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筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

山入り

2015年01月11日 | 活動報告

           

 

五郎助山の新年初の大切な行事

「山入り」が厳かにとりおこなわれました。

 

朝9:30 会員集合

山入りのあとにいただくお雑煮の準備も余念なく…

 

 

10時。山の神様への祈願が始まりました。

 

    

    

 

 

今年も,山仕事や自然体験活動が,

事故やけがなく,楽しく実施できますように。

一人一人,心をこめて祈願いたしました。

 

そして,初仕事。

チェーンソーを握るのは会員の小島さん。

ご高齢ですが,伐採の達人です。

「そっちのほうに倒れるから,どいてて~~」

の言葉通り,きっちりその方向に倒しました。

 

おがくずが黄色くてきれいでした。

中央部が黄色いこの木なんの木?

(ざっと調べたところ,「ハゼの木」のようでもあるのですが,

 葉っぱがついていないので,判断が難しいです)

 

山入りのあと,今年はお雑煮が振る舞われました。

女性陣は朝から大忙し。

男性会員もおもちを焼いてくれました。

炭火焼だよ。

設楽さんや「森のようちえん」の親子の皆さんも久しぶりに来訪。

配膳や片づけを手伝ってくださいました。

ありがとうございました!

 

 

腹ごしらえのあとは,

恒例の「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」表敬ツアー

 

入口には羊がど~~~ん

里美のかかしコンテストの優秀作品だそうです。

 

それをよくよく観察する会員たち

「よくできてんな~~」

「こうやって編んであんだな。」・・・

羊を分解してしまいそうな勢い。

こんなに時間をかけて観察した団体も珍しいことでしょう。

 

次に見たのは,企画展「マンモスが渡った橋」

入口には迫力のマンモス

 マンモスの毛は,馬の毛で作ったそうです。

 

学芸員で,五郎助山の会員でもある

小幡和男先生のスペシャルな解説つき。

 

菅生沼の白鳥も見て,大満足。

 

博物館をあとにし,午後は居酒屋さんで新年会。


今年も順調にスタートできました。

 

これからの予定です。

1月17日(土)

 全体作業日(8:30 ~)

 

1月18日(日)

 里山で遊ぼう(落ち葉さらい,焼き芋,ネイチャーゲーム)

 ※要申し込み 詳しくは一つ前の記事をご覧ください。

 

2月

 野鳥観察会(詳細が決まり次第,お伝えします。)

 わんぱく自然塾 閉講式

 

ご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

 

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ネイチャーゲームリーダー養成講座in五郎助山 2日目

2014年10月28日 | 活動報告

リーダー養成講座報告第2弾
(初めての方は,一つ前の記事からどうぞ)

ネイチャーゲームリーダー養成講座は,
とってもフランクな雰囲気。

お茶,コーヒー,お茶菓子を
セルフサービスでいただきながら和気あいあい。  

2日目開始前に,理事長宅でとれたという
ニホンミツバチの蜂蜜を試食。

口に含むと,
凝縮されたさまざまな花の香りがぱあっと広がる感じ。

私は挽きたてのコーヒーを皆さんにごちそうしたくて,
せっせとドリップしていたら,
開始予定時刻を過ぎちゃった。

でも,講師の石崎先生は,
「コーヒーをいただいてから始めましょう」と
待っていてくださいました。

朝日に輝く木々

清々しい空気の中で,2日目の実習スタート。


「この指とまれ」「動物質問室」

ある生き物の特徴を書いたカードが配られ,
同じ生き物だと思う人同士が指にとまっていきます。

グループ分けも兼ねたアクティビティ。

自然に2グループに分かれ,
そこからグループ対抗。

「動物質問室」は,
リーダーが考えている動物を当てるアクティビティ。
グループのメンバーが次々に質問に行くのですが,
リーダーが答える言葉は,
「はい」「いいえ」「わかりません」 の3つ。

グループごとに知恵を絞り,
「足は4本ですか?」
「海にいますか?」など,
候補を絞り込める質問を考えます。

一つ目は「クジラ」 。
5~6回の質問で
正解にたどりつきました。

2つ目は両チームとも苦戦しました。
空を飛びますか?で「はい」だったので,
「昆虫」「鳥」「ムササビ」あたりを候補にしていましたが,
「ムササビ」ではなくて,
赤ちゃんで生まれるものということで, 
深まる混迷・・・

「両チームとも一つだけ忘れているものがありますよ」
のヒントでひらめいた! 

