クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

再び榛名・旭岳 H-29- 9-29 

2017-10-01 13:31:49 | 榛名湖周辺
文句なしの快晴。先日霧模様のために見られなかった景観を
もう一度楽しみたくて近場の榛名・水沢山に行くことにした。
水沢山と云っても爺イの場合はよく知られた水沢観音からの
北登山コースではなく船尾滝経由で上野原林道・県有林標柱までの
標高差420mを登ってから西登山口に向かい山頂を目指すという裏街道で
帰路は北コースを下って水沢観音分岐を右折して林間を延々と歩いて
船尾滝駐車場に帰着する。

船尾滝駐車場に着いてから出発した途端にこの看板。どうやら
途中で崩落があったらしいが入口からは作業している気配は
全く感じないので身勝手ながら自己責任ということで林道に入る。



舗装の林道には確かに小砂利が溜まっているし道端には
取り除いた土砂が土手の様に積み上がっている。が、歩行には
全く影響はない。中盤で第一の崩落跡、林道を僅かに削って
谷側に崩れているが既に応急手当て済み。



更に進むと舗装が無くなり改修跡が生々しく剥き出しの路面。
下地は泥濘状態に近く未だ作業未完の様だが注意して進行。



最上部の階段の所は何の異常もなく何時もの通り。結局は中盤の二か所だけ。



その上の東屋周辺も問題なし。



やや荒れ気味の道で滝見橋の上から遠望。何時もはもっと
接近するのだが何となく逡巡してここで打ち止め。



早速、裏街道登山開始。東屋横から左手の小径に入る。入口に
石畳があるので何か意味があるんだろう。



直ぐに左に曲がって蜘蛛の巣を払い除けながら藪に入るが
よく見れば踏み跡が認められる。



進路にこんな石碑の様なもの。どうも墓名碑?らしい。



ここから右に曲がって尚も藪を分けると大石に刻んだ
雨乞いの刻字。これが小野関三太夫さんの事績の一つ。
周囲の岩に仏像の線刻彫りもあるが墨入れがされていないので
殆ど見分けられない。



付近の叢に三太夫さんの外孫に当たる前橋在住の実業家にして
篤志家の湯浅平吉氏作成の表示板が埋もれていたので
見やすい所に置きなおしたが固定する術が無いので
再び飛んでしまうだろう。



僅かに斜面を登ると再び林道の上部に合流して前進。



こんな道標があるのだからこのルートはかってはれっきとした
遊歩道だったのだろうが今や忘れられて廃道に近く、水沢山
マニアの方々が使っていただけらしい。



やがて林道の終点に到着。



左の道端に道標があり、表示は「見晴の森・伊香保森林公園」。何れも林道上野原線にある。



方向指示に従って林道から左の藪へ。



石垣の上の細い所をすり抜けて堰堤渡りに掛かる筈だった。



前を見て愕然、道もなく肝心の大堰堤が根こそぎ崩落して
谷に落ち込んでいる。一寸の刺激で崩れそう。
周りは断崖で回り道は見つからなく別ルートを探しても
無駄だった。



手の打ちようもなく諦めて駐車場近くに戻って水沢観音経由の
ルートとの合流点への脇道に行こうとしたらこの道も閉鎖。
で、水沢はツキがないと諦めて先日霧のため展望が得られなかった
旭岳へ性懲りもなく再び登ることにして榛名湖に向かった。



途中のカーブ23にある展望台に寄って大気の澄み具合を確認。久しく行っていない小野子三山が懐かしい。かって十二ヶ岳ですれ違ったマイミクのライオンさんは相変わらず
お元気であろうか?遠くに赤城、近くに伊香保温泉街。



先日と同じに沼の原駐車場から出発。僅かの距離で関東
ふれあいの道に合流して登山口。山頂は右手の最奥。



旭岳の山頂からは樹木が邪魔して西方面は見えないので
榛名湖を見下ろす情景は登山途中で撮る。

 

頂上は絶好の展望。



これらを動画で見るとこんな感じ。
旭岳よりの展望


本日の爺イ。休憩をしながら至福の時を過ごす。



景観を堪能してからワンパターンと自嘲しつつ榛名湖へ。
南岸に回ってバス停空き地から何時もながらの湖畔の景色。

  

そして再び動画。
初秋の榛名湖


湖畔を回ってラジコングループを探したが今日は集まっていなく
次の出会いを願いながら帰路につく。

本日出会った数少ない花々。


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