クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

鼻高展望花の丘ヒマワリ  R-4- 6- 26

2022-06-26 20:26:10 | 高崎・甘楽・藤岡方面
鼻高花の丘で早くもヒマワリが咲いているとのkamehanaさんの
記事が伝えていた。ヒマワリは7-8月と予定していたので
先物見たさに鼻高へ、拙宅からは近いし猛暑と云っても
短時間なら大丈夫と決め込んで。
場所は「希望の丘」大看板の車道を挟んだ対面の
小スペースだがやや萎れ加減の花も輝いて見えた。
ヒマワリと言えば爺イの様な昔人間はどうしても
ウクライナを連想する。それはイタリアを代表する名優
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが
共演した「映画・ひまわり」の中のウクライナで撮影された
広大なひまわり畑の印象が強いからだ。
この花はウクライナの国花でもあり、いまロシアの
軍事侵攻に対する抵抗の象徴にもなっているので
何の支援も出来ない爺イはせめてyoutubeのBGMに
この映画テーマ曲をつかった。

鼻高花の丘ヒマワリ


帰路は往路と反対に東から丘を降りて「乗附緑地」へ。



ここのアヤメを見にいった時、東端に小さな睡蓮の池を
見つけていたので咲いているか確認。
緑地には「ヘラブナ専用」と「鯉専用」の二つの池があり
しっかり耐暑支度をした愛好家たちが集まっていたが
「ヘラ」も「鯉」そう簡単に釣れるものではないらしく
暫く見学していたが釣果が得られる気配はなし。



東端の池に着いたらここは花の姿は無く蕾さえ
見つからなくてザリガニ釣りの子供たちが数人
頑張っているだけ。緑地滞在数十分で退散。



映画ヒマワリ関連の蛇足
名優ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが共演し
監督は名匠ビットリオ・デ・シーカ。ヘンリー・マンシーニによる
甘く切ないテーマ曲にのせ、互いに思い合いながらも第二次大戦に
よって引き裂かれた夫婦の悲しき愛を描いたものだが長い間、
ひまわり畑のシーンは、ウクライナの首都キエフ(現呼称キーウ)から
南へ500キロメートルほどの今はロシア軍によって占拠されている
ヘルソンで撮影されたものだと言われてきた。
だがその後、関係者の証言などから調査が進み現在では
中部の都市ポルタワ近くにあるチェルニチー・ヤールと
いう村だとする説に固定されつつある。
ここはイタリアが派兵したエリアでソ連に捕虜になった者の
3/4が餓死・凍死し、撮影の1970年頃はひまわり畑にはその
犠牲者の墓地も多かった。
しかし、撮影場所が明らかになって遺族などが現地を訪れ、
遺骨の返還などを求められると、ソ蓮にとって非常に都合
が悪いのであえて、公開前にそれを知ったソ連はイタリア兵の
主戦場ではなかった南部ヘルソン州を撮影場所に仕立て上げ
チェルニチー・ヤール村周辺のイタリヤ兵墓地を全て
破壊したとの1989-1991年のソ連解体前の黒歴史が
あるーーとの事。

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