答えは「コウモリ」!
本当にそれだけ抜けていました。

 

次は「きこりの親方」

リーダーの石崎先生が選んだ木を,
親方(各チームから1名選出)が探し当てます。
親方の指令に基づき,弟子たちが
「木の太さ」「樹形」「木までの距離」「幹の手触り」
などを調べてきて親方に報告。
さすが親方,両チームとも見事探し当てることができました。
 

さて,次はいよいよ指導実習。

昨日説明を受けた「わたしの木」のアクティビティを
リーダー役,参加者役になって体験します。 

2人1組でバディを組み,
相手のために選んだ木を紹介し合います。

目かくしをすることで,
五感を集中させて木と向かい合うことが目的。

結果的にその木を見分けることができ,
木に愛着がわいてきます。

私がバディを組んだのはゆきじい。

ゆきじいのために,私はこの木を選びました。

 

真ん中の,朝日が当たっている木です。

五郎助山で唯一,
冬でも葉を茂らせている木。
五郎助山の木々はほとんどが落葉樹です。
芽吹き,葉を茂らせ,黄葉し,葉を落とす,
そんなふうに,循環する命の賑わいを感じる雑木林の中で,

この木の周りだけは,
ひときわ静かな雰囲気。
ゆったりとした時間の流れを感じます。 

長く里山活動を続けているゆきじいにぴったりと思いました。

一方,私が紹介していただいた木は,
木肌が白く,すっと,まっすぐに伸びている素敵な木。
これから折に触れて会いに行きたい木です。

 

指導実習を終えたあとは,
ネイチャーゲームの指導員制度について学んだり,
午後はまた少しアクティビティを体験したり。

↓聴診器で幹に触れて音を聴く「木の鼓動」 

そして最後は
思ったことを折りたたんだ紙につづっていく
「フォールドポエム」

メンバーの一言ずつをつなげると,
見事な詩ができあがっていました。

 (作品については,後日改めてご紹介します)

最後に検定試験,登録手続きをして,
閉講式。

名残を惜しみつつ解散となりました。

 

ところで,けやきの木でキノコががめざましい成長をとげていました。

一日目

 

    二日目 

 

何ていう名前かな?
 

 

 

 

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ネイチャーゲームリーダー養成講座in五郎助山 1日目

2014年10月27日 | 活動報告

     

ネイチャーゲームリーダー養成講習会(今回は会員向け)が

五郎助山で実現しました。

地元で,日帰りで実施できたので,

参加可能な方々が広がりました。

 

ネイチャーゲームは,
1979年に米国のナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏が提唱した
自然体験プログラムです。
 

開講式

理事長あいさつ

講師はネイチャーゲームトレーナーの石崎一記先生(左)

そして,インストラクターの仙波由美子さん(右)も応援にかけつけてくださいました。

 

早速1日目のメニュー開始

まずは実習。

まずは体験!!

「はじめまして」で自己紹介

 

とても気持ちのいいお天気。

すぐ近くで生き物たちも元気に活動。

一緒に遊ぶ?


 

「動物交差点」

「私の足は何本ですか?」
「何を食べますか?」
などと質問しながら,
背中についた動物カードの名前を推理します。 


「カモフラージュ」

自然の中に置かれた人工物を探すのですが,
石崎先生の置き方が絶妙で,
私は最初半分しか見つかりませんでした。 

みんなが2周したら答え合わせ。 

見つかりやすかったものと見つかりにくかったものに分け,
その訳をみんなで考えます。 


「目かくしいもむし」

 バンダナで目かくし
前の人の肩に両手を置いて,
つながって歩いていきます。

目かくしで歩くと,
感覚が研ぎ澄まされ,
ほんの少しの空気の動きも感じることができます。

「目かくしトレイル」

目かくしをして,ロープを伝って歩きます。
歩きなれたフィールドなのに,
どの場所なのかわからない・・・

少々不安なままゴールすると
温かな手が広い場所まで誘導してくれました。
講師の石崎先生の手です。

「いやでなければ,地面に寝転がってみてください。」
との声かけに,私はコロンと横になりました。
五郎助山の地面にじかに寝たのは初めて! 

