五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2018・7・2

2018-07-03 09:35:29 | 日記
公演初日まで二週間を切った頃になると、出演者たちが台本をすっかり読み込んでくれているのは嬉しいことなんだけど、同時に台本の不備やキャラクターの変更などを申し出てくることが多々ある。今回の芝居にづいても今日になって主演の水沢さんからそれまでのキャラクターを完全否定するような提案がメールで送られてきた。当然それを読んだ瞬間はカチンとくる。ふざけんじゃねぇ!と当人が目の前にいないので怒鳴ったりする。ところが、翌日会った時にいかに彼女を説得するか模擬問答をしている内に、ひょっとして彼女の言っていることが正解なんではないかと思えてくる。でも、「作家のプライド」もあって何とか彼女の提案を排斥しようとする。そんな応酬が自分の中で展開された一日。老老ディナー(海老の刺身、昨日の残りのブタしゃぶしゃぶともやしキムチ炒め、小松菜の味噌汁)の後、「鶴瓶の家族に乾杯・永野芽郁篇)を見た後、録画してあった「NHKスペシャル・大江戸」を見ている内、水沢さんの提案の方が正しいと納得する。よし、明日の午前中に書き直そうと思ってベッドに横になってしまう。因みに老老ブレックファーストはやりイカとじゃがいもの煮つけ、納豆、きゅうりのつけもの風サラダ、油揚げと茗荷の味噌汁だった(ということを記録)そして起きたのが12時半。そこでまだ早いと思ってしまうのは、何がまだ早いのか?ひょっとして夜中の三時から始まる××か?いやいや俺はそんなナショナリストじゃないぞと自分に言い聞かせながら、ふと傍らの本棚にあった「イザベルに・ある曼陀羅」(Aタブッキ)を再読しだしたら止まらなくなって三分の二まで。そこで時計を見たら三時十分前。こうなると諦めるしかない。××をつけて、一応見るが、ゼロゼロのゲームが続く内にナショナリストじゃない私は眠ってしまう。次に実況アナの声で起きたのは後半が始まった途端、日本がゴールした時。更に続けて二点目。ええっ、このまま日本が買ってしまうのか?と愛国者に変身しかかったものの「安心」して再び寝てしまったのだけど、六時半に目覚ましが鳴って起きたら日本は3対2で負けていた。何だよ!負けちゃったのかかよ!とその時はもう愛国者100%になっている私。××ことW杯にすっかり振り回された一日だった。★テアトロジャージャン第13回公演「櫻と桃の物語~リテイク2018夏~」(7月13日~16日、作演出・桃井章、出演・水沢有美、岸本敏伸、小松杏、料金3000円、開演時間13日は19時のみ、14日15日は14時&19時、16日は14時のみ 尚開場時間は各30分前です。予約お問い合わせは専用電話090ー9964ー2231まで)★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。、