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-だ

2023-01-13 | まさごと

まるで正攻法の業師、その校正は受け身の請負を見事に果たすという編集には欠かせない作業となり、ただの攻勢ではなくなって、最初の読者になる批評者である。>資格は必要ではない。膨大な量の言葉や文章をチェックしていく集中力と体力、原稿内容のチェックのための知識が必要 と13歳のハローワーク https://13hw.com/jobcontent/02_03_12.html で紹介するが、言葉と文章と文脈の整合性とは、むずかしかろうに。雑誌単行書など作品が世に出るまでの仕 事だから作者側のもの、伝える言葉に伝えようとすることを載せる作者と編集者の間の定期航路になる。1文字で0.5円単価、作品はさまざま、しかし一つあたりに8千円と聞こえたかに思えて、となると4000文字の校正についての書き込みがあるのかどうか。とここでまた、校閲者の語が浮かぶ・・・その引き受け仕事が412ページとか、36万字とか聞こえ、聞き間違いがなければ4日で集中する羽目になって・・・

「縁の下の幸福論 〜校正者・大西寿男〜」
書籍や雑誌など、出版物に記されたことばを一言一句チェックし改善策を提案する校正者。並みいる作家や編集者から絶大な信頼を受けるのが、大西寿男(60)。『陸王』や『推し、燃ゆ』など話題となった数々の作品を支えてきた。柔らかな雰囲気ながら、ひとたびゲラと向き合うとまばたきも忘れ、ことばの海に潜り込む。小さな部屋で人知れず1文字の価値を守り続けてきた半生。大西と迷い込んだ、豊かで奥深い、ことばたちの世界。
https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/
プロフェッショナル 仕事の流儀
★1/13(金)夜10時~「校正者・大西寿男」 ”ことばの守り手”のプライド
>書籍や雑誌など、出版物に記された言葉を一言一句チェックし、改善策を提案する校正者。出版業界に欠かすことができない職人の世界で、並みいる作家や編集者から絶大な信頼を受けるのが、大西寿男(60)だ。大西にとって、誤字脱字の指摘は仕事のごく一部。物語に出てくる人物、舞台の地形、天候、推理小説のトリック、あらゆる言葉に矛盾がないかを調べつくし、作者が紡ぎだした「言葉の力」を引き出していく。その仕事ぶりは、芥川賞を受賞したベストセラー小説『推し、燃ゆ』の作者、宇佐見りんに「まるで探偵のよう」と言わしめるほど。丸めがねに柔らかな雰囲気をまとう大西は、ひとたびゲラと向き合うと瞬きも忘れ、すさまじい集中力で言葉の海に潜り込む。言葉の価値を守り続けてきた半生、大西とともに本の世界に迷い込んだ秋。


あるサイトに、次のように見える。
>校正者の時給の目安
Indeed(インディード)で検索可能なデータによれば、校閲・校正の平均時給は全国で1,361円、地域別では、東京都で1,620円、神奈川県で1,459円、大阪府で1,344円、福岡県で1,111円です。*²
校正者の求人数が多い出版社は、東京や神奈川などの都市部となっています。大手の出版社で昇進していけば、より多くの収入ももらえるようになるでしょう。
*²出典:平均年収、月給、時給及び求人検索件数は、求人検索エンジン Indeed にて検索可能なデータより抜粋(2022年5月現在)
https://jp.indeed.com/career-advice/careers/what-does-a-calibration-do


デジタル大辞泉「だ」の解説
だ[助動]
[補説]現代語「だ」は室町時代以来の語で、関西の「じゃ(ぢゃ)」に対し、主として関東で使われた。「だ」が用いられる文体は「である」とともに常体とよばれ、敬体の「です」「であります」と対比される。「だ」の未然形・仮定形は、動詞・形容詞・助動詞「れる・られる・せる・させる・た・たい・ない・ぬ・らしい」などの終止形にも付く。連体形の「な」は、形式名詞「はず」「もの」などや、「の」「ので」「のに」に連なる場合に限って使われる。

