午前6時の気温は、19度。家の周りは段々と秋色に染まってまいりました。本格的な秋でござる。これで好天が続けば、いよいよ薪の取り込み作業でござるけど、ニッポンの天気、どうよ???
きのうのおぢ、丸一日、自宅でせっせと仕事しておりましたです。今週は、あっち行ったり、こっち行ったりで、散々遊んでしまって、丸々一週間というもの、運動もしておらんかったです。
身体を動かさないでいると、あちこちがギスギスする感じで、ちょいと困る。身体も重い感じがいたしまする。60歳を過ぎたじっちゃんは、筋肉をしっかり鍛えておかないと、あきまへん。
例えば、立ったまま、片足づつ靴下をはけないようでは、将来は寝たきりになるそうな。ようは足の筋肉が弱ると「寝たきり予備軍」ってこと。そんなことで、今夜は一週間のご無沙汰、ジムでジャブジャブ汗をかくことにいたしまする。
さて、東京都が「天然ガス発電施設」を4年以内に造る計画だそうな。ようは都営の発電施設を造って、電気を販売するってことなのじゃ。
で、障害となるのは、送電の問題じゃ。「発送電の分離」がないいまは、バカ高い送電量を東電に支払うことになる。東京都の動きは、そこに風穴を開けようってことらしい。
発送電の分離を待っておっては、「何も進まん」ってことで、ある種の見切り発車、ある意味、東電にケンカを売り、政府に発送電分離を迫る挑戦なのでござる。
まことに小気味よい!! 頑張れ東京都!! と申しておきましょう。
きのう昼のTV朝日「ワイドスクランブル」に出演しておった、猪瀬副知事によると、東京都は、都内の5ヘクタールの土地に250億円をかけて天然ガス発電施設を建設するそうな。
フクシマ原発を設置しておる土地は350ヘクタール、一方の天然ガス発電所はわずか5ヘクタール。建設費の250億円も原発の10分の1だそうな。
土地は狭くてよろしいし、建設費も10分の1、とりあえずいいことずくめじゃ。しかも、発電効率は58%で、原発の2倍、火力発電の1.5倍だそうな。
さらに天然ガスの埋蔵量はいま400年分あるという。石炭並みなのじゃ。それに加えてこの発電、ハイブリッドな発電だそうな。よくわからんけど。
これが稼働すれば、東京都にとっては、いわば電気の「地産地消」となる。長い送電線を使った送電は、効率がたいそうよろしくない。送電線が長ければ長いほど、電気は送電中にじゃんじゃんロスいたします。
電気は消費に近いところで生産するのが一番効率が良い。今回は、都内に発電所が建設されるわけでまことに結構。しかも東電の一社独占システムに風穴を開けるのじゃ。
過日の映画、「ミツバチの羽音…」ではないけれど、スウェーデンのように「原発で生産された電気」を買うのか「再生可能エネルギーの電気」を買うのか選択できるシステムに一歩近づく動きなのでござる。
ニッポンでも、電気を選択できるシステムになれば、その様相はがらりと変わりまする。例えば、食品会社なら、「わが社は原発を使わない電気を使用しています」と食品パッケージに書いて、イメージアップを図るだろう。
もちろん、一般家庭も再生可能エネルギーを使うところが増えて、原発は自然淘汰されまする。ここは原発ムラの論理ではなくて、資本の論理で原発が排除されるのじゃ。
ってことで、ここは東京都にエールを送ります。ここの知事には、いろいろ言いたいことのあるおぢだけど、いまは断固として東京都を支持するのじゃ。頑張れ東京都!! と申しておきましょう。
ホントはねぇ、クリーン北海道を目指して、我が北海道庁こそ、苫東あたりにこうした発電設備を設けるべきだろうけどなぁ。実態はというと、原発を推進する経産省の出身にして、その資金管理団体の会長は元北電会長というトンデモ高橋はるみが知事では、どもこもならん。
しつこいようだけど、経産省のパシリみたいな、こんなもんを知事にした道民の皆さまよ、「恥を知れ!!」と申しておきましょう。
ついでながら高橋はるみを北海道に呼んできたのは、あの鼻持ちならない二世議員「町村信孝」ってことも、よ~く覚えておいてほしいものでござる。
美しい大自然とクリーンで安全な農水産物を生産する我が北海道に、経産官僚のパシリとなって、原発推進するような知事だけは、もう御免こうむりたい。
おぢは、発電の多様化へ向け、まさに突破口を開こうという東京都に動きに、熱い声援を送るのじゃ。フレー!!フレー!! 東京都!!