     

 

「カメラゲーム」 


被写体の前で,肩をぽんと叩かれたら目をパチッと開きます。
はい,シャッターが切れました。 

目に焼き付いた光景をカードにスケッチし,
 
「現像」します。

スケッチを見せ合いながら,
いい時間を過ごすみなさん。


ひととおりアクティビティを体験したあと,
翌日の実技実習のやりかたを確認します。
それぞれリーダー役,参加者役になって
「私の木」を行います。 

 

実習のあとは講義。
初日は日が暮れるまで学びました。

 

2日目は次回。


 

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「里山の四季」編集会議

2014年07月10日 | 活動報告

当会の広報誌

「里山の四季」の編集会議(校正作業)がありました。

「里山の四季」は5人のスタッフでつくっています。


↓ 前号はこんな感じです

  

 

年間4回ほど発行していますが,

広報部員が原稿を依頼したり,あるいは自ら原稿を書いたりして,

まずは原稿集めをします。

原稿がそろったら,パソコンが得意な会員がイラストレーターで編集。

校正作業を経て,印刷は業者に依頼しています。

 

以前は,自前のプリンターで印刷して,折って,

すべて手作業で行っていましたが,

負担軽減と,部数を増やすため,

業者に発注するようになりました。

 

 

今号の主な内容は,

・関城西小,東小の皆さんの田植えや自然体験学習の感想など

・植物観察会,わんぱく自然塾の報告

・シリーズ「里山の生き物たち」

・コラム

・総会の報告 など


 

間もなく入稿。

7月中には,会員,賛助会員の皆さんの手元に届くと思います。


 

お忙しい中原稿執筆にご協力をいただいた皆様,

 

本当にありがとうございました。

 

一般の方には里山のイベントなどでお分けしています。

 


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「ESD茨城地域ミーティング」に参加

2014年06月08日 | 活動報告

6月7日(土)

NPO法人コモンズさんのお誘いにより,

ESD茨城地域ミーティング~子どもや当事者から地域を変え,世界に発信しよう~」

に会員2名で参加してきました。

 

会場は水戸に新しくできた「トモスみと」

 

わかりやすい講義,ESDに関する実践事例報告,

楽しいワークショップなどがあり,

大変有意義な時間を過ごしてきました。

 

 

大野さんの挨拶

(昨年度の昆虫観察会や落ち葉かきのイベントなどでお世話になりました) 


コモンズの常任理事事務局長 横田氏のお話

学生時代のボランティアサークルの体験から広がり,今にいたるまでのお話は

「困っているひとを何とかしたい」という想いに貫かれた示唆に富むものでした。


ファシリテーターの小関先生(常磐大学 人間科学部 准教授)の講義

ESDって何?

 

→「持続可能な開発のための教育」

学校などを拠点とし,地域の団体など多様な主体がかかわりながら進めることで,

私たちの暮らす地域から,地球規模の問題の解決に向けて,世界に発信することができる,

というものらしいのですが,

当会は自覚せずとも,まさしくその活動を行っている,と直感。

 

実践報告を聞いたり,ワークショップを体験したりすることで,

だんだんそのことがはっきりとつかめてきました。

 

 

新荘小学校のすばらしい実践報告

家庭の廃油をリサイクルする取り組みです。

 

グループ(7~8)ごとのワークショップ

ESDで大切なこと,課題を付箋に書いて出し合ったあと,

自分たちでできそうなプロジェクトを考えました。

 

架空のものでよい,ということで,

安心感から,どんどんアイデアが出ます。


 

 付箋がいっぱい 

 

 

プロジェクトの発表タイム

 

「地域のお宝発見」「里山異文化体験」「パパ知るプロジェクト」など,多彩な内容

 

私たちの班は,「里山異文化体験」に対抗し,

時間がおしている中,発表させていただきました。

 

「里山サバイバルプロジェクト」!

既にわんぱく自然塾やキャンプなどでの取り組みをさらにワイルドなものにし,

地域を巻き込もうとするものです。

時間が過ぎているのに,思わず熱くなってしまって,申し訳なく思っています。

 

 三本締めで閉会

 

おもしろかった~~~♪

 

 

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通常総会

2014年05月18日 | 活動報告


 ヤマウグイスカグラの実が食べごろです



5月17日(土),河内公民館にて,

「里山を守る会」の通常総会が行われました。

 

 理事長挨拶

 

ご来賓の方々

筑西市教育部長・滝田誠氏
関城中校長・齋藤啓二氏
関城西小校長・武井隆志氏
関城東小校長・須藤和彦氏
認定こども園関城園長・箱守茂男氏
筑西市生涯学習課課長・大谷昌良氏 

皆様,お忙しいところご臨席いただき,

本当にありがとうございました。

 

審議では,事業報告,今年度事業計画,決算報告,今年度予算書など,

滞りなく議事が進みました。

 

今年度は昨年度に増して,多くの助成金をいただけることになり,

会員一同,責任の大きさを感じました。

 

里山の保全,整備活動や自然体験活動の企画・実施など,

力を合わせて進めていきたいと思います。

 

 

 

さて,五郎助山では,

ヤマウグイスカグラが食べごろです。

熟れた実はほんのり甘いです。

 

4月にはこんな花を咲かせていました 

 

ヤマウグイスカグラの下にチゴユリ発見!

