五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2015・11・21

2015-11-22 12:58:38 | 日記
色々なものがなくなる。今度の芝居の台本を書くためにプリントアウトした去年の日記数十枚をクリップで纏めておいたのが店のどこを探してもない。だったら部屋に持ち帰ったかと机の周りから本棚を家宅捜索したのに見つからない。お気に入りの鞄もない。確か中には何も入ってない。大きな鞄だし、何処かに隠れているとは思えない。何処に行ったんだ?いや、去年の日記はもう一度プリントアウトすればいいし、鞄はスペアが効く。プリントアウトもスペアもきかないのが、自宅にある仕事用の本棚に17年前に店を始めた時から一日も欠かさず付け続けている来客者ノートの内、2009年と2010年分のノートがいつからか見当たらなくなっている。最初に気づいたのは3年前だったけど、いつからなくなっていたかは分からない。店で行われたパーティやリスボンに出かけた時に撮影したDVDもなくなっている。ちゃんと部屋のAVラックに置いておいた筈なのに不思議だ。それに2011年にパソコンで書く日記とは別に、いつか台本を書く時に役にたつと思って手帳に手書きで書いていた数カ月にわたる、或る女性についての観察記録もなくなっている。その手帳は20才の時からの手帳をしまってある鞄の中に入れておいた筈なのに、他の手帳はあるのにその手帳だけがなくなっているのだ。神隠し?いやいや神様もそんなものを隠して遊んでいる程暇じゃないだろ?だったら誰が?一番怪しいのは勿論私だ。認知症の初期症状?だったらいい。でも、そうじゃなかったら?一体誰が?何のために?と火曜サスペンスの予告編にながれていた音楽が聞こえ続ける連休初日。北海道中標津のK医師が上京すると連絡があったので4時半には店へ。Kさんに頼まれた訳でもないのにじゃがいもを潰して自家製コロッケを作る。老老ディナーは中止になったけと、それでも揚げたてコロッケとハーバード風認知症予防スープ、漬物入りの海苔弁当を届ける。Kさんにも何気なく進めたら二つも食べてくれる。遅い時間にきた女優のAさんにも進めると、Kさんと同じく二つ食べる。八つ作ったコロッケが自分の分も入れるとこれで完売。茹でたじゃがいもの処置に困ってのコロッケ作りだったが、こんなに人気があるとまたコロッケ作りに嵌まりそうだ。

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