先週土曜日、日曜日と隣町角田市で国の指定重要文化財
「高蔵寺阿弥陀堂」のご開帳(一般公開)がありました。
樹齢800年とも云われる大杉の奥に本堂があります。
平安時代末期に藤原秀衡とその妻が作らせたと伝えられ
東北地方では平泉中尊寺金色堂、福島白水の願成寺阿弥陀堂
と共に現存する文化遺産だそうです。
普段は本堂の扉をぴったり閉めて見ることは出来ませんが
この日は天井に届かんばかりの座像全長5m余あり黒色
ですが、所々金色とおぼしき色彩が施されたのでしょう。
800年の歴史を感じるお姿です。
それとそのお堂には、破損した木の阿弥陀如来像も安置されて
いて、右腕がなく、お供え物の、米と一緒にを食べにネズミに
かじられたと聞いたことがあります。
外では地域の婦人会?皆さんが、手作りの草餅、漬け物、
いちぢくの甘露煮、揚げ煎餅、大栗の甘煮、梅干し、新米の
カレー等沢山の食品で訪れた人へのおもてなし・・・
とても美味しかったです。整備された美しい庭園や東屋、
四季の草花、古民家(農家)も見学出来、癒しのスポットです。
本堂の中は限られた日にしか見学出来ませんが、園内を
散策しては如何でしょう・・・