午前中で、薪を地下に取り込む作業をほぼ終えた。
天気もよく、気持ちのいい一日に、アヘアヘ、ゼイゼイ言いながら孤独な作業を続けたのよ。
いつものこととはいえ、楽しい冬を前にして、しんどいかったわい。
前にも書いたか知らんけど、
親をいたわる優しい息子が「薪ストーブは、薪割りやら、なんだかんだと、たいへんだから、灯油ストーブにしなよ」と田舎の父親から薪ストーブを取り上げた。
つまりは、嫌がる親父を無視してスイッチポンで着火する「手間いらず」の灯油ストーブに変えた。
で、このじっちゃん、あっと言う間にボケた。
息子の「優しさが仇」ってわけ。
皮肉だね。
ことほど左様に、「楽」がよいわけじゃないね。
しんどいのも楽しみだったり、あれこれ作業を工夫したりと、それなりに創造力を働かせるのが、ボケ防止にはよいようだ。
「辛い作業を楽にする」ために様々な機械や道具を発明し、人類は進歩した。
だけど、都会のぢぢ、ババが、日がな一日することもなく、うだうだしておったら、あっと言う間に痴呆がやって来る。
昔はもっと痴呆老人が少なかった気がするけれど、どうだろね。
で、先週すい臓ガンが発見されたうちのババじゃ。
病院にいくと、看護師のめんこいネーチャンが囁いた。
「お母様、検査を拒否されて困ってます」
ようは検査、検査が嫌で嫌で、しかも管など身体の中には入れたくないのだそうだ。
で、「前の病院に帰る!!」と叫んでいるとのこと。
さらには「そんなことするぐらいなら死んだ方がまし」とまで言っておるそうだ。
参った、困った。
息子の言うことなら聞くかも、ってことで、一応は説得してみるものの、ボケも入っているせいか、聞く耳持たん状態。
おぢはあす、また病院に呼び出されるそうな。
ほんとに参った、困ったじゃ。