棚田ぐらし

住み慣れた京都を離れ限界集落の棚田の里へ移り住みました。
日本の原風景といわれる棚田の景色を次世代に繋げて行きたい

ヤマユリ

2009-07-28 | Weblog

週末高島は、物凄い雨にみまわれました。
27日未明に防災ラジオから流れた緊急放送にびっくり目がさめました。
高島市全域に大雨洪水警報が出たとの放送でした。

家の近くを流れる川の水音もごうごうと聞こえてきます。
ここは土砂災害警戒区域になっています。
ふと、ライフケア高砂を襲った鉄砲水のことが頭をよぎります。

警報が出たからってこんな真夜中にどうしたらいいもんか、とりあえずいざとなったら高台の方に走ろうと家人と打ち合わせをしました。

自然の中に暮らすとはこういう危険とも隣り合わせなんだと改めて気が付きました。

警報はようやく27日の19時に解除されました。
そして無事京都にも戻れました。

そんな過酷な自然と闘っているからここの花は綺麗なんだと花のパワーに敬服します。

昔は、比良の山にはササユリが群生して里山には山ユリが裾野いっぱい咲いていたと聞きました。
このヤマユリがオリエンタルハイブリットの親にあたります。

戦後遠く欧米に輸出されたヤマユリが、かのカサブランカを生み出したのです。

ヤマユリを咲かすには種からだと5年はかかると聞きます。
そして歳の数だけ花をつける。元に戻すには何年かかるか解りませんね。

華奢な茎に大きな花をつけたこのコは一年生です。
来年はいくつの花をつけてくれるかしら?


花と緑のグリーンサム