さんの訴えには、一見医療者に対する不信感とはとらえにくいものがあります。

病気ではないものにとっては極些細なことに囚われていたり、不安がったり。

でも、よくよく話しを聴いてみると、医療関係者に対する不信感が根底にある場合があります。

不信感というより、話し合いの欠如かもしれないと思っています。

もっと患者さんが納得するまで話しを聴くべきなのに

「そんなことはあまり起こらないんだけど…」とか

「それは気のせい」とか

多分患者さんの言葉って、全部が表にでていないんですよね。

超能力者でもない限り、よーく聴いてみないとその他の部分は見えてきません。

できる限り全容が見えるように話しを聴かなければならないと思います。