クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

七輿山古墳の桜は終盤  R- 6- 4-15

2024-04-16 09:38:20 | 高崎・甘楽・藤岡方面
本日は予定通り運転免許証の更新日、指定時間通りに出向いて
約45分程度で新免許証を受領したが次回は2027年4月になり
その時爺イは94歳、従って多分今回が最後の更新となる。

上空は霞程度の薄雲があるが日差しは程々にあるので
そのまま、藤岡の七輿山古墳へ向かう。
城南大橋を渡り寺尾からr-30で南下、鏑川を渡って直ぐの落合を
右折すれば僅かの距離で「七輿の門」。

駐車場から眺めると何となく花の色に冴えがなく葉も出始めて
いるらしく終盤を感じさせる雰囲気。周りの人影も疎らなのが
頷ける。



ここの古墳は下の図のような前方後円墳で国指定史跡になって
いる全長146mで6世紀前半の構築とされる。
「七輿」の名前は甘楽・吉井・藤岡に広く伝わる羊太夫伝説に
由来することは周知の事だが周辺には「白石古墳群」として
22基の古墳が確認されているから渡来した先進文明人たちの
事績も色濃く残っているのだろう。



桜見物の前に墳丘に登ってみるとまず定番の角柱六地蔵が
出迎える。



その奥に独特の雰囲気を伴って五百羅漢が並ぶ。全体の
様子はこのyoutubeで。

七輿山古墳五百羅漢


仏体の全ては首が欠落している。想像するに過去の廃仏毀釈の
被害に違いない。新生明治政府は「神仏分離令」を公布し
祭政一致・国家神道の確立を計ったがこれを契機として
廃仏運動が大衆運動化して多くの寺院・仏教関連石造物が破壊
されるという「文革」まがいの事が起きていたのだ。



墳丘の上に登ると「文化財を大切に」の注意看板の所に釈迦三尊像が
東向きに立っているが正面から撮るには崖の淵に回り込ま
なくてはならず態勢維持にやや苦労。




中央に蓮華に乗った釈迦如来、脇侍の文殊菩薩はその右で
獅子に乗り同じ脇侍の普賢菩薩は左の象に乗っているが
三体とも五百羅漢と同じく首の部分は破壊されて欠落している。



肝心の桜の様子はこんな程度。

七輿山古墳


9勝8敗 2分 (04/20)現在首位と1.0ゲーム差3位 4位と1.0ゲーム差
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