もう花は終わっていますが,

これまで,別の場所の群生地にしかないと思っていたので,

新たな場所で出合えて,うれしかったです。

 

 

フタリシズカがもうすぐ咲きそうです。

 

 でもまだ「ひとり」のようです

 

 

5月31日の植物観察会では,花が見られるとよいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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刈払機講習会&早春の花

2014年03月16日 | 活動報告

      

3月15日(土) 五郎助山にて,

「刈払機安全衛生教育講習会」が開催されました。

今年度最後の事業になります。

 

フィールドでの実技

 

 

終了後のお手入れが大事

 熱心に説明を聞く皆さん

 

 

 

さて,まだ寒さが残る雑木林にも,

確実に春の気配が。

 丸太の上にコナラの実が落ちて・・・  

        芽を出しました

 

木の上に鳥の気配

 あのぼさぼさの頭は

 ヒ~~ヨ!!

 

 

2月に降った大雪の痛手がこんなところに。

常緑樹が折れています。

 

神社の榊も被害に合いました。

 

大雪の影響が,今後どんな形で表れるかちょっと心配ですが・・・

 

かわいらしい春の花に元気づけられます。

 

今年度の活動は一区切りしましたので,

今後は,花の開花情報など載せていこうと思います。

 

 

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新しい遊具ができました

2014年03月08日 | 活動報告

3月8日(土)は,五郎助山の定例作業日でした。

 コブシの花芽 

   

 

吹きすさぶ寒風に負けず,みんなでせっせと作業を進めました。

お茶やお昼の時間も惜しんでスタッフが働き続けたわけは・・・

ある遊具を早く完成させたかったからです。

 

クヌギの樹を利用したターザンロープ

 

もともとは築山を足場としていましたが,

雨のときに滑って危ないので,しっかりした台を作ることにしました。

 

台の両側に丸太で階段を作りました。

  

        

 こちらは違うタイプの階段

 

 

 防腐剤もきっちり塗っておこう 

 

私も塗らせてもらいました。熱中してしまいました。

  完成!!   

 

おや?こちらには丸太が置いてあります。 

丸太が運ばれてきます。

 マシーンの愛称は「トコトコ」

丸太を土に埋め込んでいきます。

 完成! 跳んで遊んでください 

 

 

遊ぶときは,

五郎助山のモットー「自分の責任で自由に遊ぶ!」

よく読んでいただけるとうれしいです。

 

労働の合間に食べるお食事は格別です。

メニューは味噌けんちんと混ぜご飯

 

 

外の作業が一段落したあと,

五郎助庵の中の写真を貼りかえました。

 

左右に画鋲がついていたので,押し込みました。

そうしたら左側は,ムシでした。

押しちゃって,ごめんなさい。

 ←怒っているようです

 

落ち葉はきもしました

  

枯れ葉の下から緑の葉 

 あっという間に落ち葉の山

 

一心不乱に熊手を動かしていたとき,

とてもうれしいことが!!

遊びに来ていた2人のお子さんが,

「手伝わせてください」とやってきたのです。

涙が出るほど感激した私は,熊手を手渡し,

あれこれお話ししながら,3人で楽しく作業を進めたのでした。

そして,日暮れが近づいたので,

できたての遊具で遊んでみるよう勧めてみたら,

喜んで遊んでくれました。

ありがとう!!また一緒にお仕事しようね

 

 

この日は,冴えわたる空に月が・・・

 いい一日でした 

 

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チェーンソー作業者特別講習会

2014年03月01日 | 活動報告

       

去る2月22日(土),23日(日)に,

五郎助山にて,

「チェーンソー作業者特別講習会」が開かれました。

 日程です

 

二日目の実技講習の様子です

 

まずはビデオで前日の講義の内容の復習

 

実習開始

  実習の流れを確認 

 

 

混合燃料の作り方

 

    玉切り

 

熟練者もいれば,初めての方もいましたが,

皆さんとても上手です。

親子で参加してくださった方もいました。

 

↓ きれいな木端

  何か作りたくなります 

おが屑について検証中


おが屑を見れば,目立ての良し悪しが一目瞭然ということです。

細かく砕かれたものではなく,

カンナ屑とか,カツオ節のようなおが屑がいいのだそうです。

 

    

玉切りを一通り経験したあとは,

HOTな緑茶で一服。

 

そしていよいよ伐倒体験。

受講生の中には,経験豊かな方もいらっしゃって,

手際よく1本倒してしまいました。

    お見事!!


