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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「国後、択捉」永久放棄で二島返還。これって国益か???

2018年11月26日 | Weblog

Eテレ朝の体操を終えて、各種ルーチンをこなし、薪を床下から運び込みました。

そんな午前7時の気温はプラス1度。

きのうジムで汗かいたこともあり、体調良好でござる。

昨夜から今朝にかけて、ご当地はけっこうな量の雨が降り、雪はどろどろに融けました。

今日は曇りのち晴れのお天気ですが、あすは曇りのち雨のお天気だ。

一旦融けてくれて、少しホッといたしますけど、「雪で成り立つご当地」ゆえ、心配にもなる月曜日の朝でござる。

さて、

今週号の週刊文春と新潮の両誌は、北方領土を巡る「安倍外交の罪」に触れておってまことに興味深いのでご紹介だ。

11月14日、プーチン大統領と23回目の首脳会談を行った安倍総理、その表情は高揚感に満ちておったそうな。

二島返還のめどがついたのか?

ようするに、歯舞、色丹の「二島先行返還」ってことで、これまでの「四島一括返還」という従来の方針を大転換したということらしい。

だけど、安倍さんは「拉致問題は最重要課題」と申してきたけど、こっちは1ミリも進んでいない。

安倍さんの大好きな外交、これといった成果は何一つないのが実情だ。

内政では、アベノミクスがうまく言ったという話もついぞ聞かない。

最近では金持ちが先行して豊かになり、富が庶民にしたたり落ちる「トリクルダウン」は成果など出ないという経済学者も出てきた。

安保法制とか、自衛隊の海外派遣とか、右寄りの方には嬉しい結果は出したけど、それだけだ。

残り3年で、拉致問題の解決や憲法改正も、どうやら難しいというのが世間の見方だ。

そこで出てくるのがニッポンの悲願「北方領土返還」ってことになる。

だけどロシアとの領土交渉の行方、そんなに甘いもんではないとみておるのが、保守系の文春と新潮の両誌なのだ。

ようは二島しか返還されず、国後、択捉は永久に放棄することになりかねないというのです。

「ロシアのメディアには先行返還などという言葉は出てきません。南クリルの引き渡し問題として報道されても、あくまで二島だけで、どう引き渡すのかが焦点」なのだそうな。

つまりは、二島の主権を含めて、「経済協力や安保、島民への補償交渉で長く複雑な条件闘争を挑んでくる」ことになるそうな。

しかも「二島先行返還ではなく『二島未満で幕引き』」だというのだ。

こんなことで、ネトウヨに代表される安倍さんの岩盤支持者は納得するのかというと、週刊新潮はこう伝えておる。

「安倍総理を支持する保守層の半分は四島一括返還の期待が裏切られたと反発するでしょうが、残りの半分は『安倍総理だから前進させられた』と受け入れ大きな打撃にはならないと思います」というのだ。

なるほどぇ~

旧民主党政権が二島返還だとか言い出そうもんなら、「売国奴!!」と大騒ぎしていたであろうと容易に想像されるのが右翼とネトウヨだ。

だけど、「保守層を納得させられるのは、保守の安倍総理だけですからね」とは政治ジャーナリストの鈴木哲夫さんだ。

なるほど!!

そんなこんなで、どうやら完全にプーチンペースで進んでおるのが二島返還交渉だ。

ロシア問題の専門家である木村汎(ひろし)北大名誉教授はこういう。

「交渉事でデットラインを決めるのは一番いけないこととされています。その上、安倍さんの方がプーチンより任期が短い。この男は焦っている、なにもせず条件を下げてくるのは安倍さんの方だと、プーチンに足元を見られている」は納得だ。

今回の領土交渉、文春は「安倍ファースト外交の罪」だとし、新潮は「プーチンの寝技に誘い込まれた安倍総理」と両週刊誌は否定的だ。

国益より「安倍ファースト」では困る。

プーチンの寝技でニッポントップが絞め落されるのも、なんだかなぁ~ と思う。

いずれにせよ、二島返還といっても、すっかり手の内はプーチンに見透かされ完全にあっちのペース。

二島返還でも、文字通りの「売国の所業」だけど、主権なしの二島返還では返還の意味すら怪しくなる。

焦りを見透かされて行う領土交渉は、国益を損なう暴挙なのだと申しておきましょう。