before dawn

青年海外協力隊でトンガにて活動、インドの大学で教壇に立つなどしていましたが今は母国で働いています。笑うことが一番大事。

珍家族 マイラブ

2005-08-07 23:19:05 | Weblog
(写真は 「手伝わない王 選手権」 の模様 )
次の日は 朝から 母の実家のお墓参りをした。
トンガ行きの報告と 向こうでの活動がうまくいくよう じいちゃん ばあちゃんに お願いしました。
そして再び 父のアパートに戻り 昼寝タイム。ごろごろ家族だ。
私は その間 近くの三島大社でお守りを買ってきた。
夕方になって 私の得意のゴーヤチャンプル-を作った。
家族で食卓を囲み わいわい うるさく 食べた。
日が暮れてから 東京に戻ることにした。

帰りの運転は 兄ちゃんに任せた!

父さんは 単身赴任だから お見送り。 なんだか 淋しくなった。
トンガ行きが近くなるにつれ 感傷に浸りやすくなってきている私。
なんとか、 私が小さい頃 子どもの私相手にむきになって自転車競走をして 大人気なく私にかなり差をつけて全速力で坂を下っていった父が 坂の一番下にある出っ張りにけっつまづいて みごと 自転車ごと空中で180度回転して全身を打ったことを思い出して 感傷に耐えた。あのときはおもしろかった。あまりの大惨事に 子どもながらに「これはやばい」と思いながら 倒れて「いてー」とうめいている父の横で 私は笑いすぎて腰が抜けて動けなかったのを覚えている。
リアル サルティンバンコだ。アレグリアだ。いい思い出だ。

私の両親は 私とお兄ちゃんが 小学生の頃 毎年夏休みになると 車にテントを積んで日本各地を周るという旅を計画してくれた。幼い頃は 「たまには旅館に泊まりたい」などと思っていたが、 今思うと 忙しい仕事の合間の短い夏休みを使って 一日中運転して 寝るために毎日テントを組んで また夕飯もキャンプ場で作ってくれ そんな風にして 日本全国連れて行ってくれた両親は 本当にすごいと思うし、尊敬する。
小さかったから 覚えていない場所もあるけれど 本当にいい思い出だ。
自分が親になったら 絶対そういうことを子どもにしてあげたいと思えるような 思い出を持たせてくれたことは 本当にありがたいと思う。

10年以上時を得た 家族旅行だったけど あの頃より少し大人になって当時を振り返ることもでき とてもよかった。 楽しかったなー!

家族そろって珍道中

2005-08-06 23:02:03 | Weblog
(the diary of Aug 6-7)
ええい もう 日本語だー!!
10年ぶりくらいに 家族で旅行しようということで とりあえず 父の単身赴任先の静岡県に行った。運転手は私。初高速。「あんたの運転なんて、怖くてたまらないわ!」とか行っていた母は 後部座席でぐっすり寝ていた。
実は わたしは徹夜明けだったが それがバレると運転させてもらえないだろうから ウルフルズとビートルズを大音量でかけて 大音量で歌って運転して ハイテンションで3時間をやりきった!
父の単身赴任先につくと ピンポンダッシュの勢いでインターホンを押しまくってみた。
「心配してたよー」と言う父だが 誰がどう見ても今起きたという風貌だった。

一眠りして バーベキューをしに行く。夏だというのに曇り空。
しかも目的地では 宿泊客しか バーベキューができないというではないか?!
この大量の肉はどうするのか?! 無計画!!
とりあえず 湖畔を散歩して 家族で アラレちゃんの真似をして写真をとって 別のキャンプ場に行く。
幸いそこでは デーキャンプ可能とのことだったが 夕方5時までと決まっていて、残り2時間もない!
大慌てで支度をし 焼く。食べる。焼く。食べる。食べる。
森林の中のキャンプ場はとても気持ちがよくて、川辺なのでとても涼しい。
食後は スピーカーから流れるビートルズを聴いて のんびりする。わたしは 釣り橋などで一人遊んでいるフリをしながら 片付けをさぼってみたが 見つかって手伝う。
その後は やきそばで有名な 富士宮に行って また食べる。
富士宮は 宇都宮 と 似ているねー でも 宇都宮は餃子!富士宮はやきそばだよ!
うまいんだなー これが!
ちょうど 富士宮では 浅間大社祭が開催されていて 活気がある。
境内を歩いていると はっぴを着たいなせな兄ちゃん 姉ちゃんが うようよ!
そう!神輿をかつぐのです!
どう見ても地元のヤンキーとしか見えない輩が さらしにはっぴ姿で 決めている。
っかー!かっこいいねー 祭大好き!神輿大好き!
とりあえず 神輿が出るまで待ってみることにした。
神輿はどうやら 町内や職場で各々が準備しているようで 全部で5グループはあった。
しかも 神輿に乗るのは ほとんどが女性!そしてなんと その神輿の上には 火が点される!火がつくと同時に 神輿を支えている男どもは 一斉に「わっしょい!わっしょい!」と神輿を揺らすので 上に立っている女達は 顔が火の中に入りそうになるのを必死にこらえながら 大声だしてしきっている。
「わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい」
わたしは なんだか もう 感極まって 涙が出るのを堪えるので必死だった。
こういう 緊張や 感情が 高まる場所に居合わせると その高まりが空気を通して迫ってきて ついつい私の体は 涙を流すという形で 共鳴しちゃうんだよなー 昔から。
とにかくこの祭は 熱い!是非見てもらいたい。

父の単身赴任先に帰ると さすがに腹いっぱいだったが 私の作ったケーキやら あんみつやら 結局何かしらつまんでいた。 
で、気が付いたら 家族全員 3部屋しかない部屋で 一人づつ寝ていた。
わたしの寝る場所がなーーー一いっ(`◇´)!
仕方なく リチャードホールを見ていると 父母も起きだして 一緒に見て笑う。
しかし テレビが終わるとまた 先を越されて寝られてしまった。
寝る場所はーーーー! とりあえず 今まで座っていたリクライニングシートの下あたりで寝てみた。 ね、眠れん。。。。
しかも みんな イビキうるさいっ!
そうして 今日も眠れぬ夜を過ごすのであった。