日本国語大辞典
>(一)(活用は「だろ(だら)・だっ、で、に・だ・な・なら・〇」。名詞・副詞およびある種の助詞ならびに、体言に準ずる語句に付く) 断定の助動詞。事物について、時・所・内容などを断定する意を表わす。
[語誌]((一)について)
(1)「にてあり」から出た「である」が、「であ」を経て「だ」と変化したもの。古例は抄物などの東国系資料に多く見られ、室町期に関東で成立したと考えられる。これに対し、上方では「であ」から「じゃ(ぢゃ)」が生じた。
(2)活用は、「だ」系統(「だろ(だら)」「だっ」「で」「だ」)と、「なり」系統(「に」「な」「なら」)とからなる。このうち、「だ」系統は、古くは終止形・連体形「だ」、連用形「で」しかなかった。未然形「だろ(だら)」(「だろう(だらう)」の形で用いられる)、連用形「だっ」(「だった」「だっけ」の形で用いられる)は成立が遅れ、初めは遊侠などの特殊な世界で用いられていたが、安永期には一般に広まったと考えられる。
(3)室町期以来、方言として、仮定形「だら」、連用形「なっ」と目される例がみられる。たとえば「滑・七偏人‐三」の「そんだら祭文(せへもん)を唄たがよかんべい」など。
(4)連体形「な」は、江戸時代以降は助詞「の」「ので」「のに」に連なる用法が主となり、「こと」「もの」以外の体言には連ならなくなる。たとえば、「滑・七偏人‐三」の「此処が貴君のお家なので御座いますか」など。連体形「だ」も、体言に連なる例が近世を通じて散見するが、やはり、助詞「から」「のに」や、助詞的な「こと」「もの」「ところ」などに連なる用法に限られていく。
(5)仮定形「なら」は接続助詞「ば」をつけて用いられるが、これは文語文法の未然形の用法を受け継いだものである。「ば」を伴わないで仮定を表わすのは、室町時代にはまれであるが、江戸時代になって多くなった。「四河入海‐七」の「徐州前任守傅欽之とのの時なら坐客ていらしむ舒堯文との幸に此にわたるか」など。
(6)終止形には、文節の末に間投的につく用法がある。その際、「ね」「よ」などを伴うこともある。たとえば、「不必要〈矢野龍渓〉三一」の「其時にダ、分らず屋の少年共が、胯を潜れと言ったって、喧嘩をする馬鹿はありアしないヨ」など。(7)「だ」を使用して早くから慣用化した表現に、敬語「お…だ」がある。これは、上方語の「お…じゃ(ぢゃ)」を江戸語風に言い換えたものとされている。たとえば、「雑兵物語‐上」の「刀を一筋御ゆるしだ」など。
(8)「ことだ」の形が「こった」となることがある。
[語誌]((二)について)
[二] (活用は「だろ(だら)・で・だ・〇・なら・〇」。用言および助動詞の終止連体形に付く) 断定の助動詞。用言の陳述をたすける。→だろう。
(1)もと、次の例のように、連体形の体言的用法を受けるものであったのが、のちに陳述を助けるものとなったと思われる。「害は殺すではない。其意見を言さまたげてそこなうそ」〔寛永刊本蒙求抄‐二〕など。
(2)仮定形「なら」については、近世以後、(一)の場合と同様、「ば」を伴わない用例が多い。「狂歌・後撰夷曲集‐一」の「さほひめのもし傾城をめさるなら与太郎月や知音ならまし」など。
(3)終止形は普通には用いられないが、近世以来、終助詞的なものとして、関東の方言に現われる。たとえば、「滑・浮世風呂‐二」の「なけ無の一ッてうらを着殺(きごろし)に着切て仕まふだ」など。
出典 精選版 日本国語大辞典


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