年末年始を古里や行楽地で過ごした人のUターンが3日、ピークを迎えた。新型コロナウイルス禍前ほどではないものの、駅や空港は混雑が見られ、久々の遠出を楽しんだ人々が笑顔で行き交った。ただ新変異株「オミクロン株」が全国的に確認されており、今後の感染拡大を懸念する声も聞かれた。
JR各社によると、東海道新幹線上りの3日午後の指定席はほぼ満席。東北、上越、北陸の各新幹線も一部列車で自由席乗車率が100%を超えた。
全日空は先月24日時点で、同25日~今月4日の国内線予約数が113万7千人と、20年度比で約1.5倍となった。