昨日の夜には一応全面書き直しした台本が出来てはいたけど、朝3時起きでどうしても気になっている箇所を書き直す。同時にラストシーンを書き足した後、母の風呂の準備、老老ブレックファーストの支度にかかる。今日のメニューは特製ハムエッグWITH自家製ポテトサラダ、明太子、いつもは細切れにしたミニトマトをいれる処を大根おろしとカイワレ大根とネギに参加して貰った納豆サラダ、そして今日はミニトマトを一人分3個入れた味噌汁。食後もう一度原稿を見直して印刷にかける。完璧ではない。自分でも何カ所か直したい処があるが、今は目をつぶって1時からのリハーサルに間に合わせることが大事。服部妙子さんと桑原なおさんに殆ど全面的に書き直した原稿を読んで貰う。今日までは目で活字を追うことで自分の作りたい世界を見てきたが、二人に読んでもらうのを耳で聞いていると、目で追っていた時より格段と自分が作りたい世界に近づいたような気がする。4時半に次回のリハ予定を決めて解散。Chさんに残って貰って、今後の展開を打ち合わせ。母には牡蛎ソティ弁当を届けてから、彼女の誕生日のお祝いを兼ねて近所の焼鳥屋へ。というより俺としては漸くつけたエンドマークの脱稿記念で飲みたかったのだ。誰も面白いといってくれないけど、いや寧ろクレームが出たりしているが、表面的な面白さにとらわれず奥の深い作品にしてみせる自信がある。何て云ったって、祖母から俺の孫娘につながるファミリーヒストリーだ。つまらない作品を作ったりすることは許されない。7時に店に戻る。9時過ぎにいらした映画プロデューサーのKさんから「火口のふたり」(脚本監督・荒井晴彦)がキネマ旬報のベストワンに選ばれたことを知る。確かに悪い作品ではない。でも好き嫌いでいえば前作の「この国の空」の方が断然すきだった故にちょっと意外だ。勿論好き嫌いと作品の善し悪しは違うから、ここは同世代として喜ぶ。同い年で病身の荒井晴彦がこれだけ頑張っているんだから、こっちも頑張らないといけないと思う。試写会で見た後バーで会った彼に酔っていちゃもんをつけたからきまり悪かったけど、ここは「キネ旬いま知った。おめでとう。もう一本、待ってる」とお祝いメールを送る。★テアトロジャージャン第18回公演『雀色時に炎立ち~小野田家の人々①~』(作演出・桃井章 出演・服部妙子、桑原なお)・上演日時/3月30日(月)19時開演、 31日(火)開演14時&19時半、 4月1日(水)開演14時 、2日(木)開演19時 3日(金)開演14時、4日(土)開演14時&19時半、5日(日)開演14時 開場時間は開演の30分前です ・ 料金3500円 ・会場 テアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3 OーkA ビル4F) ・お問い合わせ、ご予約専用電話は090ー9964ー2231 Eメールjerjan.hiroo4f@gmail.com
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