五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2020・10・4

2020-10-05 04:50:29 | 日記
その問題はとっくに解決した筈だった。母の化粧品問題である。ニ三週間前、妹が長いことCMをやっていたS化粧品が残り少なくなってきたので買ってきてほしいと言われて、近所の薬局化粧品店を廻ってみたけど、何処にも置いてなく、広尾駅前の化粧品店の店員にいわせるとデパートにいかないと扱ってないし、値段も2万はしますよと言われて、その旨を母に伝えると、そんなに高くて手に入れるのが難しいなら他の化粧品を探してみるわと言われて一件落着したと思っていたのに、今日になって、クリームがもう全くと言っていい程なくなったし、同じクリームがいいから、これから一人で買いに言ってくるわと電話がかかってくる。あのね、母よ。この間も云ったけど、S化粧品はデパートに行かないと売ってないんだよ。それに今日は雨が降りそうだよ。火曜日には午前中に渋谷に出る用事があるから俺が買ってくるよと説得するも、どうしても今日欲しいと母は言い張る。小説の舞台になる松本について調べている最中だったが、それを中断して、恵比寿ガーデンヒルズにあるMデパートまで散歩を兼ねて出かけてみる。処がMデパートにはS化粧品はおいてない。仕方無く動く舗道を使って駅ビルの化粧品フロアに行ってみる。だが,そこでもS化粧品は扱ってないと言われる。だったら駅前に大きな化粧品店があった筈と出向いてみるが、そこでも取り扱いはないもんだから渋谷まで出てみて、ようやくスクランブル交差点ちかくにあるSデパートでS化粧品の看板を見つけることが出来た。ところが話はそこで終わらない。空き瓶を見せてこれと同じ奴をくれと言われて会計してみたら、な、何と35000円、消費税をいれると38500円もすることが判明。いくら何でも今度の正月明けに白寿のお祝いを控えた人間がそんな高価な化粧品を使うことはないだろうと念のため電話で確かめてみると、効き目があるからそのS化粧品を買ってきてと言われてしまう。うーむ、普段の母なら買わないでというと思ったのに一体どうしたことだろう?更にはまっすぐ家に戻って母に届けると一万円札三枚と千円札九枚を差し出して、おつりはお駄賃よと言われてしまった。認知症もオムツの処理も問題だけど、母の金銭感覚が荒くなるのもちょっと心配だ。★テアトロジャージャン第十九回公演 桑原なお企画プロデュース「 凸♂♀凹(デコボコ)~改訂版『櫻と桃の物語』~」(作演出・桃井章) ・ 出演 蜂谷眞未、桑原なお・日時2020年11/20(金 開演19時半)11/21(土 14時&18時)11/22(日 14時&18時) 11/23(月祭 14時) 開場時間は開演時間の30分前・料金 3500円 ・定員20名・予約お問い合わせ℡ 090ー9964ー2231 Eメール jerjan.hiroo4f@gmail.com ・制作テアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3 O-KAビル4F 03ー5422ー7407)