![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a8/0928e4573b14e45ab107d7ff68f78f91.jpg)
渋川市の「市の花」がアジサイだと云うだけあってアジサイの
有名処が渋川市内に5か所ある。「小野池アジサイ園」「眞光寺アジサイ寺」
「渋川市総合運動公園」「金井スカイランドパーク」
「北橘愛宕山ふるさと公園」など。
その内、今日は小野池と真光寺を訪ねた。何れも満開前の感じだったが
そこそこに満足感があった。
小野池アジサイ園
解説によるとこの小野池の由来は今から150年前の天保年間に
時の名主であった小野沢平左衛門が構築。稲作が盛んなこの地で
田植え時の用水は近くを流れる平沢川だけでは、
水量が少なく、農民は水不足に困っていたので小野沢平左衛門が
水不足の解消のため貯水池を造りこれにより、
水不足は解決されたのでその徳を讃えこの貯水池に小野池の
名を付けたそうだ。又、この地が北面傾斜が多いため、市の花である
「あじさい」の植生に適していることから、多くの方達の協力で
あじさいを中心とした公園造りを進め、今では約8,000余株とか。
高崎市内から渋高線バイパスで北上、石原で県道35号線に乗って
左折し、藤ノ木東で市役所通りに入って再び左折、市民会館先の信号手前
左が現地。駐車場所は無いので斜向かいの西友ストアに駐車。
車道を渡ると目立つ所に大きな看板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8b/c54ff44774ef16f390ba7f3dbd0d0a5b.jpg)
園内の案内はこんな形。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c6/88b1e7f6baf4a6a04f7d1f0f3cd21978.jpg)
平沢川沿いの斜面には縦横に遊歩道が設けられていて周囲は
紫陽花一色。未だ色が付いていない花も多数あるので満開は
7月に入ってからかもしれない。
園内の様子はyoutubeで。
小野池アジサイ園
園内最上部に小野池。俗に良珊寺の堤、又は入沢の堤とも
言われ、今は静まり返っているが釣り場にもなっているそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/63/c1a6a368d42d8442298cb622dcc4baee.jpg)
石碑も幾つかある。
左大臣橘諸兄(755年奈良時代)の歌碑
あじさいの 八重咲く如く やつ世にを
いませわが夫子(せこ) 見つつしのばん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/db/a549299225a1679ad76d5b0ae7321bfa.jpg)
松尾芭蕉(江戸元禄年間)句碑
紫陽花や 帷子(かたびら)どきの うす浅葱(あさぎ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/80/e1fff16c02aa1dc602448d76790e703f.jpg)
泉鏡花「森の紫陽花」から文学碑
現に見ゆるまで美しきは紫陽花なり。其の浅葱なる、浅みどりなる、
薄き濃き紫なる、中には紅淡き紅つけたる、額といふとぞ。
夏は然ることながら此の邊分けて多し。…紫陽花の花盛なり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e8/6bc0972540d34531aeb704304d587ad7.jpg)
西の端に入沢阿弥陀堂跡の標柱と隣に馬頭観世音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/eb/99f3b34dae28859025afb7dfc37d717f.jpg)
阿弥陀堂跡には教育委員会の表示が無いから文化財
指定ではないのかも知れないが「入沢史跡保存会」の標柱。
「入沢家本家が庵主」との記録があるそうだから
入沢家による阿弥陀堂設置らしい。
一方、馬頭観音は資料に拠ると上郷の旧家・堀口家の
設置との事。
以上で切り上げて次の真光寺に向かった。
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有名処が渋川市内に5か所ある。「小野池アジサイ園」「眞光寺アジサイ寺」
「渋川市総合運動公園」「金井スカイランドパーク」
「北橘愛宕山ふるさと公園」など。
その内、今日は小野池と真光寺を訪ねた。何れも満開前の感じだったが
そこそこに満足感があった。
小野池アジサイ園
解説によるとこの小野池の由来は今から150年前の天保年間に
時の名主であった小野沢平左衛門が構築。稲作が盛んなこの地で
田植え時の用水は近くを流れる平沢川だけでは、
水量が少なく、農民は水不足に困っていたので小野沢平左衛門が
水不足の解消のため貯水池を造りこれにより、
水不足は解決されたのでその徳を讃えこの貯水池に小野池の
名を付けたそうだ。又、この地が北面傾斜が多いため、市の花である
「あじさい」の植生に適していることから、多くの方達の協力で
あじさいを中心とした公園造りを進め、今では約8,000余株とか。
高崎市内から渋高線バイパスで北上、石原で県道35号線に乗って
左折し、藤ノ木東で市役所通りに入って再び左折、市民会館先の信号手前
左が現地。駐車場所は無いので斜向かいの西友ストアに駐車。
車道を渡ると目立つ所に大きな看板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8b/c54ff44774ef16f390ba7f3dbd0d0a5b.jpg)
園内の案内はこんな形。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c6/88b1e7f6baf4a6a04f7d1f0f3cd21978.jpg)
平沢川沿いの斜面には縦横に遊歩道が設けられていて周囲は
紫陽花一色。未だ色が付いていない花も多数あるので満開は
7月に入ってからかもしれない。
園内の様子はyoutubeで。
小野池アジサイ園
園内最上部に小野池。俗に良珊寺の堤、又は入沢の堤とも
言われ、今は静まり返っているが釣り場にもなっているそうだ。
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石碑も幾つかある。
左大臣橘諸兄(755年奈良時代)の歌碑
あじさいの 八重咲く如く やつ世にを
いませわが夫子(せこ) 見つつしのばん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/db/a549299225a1679ad76d5b0ae7321bfa.jpg)
松尾芭蕉(江戸元禄年間)句碑
紫陽花や 帷子(かたびら)どきの うす浅葱(あさぎ)
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泉鏡花「森の紫陽花」から文学碑
現に見ゆるまで美しきは紫陽花なり。其の浅葱なる、浅みどりなる、
薄き濃き紫なる、中には紅淡き紅つけたる、額といふとぞ。
夏は然ることながら此の邊分けて多し。…紫陽花の花盛なり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e8/6bc0972540d34531aeb704304d587ad7.jpg)
西の端に入沢阿弥陀堂跡の標柱と隣に馬頭観世音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/eb/99f3b34dae28859025afb7dfc37d717f.jpg)
阿弥陀堂跡には教育委員会の表示が無いから文化財
指定ではないのかも知れないが「入沢史跡保存会」の標柱。
「入沢家本家が庵主」との記録があるそうだから
入沢家による阿弥陀堂設置らしい。
一方、馬頭観音は資料に拠ると上郷の旧家・堀口家の
設置との事。
以上で切り上げて次の真光寺に向かった。
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