goo blog サービス終了のお知らせ 

わいわいサロン

思いつくまま、気のむくままに綴ってます!

台風19号被災状況記録(5)

2019-11-29 09:17:47 | Weblog

断水して、水洗トイレが使えず、体育館内は、
急遽設置した、汚物を凝固剤で固める捨てる
携帯トイレ、外は汲み取り式トイレです。
その後外に立派な水洗トイレが設置されました。

お風呂は、小学校校庭内に仮設風呂が設置され
4時から9時まで、女風呂には女性自衛官と
男風呂には男性自衛官がいて、とても親切です
お湯は使い放題、湯加減も良く「いい湯だな~」

避難当初はお互いの身の上話や、今後のことに
ついての話からやはり、これから寒さを迎えに
あたり、住まいを心配する声が多かったようです。

仮設希望者も多く、予定地を増やして、来月
12月中には入居可能のようです。


もみじ!

2019-11-26 10:03:15 | Weblog

今日は「もみじ」のお話しです。

今年も変わらず、もみじの大木が、真っ赤に
紅葉し、風が吹けば散るばかりです。

亡き、夫、この木を植えた、義父や義母は
この度の台風災害をどう思うのでしょうね。

年老いてから、この惨状を見せたくはなかった
と思ってます。

季節は巡り、もみじが散り、早やもうすぐ
師走、 仮設住宅が完成し、避難生活の
皆さんも、 せめて年始、年末はゆっくり、
温かい部屋で 気兼ねなく過ごして欲しいですね。

何だか、せつない年の瀬を迎えます。
来年こそ、良い年であって欲しいものです。


台風19号被災状況記録(4)

2019-11-24 09:24:14 | Weblog

眠れないのは、日常生活の時間的サイクルの
違いに加え、これからのことを考えると、先行
不安で、すぐ近くの医院睡眠導入剤を処方して
頂ました。精神的なものなのでしょう・・・



それと隣に眠る長男の往復いびきが酷くて、
市販の いびきを軽減するテープを口と鼻に
貼り付けも 効果なし、隣町の耳鼻咽喉科を
受診するもすぐには 治らないとのことで
がっかりです



又私が寝違えてか、首筋を痛めてしまい、
当地の係り付けの町立病院も被災し休診、
隣町の外科クリニック で受診、薬の服用で
すぐ治りました。

その後軽い風邪でせきが止まらず、近くの
病院を受診 しました。環境の変化なのか
体の不調が多く困りました。

それぞれの病院では皆さんに親切にして頂き
心が萎えている時、うれしくて涙が出そうです。

避難と云う集団生活をしていると、思わぬ
ところで気を遣うことが多いのです。


台風19号被災状況記録(3)

2019-11-19 09:11:07 | Weblog

体育館を使えない児童の皆さんごめんなさい!

避難先の丸森小学校体育館にござを敷き、毛布と自分の
身の回り 品を並べた狭いテリトリーが仮住まいの場所です。

避難所暮らしの3度の食事は、最初菓子パンや
おにぎりにボトルお茶、飲料水、野菜ジュース等

そのうちに温かい豚汁、善意の差し入れ弁当
梨、みかん、専門店のカレー、おでん、牛タン弁当
スイーツ等、様々あり、とてもでありがたいと
思ってます。

新聞販売店から毎日、新聞の差し入れ、また
巡回ドクター等の健康チェック、親切な
役場職員の 皆さん、それに逐一新情報が
入り安心です。

組み立て前のダンボールベッド


そのうちにゴザから、ダンボールベッドになり
上下の 布団も貸与され、プライバシーも少し
守られます。

しかし、一番辛かったのは午後9時半消灯、
6時半起床、そんな早くに眠ったことはなく
9時間の長いこと長いこと・・・

まだ1時半、3時・・・トイレに行くのにも
抜き足、 差し足忍び足、みなさんの安眠を
妨げないように気を 使いました。

 

 


台風19号被災状況記録(2)

2019-11-17 09:16:45 | Weblog

前と後のガラス戸も流された、旧宅玄関前

翌日みた風景、いつも通っていた道はなく
流木等、 土砂等膨大なガレキの山、あまりの
変わりように 絶句!

お隣Tさん母娘と乳幼児は早くに救出を要請
しました。
私はこの後に及んでも、避難する気はなく、2、3日
経てば何とかなると甘い考えだったのです。

イメージ画像

レスキュー隊員の1人に「道は通れず孤立してしまい、
何があっても救出不可能、待っているから支度をして下さい」
と説得され、不承々承知しました。

浅い川ですが、ライフジャケットをつけゴムボートに
乗り自衛隊員に 誘導され、対岸につきました。

近くに住む高齢のおばあさんは、ロープで背負われるも
肩に食い込むロープの痛さと、恐怖?に川の途中で
下ろして欲しいと云っては自衛隊員を困らせたそうです。

わずかな身の周り品を持ち、そこから少し離れた
丸森小学校の体育館に避難しました。
お隣さん一家は娘さんの自宅の亘理町に戻りました。

 


台風19号被災状況記録 (1)

2019-11-15 16:05:06 | Weblog

町の中心丸森役場付近

早いもので台風19号から早や1ヶ月余になりました。
被災された皆さまには心よりお見舞い申しあげます 。
又、お亡くなりになりました方のご冥福を心より
お祈り致します。

その間様々なことがあり落ち着かない日々でしたが
今やっと落ち着いて、ものごとを考えられるように
なりました。

 旧宅の玄関先で砂に埋もれた我が家の車

まだ、旧宅の解体と家の中の家電、台所用品、布団、
衣類の粗大ごみの廃棄処分があります。

この1ケ月間の思いもよらない出来事を記録として
残したいと思いますので、よろしかったら
お付き 合い下さい。


10月12日、テレビ、携帯のメールで「大雨注意
報警により、避難して下さい」と云うメールが
何度もありました。

ここに住み着いて約45年一度も、前の川が氾濫し
床上浸水をしたことがありません。

今回も大丈夫だと思っていたら、雨足が益々強くなり、
やがて、停電してしまいました。こんなことも良く
あることだと、タカをくくって いました。

夜8時頃お隣の母親Tさんと、娘さん(里帰り出産)
と乳幼児(1才半、3ケ月男児)を抱きかかえ、
我が家に避難させて下さいとのこと・・・
我が家の 居宅は高台にあり二階建です。

浸水した場合は二階に避難予定、雨は止むことも
なく停電したまま。ことの重大さにやっと気がつき
翌日を迎えました。