五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2018・3・11

2018-03-12 09:14:26 | 日記
今日は7年目の3・11。昨日から特別番組のラッシュなんだけど、不謹慎の誹りを受けるのを覚悟でいえば余りに多すぎて食傷ぎみだ。それに曖昧な言い方はやめよう。未だ2000人以上の方が行方不明で、その人たちがいつか帰って来ると信じている人がいるみたいな報道がよくあるけど、行方不明者は絶対戻ってこない。何故って津波で海の底に運ばれてしまったんだからさ。いや、そんなことをハッキリさせる必要はないかもしれないけど、情緒的な、お涙頂戴的報道はやめて貰いたい。それより問題は福島なのだ。津波は(勿論明日にも発生する可能性はあるけど)あの日あの時のことだ。それに自然災害は人智が及ばない。でも、福島は、原発は人智の及ぶ、そして過去のことではなく未来永劫の問題だ。情緒的お涙頂戴的報道にかまけている暇があったら、否定するにしろ肯定するにしろ原発問題を取り上げてこそ報道の使命があると思う。そんな偉そうなことを言ってみても、自分の頭の中も今度の芝居「アントニオの遺言」の台本のことで一杯で、原発問題に何一つ関わってない引け目がある。でも、やっぱり「今そこにある危機」は「アントニオの遺言」で、今日もオープニングから第一シークエンスまでを行ったり来たりの一日。8時に「西郷どん」(脚本・中園ミホ)続けて「99・9」(脚本・宇田学)を見てから11時前に部屋を真っ暗にしてベッドに入る。でも、ここでも当然アントニオは追いかけて来るもんだから仕方なくく展開を思い浮かべる内に十日前に書いたオープニングが鮮やかに蘇ってきて、且つ整合性もあって、今日までの十日間はなんだったんだろと落ち込む。その落ち込みが過度にならない様に、翌朝書く日記の為に老老ブレックファースト(納豆WITHカイワレ大根、目玉焼き、シーフードサラダに母はトーストと市販のポテトスープ、私はご飯にとろろ昆布のお吸い物)と老老ディナー(焼売WITHベリーリーフ、イカと明太子とチリメンの焼きうどん、大根の味噌汁)のメニューを思い返している内に落ち込みを忘れて眠りの中へ★テアトロジャージャン第12回公演「アントニオの遺言」(作演出・桃井章、出演・浜田晃、桑原なお、棟里佳、佐藤由美、菊地祥子)4月26日(木)~4月30日(月・祭日)詳細は近々ホームぺージにアップします ★テアトロじゃーじゃんのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。

コメントを投稿