そろそろ、榛名の低山にも雪が降りかねない季節になった。
その前にこの時期の恒例になった湖畔近くの一回り。まあ、少し早いが
年末挨拶の様なものだ。
R-126で少々濡れた路面に凍結の心配をしながら湖畔からヤセオネ峠。
渋川側に少し入った空き地に駐車(10.23)。先ずは臥牛山。
破損しているのか?表示を消したようなこの看板からスタートだが
案内のある標準路ではなく別ルートを採るために県道に沿ってミヤコ笹の
原に突っ込む。臥牛の東に延びる尾根末端を探るためだ。
百㍍も行った時、突然に笹が無くなり直線の落ち葉の道が現われ、
その先に小さな尾根の流れ。
着いて見たらあれっ 見たことのある道標。何だ標準路と合流か?
尾根にあるこの剥げた道標も記憶にあるが同じもの?
僅かの登りで大岩、左へ回る細道で迂回して何時もの上り口から
這い登り岩尾根を進む。
新規に「すかいさん」サインの標識が加わっているが
御馴染みの二つは健在。KQAなるコールサイン風の裏書き込みは重鎮さん?
猫吉さん? それともサルさん?
西側には榛名湖が微かに見える。
僅かに冠雪したのは白根方面だろう。
東南には雄岳と左に水沢山が僅かに頭を出す。雌岳はすっぽりと雄岳の
陰で全く見えない。
一番近くが真西の烏帽子ケ岳。
南の相馬は逆光。
東遥かに赤城山。
さて、次の目標は伯耆山、臥牛から北に向かって崖を滑り降りて
南北に100mの長さで横たわる台地に向かう。崖は頂上からは約40mの落差が
あるが大岩の所まで少し戻ってから降りるのが要領。立木に掴まっての
滑り降りは藪山の醍醐味。
台地の南端に登るとこの古い石柱。ここは地形図上は境界線もないので
昔の字境界かな。
台地の北端から下り始めると直ぐに尾根別れ、右は高根展望台に達する
ので左を選択、倒木・枯れ枝の荒れ稜線を行き、この爺イマークで
北西に向かって等高線9本の大下降。
正面に目的の山が見えるが1154mなので台地より50mも低い。
鞍部につくとここにある隠れた名所の楓の紅葉は既に終わりで残念。
ここから標高差は僅かに50mだが直線距離が80m強なので一寸厳しい。
いつもは右に逃げて杉林から行くのだが、今日は試しに左回り。
直ぐに大岩、右側をすり抜け。
直ぐに第二の岩、これも右に回ると杉林ルートと合流して雑木密生の
頂上。樹間からの展望はあるが写真にできる程度ではなく眺めるだけ。
頂上標識は全員無事、今年もこのまま厳しい冬の強風に耐える事に
なるだろう。
一呼吸置いて次の目標に向かう。北に下りれば五万石登山口近くで
蛇ケ岳林道に達するが、今日は北北西への尾根を下る事になる。
尾根に達するまでが大変。つつじ科の潅木がびっしりと横に枝を
張っているので立っては歩けない。途中までは殆ど腰を下して隙間に
体を斜めに頭から押し込んで進む。北西に方向が決まるまで右へ右へと
回り込む。道はおろか、踏み跡もないので右の五万石と左の烏帽子とで
角度を測りながら尾根を感じるまでつつじの下を這いまわる。
こんなのに遣り甲斐を覚えるようでは爺イも殆どビョウキ。
やがて伐採尾根に出ると峠は近い。この峠は右へ下れば蛇ヶ岳林道。
峠からの目標は直進のこの痩せた岩尾根。等高線は僅かに3本だが
踏み跡無しの際どい岩尾根なのでフラッときたら一巻の終わり。
尾根分岐を左に進むと岩が見える。これが「獅子岳」、旧「伊香保町図」
では1044.6mで山名も記載されている。
岩隗の南に一人分位の僅かのスペース、本日の爺イ。昨年11月に
新調した標識も健在(12.37-12.49)。軽食と休憩。
目の前の烏帽子は完全な梯形。
北の五万石は紅葉も終わって何となく締らない山容。
遥か彼方に赤城の山々。
東南にさっき下りてきた伯耆山、真中が1200m台地、右の小さいのが
臥牛山。
次ページへ続く
その前にこの時期の恒例になった湖畔近くの一回り。まあ、少し早いが
年末挨拶の様なものだ。
R-126で少々濡れた路面に凍結の心配をしながら湖畔からヤセオネ峠。
渋川側に少し入った空き地に駐車(10.23)。先ずは臥牛山。
破損しているのか?表示を消したようなこの看板からスタートだが
案内のある標準路ではなく別ルートを採るために県道に沿ってミヤコ笹の
原に突っ込む。臥牛の東に延びる尾根末端を探るためだ。
百㍍も行った時、突然に笹が無くなり直線の落ち葉の道が現われ、
その先に小さな尾根の流れ。
着いて見たらあれっ 見たことのある道標。何だ標準路と合流か?
