クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

御巣鷹の尾根から大蛇倉山(2) H-22-9-11

2010-09-12 12:44:00 | 神流・上野村
道標から少し西側に小突起があるので登って見たら小さなケルン。



ここから西北への県境歩きが始まるがこの標識が随所にあるので
安心。



道は軽いアップダウンでこんな程度。



やがて「日航ノ頭 1922m」に到着、標識がひとつだけ、噂の
図根点風の金属票も赤札の見出し票も見つからず。
帰宅してから道標の下向き矢印が気になった。若しかすると日航ノ頭とは
ここから十メートル程の下方に見えた岩頭の処だったか?
金属票は大蛇倉と同じく岩に埋め込まれていたのかも知れない。
あの時、下降を怖がらずに岩頭まで降りるべきだったのかと悔やまれる。



ずっと下って鞍部から大蛇倉山への最後の登りでヘロヘロに
なる。



やっとのことで到着(11.46)。県境から丁度一時間だが
フツーの人は遅くても40分らしい。が、白樺と石楠花の大木に
囲まれ目印らしきものは何も無い頂上。
この行程は全体的に石楠花が稜線に極めて多いので花時期には浅間隠の
浅間温泉郷ルートを遥かに凌駕する花街道になる気がする。



ずっと東に回り込んだら標識二枚。取り敢えず昼食と大休止。






東南だけ開いていて遠くの山々。



少し西側に回ったら石灰石らしい白く輝く大岩。



立ち木に金属打ち出しの標識。



リボンに何か書いてあるが読み取れない。



その縁で本日の爺イ。



赤白ダンダラ棒の下に金属票。



眺めは最高。南佐久の南相木ダム(2005年完成)の「奥三川(おくみかわ)湖」



さっき通過した上野ダムの「奥神流湖」



その他、知らない山々。













大満足で下山に掛かる。県境の尾根道も倒木の山。



1922m峰から少し東よりで往路には気付かなかった道標。



登り返しに苦しみながらも県境着は13.06。



一呼吸置いて急降に掛かろうとしたら、何か後ろに嫌な気配。
振り向いたら古い苔むした切り株の処で黒衣の女の人が手招きしてるーー
と見えたのは錯覚。知らない山奥の一人旅は時々、神経過敏になる。



よくもこんな処を登って来たなと我ながら感心する凄い下り。
途中からのザラ場で尻餅三回。両腕打撲で痣が数箇所。
こんな腐った木に洞、何かの動物のねぐらかな。



膝がガクガクで座り込みたくなった頃、墓標地帯を通過、
吃驚するほどの大集団が巡回慰霊中、無理してしゃんとして
広場に帰着(14.00)してベンチに座り込む。

その後ろで風車が多数軽快な音を立てながら周っている。



上の方からはアメージング・グレイスの演奏が聞こえてくる。
暫くは時空を越えるような何とも不思議な感覚に捉われる。
駐車場着は14.34。満杯の車で観光バスも三台。航空会社関連かも
知れない。帰路は同じコースで無事に帰宅。

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2 コメント

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読み取れないリボンについて (フジオカT.K)
2010-12-13 19:41:01
はじめまして。いつもこのページを拝見しています。爺ィ様にはいつも感服いたしております。私も還暦を越えていますがいつまで登れることやら....。リボンの件ですがあれは私が付けたもので、写真では逆になっていますが2009,11,1と書いたつもりです。その日はそこから御巣鷹山までピストンでいってきました。大変つかれた思いがあります。爺ィ様にはいつまでも元気で頑張ってください。
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リボン (爺イ)
2010-12-13 21:19:25
フジオカT.Kさん
これは又、失礼。確かにリボンを上下逆にして
いますね。時々、山頂でお名前を拝見しております。最近では船ヶ鼻山で見ています。
この時はちゃんと写していますので
今回は御勘弁を。
http://blog.goo.ne.jp/gooyamachuu/e/116c3ef58c555bce6085f8e91654de07
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