五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2018・8・1

2018-08-02 08:43:09 | 日記
朝、老老ブレックファーストを食べにきた母が足を引きずっている。どうしたの?と聞くと、寝ている間に怪我をしたみたいと靴下を脱いで患部を見せる。その親指は赤く腫れていて、30年以上痛風に悩まされてきた私は、一遍で同病愛哀れむとなる。そう言えば、数日前病院で定期検査を受けた母が医師からこのままだと痛風になると脅かされたと言っていたけど、最近はともかく昔は女性には痛風が発症しにくいと言われていたので本気にしなかったのだ。でも、念のためにと毎月の血液検査の結果を記した検査表を見せて貰うと、一月から基準値7、00を大幅にオーバーしている。だったら何故尿酸値を下げる薬を出さなかったのか?ださないでいて、いつか痛風になりますよもないだろう!と怒りつつ痛風の敵ともいえる魚卵(明太子)とこれまた禁止されている納豆と卵入り味噌汁の老老ブレックファーストだ。暑さがぶり返していて、表を歩くのが辛い。イラストレーターのN子さんから次回公演「誰がルルを殺したのか?」の案内葉書のイラスト案が送られて来るが、ちょっと不満だったので再提案を求める。冷房の効いた部屋で偉そうにほざいて、あとは仮眠できる幸せを噛みしめる。夕方、20年前に広尾で店をオープンした時に色々とアドバイスとサポートをしてくれた元パーツモデルのYが来る。25年前に最初に出会った頃はまだ20代前半だった彼女も今はアラフィフ。四半世紀のつきあいとなると、思い出話がなかなか尽きない。それでも緊張していたのか、酔いの回るのが早くて、まだお喋りを続けている間にウタタネをしてしまったのは失礼極まりなし。更にはYを追い出す様に店を閉めると五階に上がってダウン寸前。それなのに来年の三月に公演に出演予定の女優のHさんから、今から40数年前に私が脚本を書いて彼女がゲスト主役だったドラマが再放送するとのお知らせメールを貰ったもんだから、お互い二十代だった頃を懐かしがりつつ、三月の公演、更にはもっと先にやる芝居の話をメールでやりとりする。昔話も楽しいけど、私はHさんと明日の話がとことんしたい。★テアトロジャージャン第14回公演は「M家の人々Ⅳ・誰がルルを殺したのか」(作演出・桃井章、出演・大塚みどり、棟里佳、茂木英治他)10月31日(水)~11月4日です。詳細は後日。ご来場をお待ちしております★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。