クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

安中・アイリスの丘訪問 R- 1 - 7- 3

2019-07-04 09:58:29 | 安中・松井田
安中・アイリスの丘の開花状況が「ヘメロカリス6分、ダリア満開
多重咲桔梗2分」になった。爺イはこのメインのヘメロカリスoo分咲き
の表現は誤解を生むのではないか? との懸念を持っている。

ヘメロカリスは別名「day lily(デイリリー)」といわれるように、
個々の花の寿命は短くて一日で萎んでしまう。一本の花茎から凡そ
10~30個の蕾をつけ、一斉には咲かないで時期がずれて開花するので
「早咲き・中咲き・遅咲き・返り咲き」と表現される事が多い。
名前のヘメロカリスもギリシア語で「一日」を意味する「へメロ」と
「美」と言う意味の「カロス」の2語から来ているとの事。
だからこの花には一斉に開く意味合いの「満開」と云う言葉は
適当ではなく6分とは蕾が6分程度まで消化された程度の事で
この頃に一日の花数が最高点とすれば6分で「満開状態」と云える。
それにユリ科ワスレグサ属の宿根草でニッコウキスゲ、ノカンゾウ、
ヤブカンゾウ、ユウスゲなどの野生種が、その仲間であるが
一般にはそれらから品種改良した園芸品種を全てヘメロカリスと
云うと聞く。
因みに解説に拠ると宿根草(しゅっこんそう)とは一度植えると、
毎年必ず花を咲かせてくれる植物を指すらしい。

さて、アイリスの丘は安中市中後閑にあるが拙宅からは左程
遠くではないので短時間で訪問できる場所。
案内では国道18号の「高別当」から県道48・216号線を経由して
後閑小を目指すとあるが爺イのルートは碓氷病院入口から県道
125号線で大日方経由の後閑小の道を採る。

園内では様々な花に迎えられるが咲き終えたジャーマンアイリス園
が大規模植え替えがされていた。株が巨大化し過ぎたので小分け
にして植えなおしたそうだ。
肝心のヘメロカリスの様子はyoutubeで。

ヘメロカリス 2019


ここの特徴は小種大量栽培で多種少量を特徴とする伊勢崎の
ヒロコドリームガーデンとは趣を異にしているが共通しているのは
ピュアなホワイト・ブルーの花が全くない事だ。昨今、絢爛たる
色彩を誇るジャーマンアイリスやホワイト・ブルーが見事な
紫陽花に慣れた目で見ると黄・赤・オレンジ・茶・ピンクが
主体のヘメロカリスは何となく地味。
現在、アメリカでは品種改良が盛んで、毎年様々な新品種が
発表されていて、その改良品種は想像できないほど派手な
ものが多いと聞くので何れそれらの輸入でホワイト・ブルー種も
見られることだろう。

敷地の一部にダリア園、名前の分かるものだけを収録。

アイリスの丘ダリア


秘かな楽しみだった多重咲桔梗は情報通り2分程度の開花だったが
絞りを含めて何枚かの画像はゲットできた。
(サムネイル写真は左クリックで拡大、左上の左向き矢印で元に戻る。)

 

機会があったら閉園か7/15となっている伊勢崎のオープンガーデン
に行って見たい。

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