 


伐倒の方向を見定める実習。

 まずはスタッフが見本

 

   枝ぶりなどをチェック 

    あちらに倒れます  

 

受け口,追い口の位置を決めます。

 チョークでマーク

 


無事倒したあと,

「つる」の形状を検証

 

          

 

「つる」の役割はとても大事だそうです。
ここの幅や高さによって,
倒れる方向や速さが変わってきます。

あらゆる道具の中で,
最も危険と言われるチェーンソー。
見ていてかっこいい
,と思いましたが,
決してたやすく扱える道具ではなさそうです。

安全に作業を進めるには,
理論と実技を学び,基本に忠実であることが大切,
と感じました。

「里山を守る会」では,
これからも定期的にチェーンソーの講習会を企画していく予定です。

3月15日には,刈り払い機安全衛生教育講習会も予定されています。

受講のお申し込みをお待ちしております。

 

 

ところで,チェーンソー実習の傍らで,
何やら作業中の2人が・・・

当会の理事長自ら作っているのは・・・

        

今年開拓したエリアの看板のようです。

「平地林・里山林の保全標識
 この森林は,身近なみどり整備推進事業(森林湖沼環境税活用事業)により
 整備しました」

とあります。

この看板が立つエリアを,
責任をもって,大事に手入れしていきたいと思いました。


 

さて・・・季節が動き始めました。

       春が来ます 

 

 

 

 

 

 

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野鳥観察会

2014年02月22日 | 活動報告

2月22日(土)
「里山を守る会」恒例,
真冬の野鳥観察会が行われました。

            JT助成事業 

 

快晴&ほとんど無風の穏やかな天候のもと,
30名を超える参加者をお迎えしての観察会となりました。

 

始めの会

 講師の石田容之先生のごあいさつ

理事長挨拶,日程説明等のあと,

早速観察会開始

 

博物館の双眼鏡をお借りして,まずは使い方をみんなで練習しました。

  ヒヨドリがいた!

 

剥製を見ながら,観察のポイントを教えていただきました。

 

いよいよ実際のフィールドでの観察。

小鳥のさえずりに耳を傾けながら,
雑木林の小道を歩きます。

 遠くに何かいます  

                

                                            

    

                             

 

常連のコゲラに会えるかなあ・・・

キツツキの仲間がつついたあとはありました

 

でも,今回は残念ながらコゲラは姿を見せませんでした。

 

メジロがいました。

ちょっぴりシャイな様子です。

 

 スズメはかわいいなあ。

 

おや?

お子さんたちの前に何かいますね。

 

  みんなが近づいても逃げません 

   ツグミでした 

 

 

高い木の上に大きな巣がありました。

カラスの巣,とのことです。 

 

観察後のおやつに焼き芋を用意しています

 

モズ(♀)がいました。

正面から見ると,きりりとした感じですが,

 

横顔はなかなかキュート

 

 

 こんなことするようには見えません

 

 

 

焼き芋が焼けたので,五郎助庵に戻って休憩です。

みなさん,お疲れ様でした。

JTさんからプレゼントしていただいたジュースは,とてもおいしいと好評でした。

 

今回観察できたのは,

ヒヨドリ,シメ,ツグミ,カシラダカ,シロハラ,モズなど。

 

参加されたみなさん,

これを機会に,また是非野鳥を見においでください。

 

 

 

私はこのあと,もう一度五郎助山を一周してみました。

この日は,重機や耕耘機の音が響き渡っていたせいか,
いつになく,小鳥たちを見つけるのに苦労しました。 

全然小鳥に会えなくて,ため息まじりに見上げたら,
こんなきれいな繭を発見。

 

  メジロが飛んでいくのが見えました 

 

日が傾くころ,
かろうじて残るお日様のぬくもりが恋しいか,
はるか梢のあたりで,
シジュウカラやエナガがしきりに動き回っていました。


シジュウカラ

 

エナガ・・・かな?

 

 

用心深くて,少しの物音で逃げてしまいます。

慎重に,慎重に足を運んでいた

・・・そのとき!!

 

私のすぐ右横で物音が!

 

ツグミです 

 

何と不用心な。

右下が私の影。至近距離を堂々と跳ねていきます。

あっけにとられてしまいました。

 

       

  お腹いっぱいになったでしょうか

(食べているのはバッタの仲間?)

 

ツグミン,愉快なひとときをありがとう。

 

 

 

 

 

 

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