グルメ、珍味と騒ぎ、毎日食料品が賞味期限切れ、又食べ
残し等で大量に廃棄されている、飽食の時代に、飢えに
苦しみ餓死する人がいると云う・・・
平成７年から増え５日に一人の割合で餓死していると云う。
北九州の５０代の男性、「２０日間米を食べていない、
おにぎりが食べたい」と日記に綴られていて餓死した。
家の中には、食料品は何もなかった・・・
生活保護を辞退し、打ち切られてのことだとか・・・
生活に困窮し、生活保護を申請しても簡単には受理
されず貧困者の自立を促す。それ自体は悪いことではない
のですが、不正受給者の防止のため、ほんとうに必要と
している人にもっときめ細かに、暖かい手をさしのべて
欲しいものだと云ってます。（ＮＨＫクローズアップ現代より）
働けど、働けど貧しい、ワーキングブア、年収200万以下が
1000万世帯があり、これからも増加が見込まれ、憲法で保障
されている「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活
を営む権利を有する」とはほど遠い気がします。
知識も情報も乏しい、生活困窮者に弁護士が生活保護の申請で
福祉事務所に同行する取り組みが始まったと云う・・・
ホームレス、ネットカフェ難民、格差社会が広まり、こうして
いる間だにも餓死者が増えていると思うといたたまれない。
貧困はほんとうにつらい！ひたすら命をつなぐ糧を求め
ながら、なすすべもない毎日・・・
しかしその気力、体力が失われた時は死を意味する究極の
日々、人間としての尊厳も何もあったものではない！
今日を生きんが為にさまよう、生活困窮者、こんな社会が
良いはずはなく、福祉国家もすでに崩壊の危機にさらされて
いますが、是非、弱者を救うべく暖かい手をさしのべて
欲しいと思ったレポートでした。
明日は我が身かも知れないのです！