白山火山帯

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京都の地下鉄、手動運転でピタリ停車 「自動では物足りない」節約で苦肉の策も運転士には好評?

2020-10-19 07:28:29 | 日記

京都の地下鉄、手動運転でピタリ停車 「自動では物足りない」節約で苦肉の策も運転士には好評?

京都の地下鉄、手動運転でピタリ停車 「自動では物足りない」節約で苦肉の策も運転士には好評?

ホームドアの前でしっかり停車する地下鉄烏丸線。運転士の腕で止めている(京都市中京区・烏丸御池)

(京都新聞)

 京都市営地下鉄烏丸線の烏丸御池駅で電車を待つと、転落防止用のホームドア前でピタリと止まる。自動で停車しているのかと思いきや、実は「運転士の腕」で止めているのだ。

 全17駅でホームドアのある東西線は1997年の開業から、車両にATO(自動列車運転装置)が装備され、発進から停車まで自動運転される。手動だと停車位置がずれる恐れがあり、ダイヤが乱れるためだ。全国的にもホームドアとATOはセットで整備するのが通例となっている。

 一方、81年開業の烏丸線では長らくホームドアはなく、2011年に国から設置を求められた。交通局は悩んだ。ATOを導入すれば100億円近い費用が掛かる。多額の借金を抱える局にそんな余裕はない。「運転士に頑張ってもらおう」ということになり、ATOなしで14〜15年、昇降客の多い京都、四条、烏丸御池の3駅に設置された。

 ただ、停車位置から70センチ以上ずれるとドアは開かない。このため、3駅の先頭部分の壁面に目盛りが貼りつけられ、運転士はそれを見て止めている。東西線に比べ負担は大きいが、同局は「『自動運転は物足りない』と言って、烏丸線を希望する運転士も少なくない」。

 経営難を運転技術で乗り切ろうと生まれた烏丸線のホームドア。利用客のみなさんも正確に停車した際には、心の中で拍手を送ってください。


未来の自動運転トラクタが「カッコ良すぎる」とネットで話題…まるでトランスフォームしちゃいそう! 2020/10/18 20:05

2020-10-19 07:21:00 | 日記

未来の自動運転トラクタが「カッコ良すぎる」とネットで話題…まるでトランスフォームしちゃいそう!

未来の自動運転トラクタが「カッコ良すぎる」とネットで話題…まるでトランスフォームしちゃいそう!

未来の自動運転トラクタが「カッコ良すぎる」とネットで話題…まるでトランスフォームしちゃいそう!

(まいどなニュース)

未来の自動運転トラクタのコンセプトモデルがカッコ良すぎるとSNSで話題になっています。まずはともあれ写真を見てください。…まるでSF映画に出てくるロボットみたい。いざというときにはトランスフォーマーみたいに変形しちゃいそうじゃありません? こんなトラクタが田畑を走り回り、日本の農業を危機から救ってくれる時代が来るかもしれないなんて…みなさん想像するだけでワクワクしちゃうようです。

農機具大手・クボタが1月、未来農業のビジョンを表すために発表した「コンセプトトラクタ」です。同社は10月6日、米国の半導体メーカー・NVDIA(エヌビディア)と、農業機械の自動運転を実現するために提携すると発表しましたが、その際にこのトラクタの写真も紹介され、未来を感じさせるデザインがTwitterなどで注目を集めていました。

日本の農業は高齢化に伴って働き手が減る一方、経営効率化のため規模の拡大が進んでおり、省力化と作業効率の向上を高める「スマート農業」の実現が求められているそう。同社では2017年に自動運転のトラクタを販売するなど、技術開発を進めてきたといいます。

今回のコンセプトモデルが目指したのは、人工知能や電動化技術などが備わった、完全無人の自動運転トラクタ。作物を収穫するまでに必要なあらゆる仕事を、AIの学習効果によって進化しながら、最適なタイミングで行えるようにするといいます。

そんなトラクタのデザインは、これまでの農機具のイメージとは大きく異なるもの。SNSには「何これカッコ良い」「凄いの来た!」といった声が続々と。こんな機械が登場しそうな映画やアニメ作品をツイートする人や、無人運転にもかわらず「むしろ乗りたい」「コックピット作ってほしい」と熱望する人もいました。

トラクタについて、クボタの広報担当者に聞きました。

―とてもカッコ良いデザインのトラクタですね。

「設計やコンセプトづくりなど社内で行いました」

―とてもメカニックで「戦隊ロボのよう」との声もあります。どうしてこんなデザインになったのでしょう。

「農業機械はあくまで作業機であり、仕事を全て任せられる頼もしいマシーンとしたいと考えました。ただし、近寄りがたく威嚇するようなカタチではなく、とても豊かな曲線・優しいフォルムで包んでいます。実物を見ていただくと、その流麗さを実感じていただけるかと思います」

―どのあたりが頼もしいマシーンを感じさせるデザインなんでしょうか。

「昔の農家には必ずいた『牛』を意識しています。とても大切にされ、愛されていたと聞きます。我々はその牛の存在を、トラクタデザインに投影しています。牛の無駄のない肉付きや踏ん張る姿勢は、とても魅力的であり、常に造形のヒントにしています。コンセプトモデルのフェイスは、牛をモチーフとし、力強さと親しみを込めています」

―確かに…あらためて見ると、牛のようなあふれるパワーが伝わってくる気がします。

「デザインを進める上で、最もこだわったポイントは、60年前に発売されたクボタトラクタ初号機である『T15』のオマージュです。クボタトラクタのDNAを受け継ぎ、そして未来に向け、見る人の心がワクワクするようなプロダクトを目指しました」

―確かにこんなトラクタが身近な田畑で動く世の中を想像すると、胸が高鳴りますね。ちなみにこのトラクタは実際に無人で動くことはできていたのでしょうか。

「実働にはまだ時間がかかります。あくまでコンセプトモデルです」

―このデザインのトラクタが今後販売される可能性はあるのでしょうか。

「実販売するまでには、法整備,インフラ整備も含め解決すべき課題が多数存在し、このままの姿での販売は非常にハードルが高いです。ただ、デザインにおいては現在販売されているトラクタで既に織り込んでいる要素もあります。コンセプトモデルは、単発・一過性のものではなく、あくまでクボタトラクタの過去、現在、未来へと繋がりを持って取組んでいる一端と考えています。今回の提案で各所からいただいた様々な意見、評価を真摯に受け止め、これからの開発に反映させていきたいと思っています」

   ◇   ◇

現在このトラクタは、同社のトラクタ・産業エンジンの生産拠点のひとつ・筑波工場の建物内に展示されているそう。同工場を見学する機会があれば、実物を見ることができるかもしれませんね!

(まいどなニュース・川上 隆宏)