久しぶりに昨日買った鰺の干物をフライパンで焼いて食べる。本当ならカセットフーの直火で焼くのに、テレビの料理番組でやっていたフライパンを使うとどうなるか「実験」したくなったのだ。結果的にいうと味はそんなに変わらないけど、焼け方が疎らになってしまって、いまいち気に入らない。他にかぶの塩揉み佃煮昆布和え、厚揚げの煮物、納豆の味噌汁。食後仮眠のつもりがお昼過ぎまで本格的に眠ってしまって、起きたら起きたで「離婚しようよ」(脚本・宮藤官九郎＋大石静)の八話と九話を続けてみてしまう。どんでんに次ぐどんでん。どっちの脚本家が主導したのか?いつか機会があったら誰かに聞いてみよう。4時過ぎ、息子のAが来たので、脚本家のNさんが差し入れてくれた浜松産の鰻を温めて食べる。Aは食欲がスゴイ。体重も俺は55キロ弱なのにAは100キロを越したとか。一緒に食卓で向かい合っていると威圧感がある。でも、それはそれなりに幸せだ。Aが帰った後、大河ドラマ「どうする?家康」(脚本・古沢良太)をみる。妻と息子を織田信長の手前殺さなくてはいけなくなった家康。45分の間に全編その葛藤が描かれる。歴史的事実を曲げようがない。最後の時が訪れまでの45分間をこんなに緊張して過ごしたなんて初めてことだし最後まで人間的夫婦愛のドラマとして展開は脱帽だ。