尾根にあるこの剥げた道標も記憶にあるが同じもの?
僅かの登りで大岩、左へ回る細道で迂回して何時もの上り口から
這い登り岩尾根を進む。
新規に「すかいさん」サインの標識が加わっているが
御馴染みの二つは健在。KQAなるコールサイン風の裏書き込みは重鎮さん?
猫吉さん? それともサルさん?
西側には榛名湖が微かに見える。
僅かに冠雪したのは白根方面だろう。
東南には雄岳と左に水沢山が僅かに頭を出す。雌岳はすっぽりと雄岳の
陰で全く見えない。
一番近くが真西の烏帽子ケ岳。
南の相馬は逆光。
東遥かに赤城山。
さて、次の目標は伯耆山、臥牛から北に向かって崖を滑り降りて
南北に100mの長さで横たわる台地に向かう。崖は頂上からは約40mの落差が
あるが大岩の所まで少し戻ってから降りるのが要領。立木に掴まっての
滑り降りは藪山の醍醐味。
台地の南端に登るとこの古い石柱。ここは地形図上は境界線もないので
昔の字境界かな。
台地の北端から下り始めると直ぐに尾根別れ、右は高根展望台に達する
ので左を選択、倒木・枯れ枝の荒れ稜線を行き、この爺イマークで
北西に向かって等高線9本の大下降。
正面に目的の山が見えるが1154mなので台地より50mも低い。
鞍部につくとここにある隠れた名所の楓の紅葉は既に終わりで残念。
ここから標高差は僅かに50mだが直線距離が80m強なので一寸厳しい。
いつもは右に逃げて杉林から行くのだが、今日は試しに左回り。
直ぐに大岩、右側をすり抜け。
直ぐに第二の岩、これも右に回ると杉林ルートと合流して雑木密生の
頂上。樹間からの展望はあるが写真にできる程度ではなく眺めるだけ。
頂上標識は全員無事、今年もこのまま厳しい冬の強風に耐える事に
なるだろう。
一呼吸置いて次の目標に向かう。北に下りれば五万石登山口近くで
蛇ケ岳林道に達するが、今日は北北西への尾根を下る事になる。
尾根に達するまでが大変。つつじ科の潅木がびっしりと横に枝を
張っているので立っては歩けない。途中までは殆ど腰を下して隙間に
体を斜めに頭から押し込んで進む。北西に方向が決まるまで右へ右へと
回り込む。道はおろか、踏み跡もないので右の五万石と左の烏帽子とで
角度を測りながら尾根を感じるまでつつじの下を這いまわる。
こんなのに遣り甲斐を覚えるようでは爺イも殆どビョウキ。
やがて伐採尾根に出ると峠は近い。この峠は右へ下れば蛇ヶ岳林道。
峠からの目標は直進のこの痩せた岩尾根。等高線は僅かに3本だが
踏み跡無しの際どい岩尾根なのでフラッときたら一巻の終わり。
尾根分岐を左に進むと岩が見える。これが「獅子岳」、旧「伊香保町図」
では1044.6mで山名も記載されている。
岩隗の南に一人分位の僅かのスペース、本日の爺イ。昨年11月に
新調した標識も健在(12.37-12.49)。軽食と休憩。
目の前の烏帽子は完全な梯形。
北の五万石は紅葉も終わって何となく締らない山容。
遥か彼方に赤城の山々。
東南にさっき下りてきた伯耆山、真中が1200m台地、右の小さいのが
臥牛山。
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