五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・12・6

2016-12-07 09:00:14 | 日記
朝起きた段階ではまだ食欲がなかったので、納豆雑炊に市販の松前漬け、生姜の酢漬けとかぶの糠漬けなどを並べて食べるだけだったのに、五反田へ向かうバスの中で突然猛烈な食欲に襲われて、バス停で降りるや否や目の前にあるスーパーに飛び込んで、ピザ1ホール、ポテトサラダ、コカコーラ、ウニ煎餅など買い込んで、部屋に入るや否や、ピザを焼いて凄い勢いでコーラで流し込む。足らない。ポテトサラダも完食。その直後、奈落へ落下していく様な睡魔。食べたものをそのままにしてベッドに潜り込む。暖かい、ポカポカだ、と思った瞬間から3時間、眠りの世界へ。食欲は戻っても睡魔だけはまだウロウロしているみたいだ。風呂に入ってもウツラウツラだ。こういう時は店へ行くにもバスに限る。五反田発六本木ヒルズ行きという珍しいバス。いつもならウツラウツラしてしまうのに、次のバス停で乗ってきた中年の和服女性二人のお喋りに耳を欹てる。「新Y駅も変わっちゃってね」「この間テレビでやってた。私たちの頃は何にもなかったのにね」「学生ばかりの街。そういえば私たちが通っていた学校も大学に昇格したのよね」「あの頃講師に来ていた脚本家や映画監督もみんな大学教授ュ氏って訳?」「そういえば何て云ったっけ?あの映画監督?S……何とか……」「I学長のお弟子さん?沖縄出身の?」「そうそうなんかと云うと学長の名前だした?」二人の会話はまだまだ続く。どうしてもその講師に来ていた監督の名前を思い出そうとする二人の奮闘ぶりに私は思わず振り返り「それは××ですよ」とテレビで二回程仕事をしたことのあの監督の名前を教えてあげようとしたけど、ギリギリの処で堪えてバスを降りる。でも、バスをおりてからも未練たらしく車内の二人を気にしていたこともあって、二人はこっちの方を見て何か話していた(自意識過剰)でも、話しかけたら面白かったけど、それをしたら変質者。店に戻って母とソーセージと北海海老がたっぷり入った長崎皿うどんで老老ランチ(母は半人前、私は一人前半)完全に食欲復活だ。6時半に今から40年前知り合いの事務所にいて飲み屋が一緒だった女優のYちゃん(と言っても当然60オーバーだ)が一人で寄ってくれる。今はもう女優は廃業して病院長夫人。そんな人がどうして私に会いに来るのかと云うと、今年大学を出た娘さんが女優になりたいとかで、私に相談?だったら何の役にもたたなかったけど、「旧交」を暖めただけで嬉しい。他に週刊A芸能を中心に旺盛な芸能ルポを執筆し続けているライターのIさんが来店。ロマンポルノを特集したムック本を持ってきてくれる。10時半過ぎに二人が帰って、今日は綺麗に後片付けして五階に直行。一週間ぶりにお酒を飲んだ(と言っても麦焼酎の水割り一杯だけ)ことをもあってそのまま朝まで起きない旅に出発!あ、そうそう、今日はちょっぴりだけ便が出た!★テアトロジャージャン第九回公演「M家の人々Ⅲ・歌う女」(作演出・桃井章 )日時2017年3月16日(木)~3月20日(月・祭日) 出演・水沢有美、桑原なお、大塚みどり★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。